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アートガラス

金箔アートガラス完成(建築用店舗アートガラス)

金箔アートガラス完成(建築用店舗アートガラス)

金箔貼り、完成しました。

引き取りに来られて 無事に設置完了と連絡もらってひと安心。
このような工芸的なアートガラスは制作したものが設置も担当することが安心なのですが、今回はアートガラス業界では大手の会社の依頼なので、打ち合わせ、制作、納品、施工 すべてその専門が分担します。

この金箔アートガラスは細かいエッチングの模様が前面に入っており、あえて質感がある金箔の表現でした。

以前、金箔破れても とにかく貼ってゆく、と書きましたが、破れた部分は細かく金箔を重ねて できるだけ隙間なく、敷き詰めていきます。


こちらは1,5mx1,5mくらいのガラス。中央部分に貼っていくと腰が痛くなります。

全面敷き詰めたら真綿で超優しく押さえます。
真綿も静電気が置きにくい素材。フィレンツェの金箔貼りは真綿ではなかったような記憶がありますが、素材 忘れました。


ひっくり返してチェック。

ガラス素材で金箔貼りが厳しいのは、本来金箔は貼った面がメインなので状態がわかりますが、ガラスは裏面で金箔を貼るので、表面がどのようになっているかは最後でしかわかりません。

ホコリなどが入っていたりすると、また裏返して修正です。

ガラスの表と裏では金箔の輝く色は変化します。
金箔は変色しない素材なので、風雨が当たらなければ太陽光でも劣化しません。

その点、銀は変色するので、劣化しない銀はプラチナ箔を使わないとなりません。
プラチナ箔は金箔よりもずっとお高い。

箔が弱いのは擦られること。ですので裏面にはコーティングをしますが、それほど強いわけではありません。
この様ないろいろな制限があるので 取り付けも担当したいわけです。

だから誰でもわかるようにガラスに注意事項を大きく貼っておきます。


アートガラスの技法でベストスリーで金箔貼りは難しい、と書きましたがその他はガラスを平面で接着するもの、この平面接着の大掛かりなアートガラスは東京駅のステーションホテルのロビーに20枚ほど設置されています。

これも難しかった。

大きなガラスの家具も難しい。
考えるとガラスに接着するものは難しい、ということです。

もっと詳しく言うと、美しく接着することが難しい。

新年明けてすぐ取り掛かる予定のエッチングガラス、担当設計DA先生が金箔作業見て、一部金箔にしよう、となりましたが、もう感を取り戻したのでOKです。

来年は国内では途絶えてしまった金箔サインの復活をしたいとも思います。

海外ではかっこいい金箔サインがあります。そしてこの間読んでいた記事で金箔サインの作家さんが京都に工房開いたとありました。

我々は作家さんでなく、クラフトマン、職人なので建築で容易に使える価格での仕様を目指しますが、どの分野も作家さんの技法に劣るわけにはいきません。

言うなれば、表舞台に立つミュージシャンでなく、様々な曲をレコーディングするスタジオミュージシャンと同じ。

アメリカの「スタッフ」というバンド、もう数名亡くなっちゃたけれども、彼らのスタンスが30年前から好きなので このほうが性に合ってます。

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Posted at 2016年12月12日 20時05分22秒  /  コメント( 0 )

イタリアステンド設置 5 (建築用ステンドグラス)

イタリアステンド設置 5 (建築用ステンドグラス)

正面のイタリア、巨大ステンドを設置後、左右の壁に100年前のアンティークステンド、20枚設置です。

大きさは500x1500ミリと扱いやすいのと100年前のステンドを修復しての作業なので、万が一割れちゃってもまた修復すればいいので気持ち的にはこちらのほうが楽。
100年間で数十箇所、割れちゃってますので。

それに取り付け場所は高さ12mくらいなんで、上り下りもまだ楽。

と言っても、今回は70枚近いアンティークステンドの修復をTU君中心に進めているんで、彼もけっこう大変。
応援に入りたいけれども、各自担当の仕事でいっぱい。

修復の仕事だけでしたらまだしも、皆、他の仕事の制作や昼夜関係なく取り付けなどもありますので、めいっぱいな状況が続きます。

70枚のアンティークステンドの内容がわかっているのは、TU君ひとりなのでがんばっておくれ。設計もわからないほどややこしい状況。

他の職人さんが興味もって見にきます。
左のゆるきゃらの「ちっさいおじさん」見たいな人はかなり面白い人でした。チャペルの入り組んだ天井を作る方でしたが、仕事ぶりはやはりプロ。

このように見た目とのギャップで、仕事がすごい人って現場にはけっこういます。だからヘヴィーだけれども面白い。


制作や設置、打ち合わせの合間にこれからの仕事のサンプルを作ります。

今回はアメリカ人のデザイナー関連の仕事。イタリア人のあとはアメリカ人。オイラはどこの国の人でも若い頃から大丈夫。

言葉がわからないのだから、訳わからなくて当たり前、なので。
逆に日本の人のほうが言葉が共通なので失礼がないかなど、気になります。

これまた波のイメージのリクエスト。

仲の良いNS社のAD氏が大方イメージを固めてきてくれました。付き合いも25年ほどなんで当工房の仕事内容を把握しているんで、阿吽の呼吸です。

この波は以前に制作した平面から飛び出ているように見える波。

でもこれハンドカットがめちゃくちゃ大変ですが、できるととても評判呼ぶエッチングガラス。
錯覚でガラス平面から山なりで飛び出てきます。


そしてこちらは特殊ラバーでの波。水墨画的な表現。
アメリカ人はこちらのほうが好みかな?

来年の計画ですがどんなリクエストになるんでしょう?

というか、その前に今年中の仕事をなんとか乗り越えなくてはね。12月は倍のスピードで過ぎていきます。
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Posted at 2016年12月02日 19時48分05秒  /  コメント( 0 )

ガラスサイン(建築用ガラスサイン)

ガラスサイン(建築用ガラスサイン)

最近は表札や看板でガラス材が使われることが目立ってきました。

我々は主に建築用のガラスサインの依頼が多いですが、ガラスサインの留め方は大きく分けて2パターン。

ひとつは専用金物の化粧ビスで留める方法。
でもこの方法は大きいガラスサインの場合は強化ガラスにしなければ割れます。

二つ目は床や地面からガラスだけが出ている自立という方法。
重要なのは底辺の見えない部分、ここを金属でしっかりと作ってもらわなければきれいに安全に立ちません。

今回は高さは800ミリほどですが長さが4,7mあり、長いです。
4,7mの一枚ガラスは見たら「長っ!」ってなりますよ。


そのガラス中央に金属の切り文字を接着します。
デザイン的でしょうが、切り文字30ミリ各くらいと小さい。小さければ小さいほど接着レイアウトは難しくなります。いわゆる文字が「踊る」という現象が出やすくなります。
もう1mmずれたらおかしく見えてしまう。

ガラスと金属は接着の相性がいいので、しっかりとつきます。ただし金属の裏面はフラット状でなければなりません。

ガラスとステンレス、スタイリッシュ。


取り付け現場はマンションの入り口、エントランス部分。
目隠し状なので強化ガラスと強化ガラスの間には乳半フィルムが挟まっています。

高さがない分、まだ楽。
高いと作業は数倍、大変になってきます。

外装仕事の場合、雨は延期。天気を気にしての作業となり、雨で延期になると他の仕事に影響が出てくるんで、パニックパニック。


うわ〜、男くさそう。
特に外装関係はたま〜に女性がいるくらいですが、内装関係になると女性の職人さんもけっこう見かけるようになりました。

また他の職人さんの仕事を見ることは楽しいものです。自分の仕事のヒントにもなります。

このような場所をとるガラス材の場合は、工程や搬入時期など他の仕事の流れをみて段取りしないと工房内がガラスの交通渋滞になってしまいので、早くから段取りはしておかなければなりません。

でも仕事に追われるとなかなか理想通りにはいきませんもんね。

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Posted at 2016年11月15日 19時01分53秒  /  コメント( 0 )

ダルガラスアート(ヒューネラルアートガラス)

ダルガラスアート(ヒューネラルアートガラス)

一年の後半は月日の経つのがより早く感じます。この夏に制作しましたダルアートガラスの完成写真です。

ダルガラスは厚さが20〜30ミリと厚いためにキューブ状にきれいに磨くことがとても気を使います。でも決まればガラスが厚い分、重厚感、高級感が感じられ、唯一無二のオリジナルアートガラスになります。

接着しているベースのクリアガラスはこの場合は強化ガラスです。強化ガラスは専門のメーカーがあります。このメーカーのAD氏はガラス業界に共に20代で携わり、ともに冷や汗を流しまくった仲なので、いろいろと細かく動いてくれてます。感謝。

知り合った頃の若造もお互いに責任者だけれども、基本はあの頃のまま。お互いに責任が重くなっちゃっただけ。いや〜、若い頃は仕事で朝日、よく見たねぇ〜。


ガラスという不思議な素材は色も魅せられます。

常温で液体、加温させて気体、マイナス温度で個体が「水」、常温で個体、加温させて液体が「ガラス」。ですのでガラスそのものの定義は液体です。常温で固まっている不思議な液体。

この文を書いていたら、氷彫刻の世界からガラスの世界へと移った自分は、両方の素材を体でいやというほど体感してるんだにぃ〜、と思った。もういやっってくらいにね。


音符のステンド墓石と同じ場所ですが、こちらのデザイナーも女性のMJさん。

音符同様、女性らしいラインの軟らかさを感じる、めちゃくちゃ素敵な墓石。大理石ってこのような形に磨けるんですね。

これは裏側からの写真ですが、裏もこのようにクリアできれいです。

石の磨きをいつか見てみたいです。ガラスの磨きは素材が透明でけっこう硬く、もろいのでこのような一体型は出来ません。



様々な分野の仕事はとても興味あり、勉強になります。各分野の技、見ていてあきません。

金箔の仕事も決定したら、もう一度、金沢へ行って学び直そうかな、とも思います。今使用しているディズニーランド仕様の金粉のほうも、日本古来の金粉も使えるようになりたいです。

でも、時間が自由になるかが不透明。

これから、超難関で巨大なイタリアステンドの取り付け現場が動き出します。当初計画から現場はすでに2週間は遅れていますが、オープン日は動かないので内装関係者はみな、嵐の前の静けさ・・・

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Posted at 2016年11月02日 19時27分13秒  /  コメント( 0 )

金箔のアートガラス(建築用店舗アートガラス)

金箔のアートガラス(建築用店舗アートガラス)


金箔をガラスに貼る、という加工依頼がたまにあります。

基本的には金箔は表面を見るので、ガラスですと貼った面を見ることになり、金箔の裏側がメインになります。

この裏側ということが厄介なこと。表面ならば修正などかけていきますが裏面ですと修正は出来ません。

またテレビなどでやっているように、金箔はものすごく薄く、静電気ですぐにしわになるためにとても大変な作業。ですので限界があります。

その限界点を高くしての承認となるので、このようにサンプルを作って確認してもらう方法がベスト。

以前、金閣寺の修復作業で職人さんが外部で金箔を貼っていましたが、本を読んで金閣寺の金箔は通常の5倍以上の厚さがあり、大きさも4倍近いものでした。

ですので一枚あたり、とてもお高い。でもあの作業はすごいです。



ここ数週間、仕事の流れのひとつでイタリアから到着したステンドの枠入れ作業に終われました。51枚、無事に枠に入って固定しました。

大きさがワイド2mx高さ1mなので、枠に入る前はけっこうゆらゆらで運ぶのにはコツが要ります。


本日、取り付けの現場に行って、足場確認。



グフッ!

この鉄の森のような中をでかいステンド51枚、高さ20mから設置です。

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Posted at 2016年10月26日 19時56分11秒  /  コメント( 0 )

アシッドエッチング、ステンドグラス段取り中(建築用住宅用アートガラス)

アシッドエッチング、ステンドグラス段取り中(建築用住宅用アートガラス)

先週は制作段取りや現場下見打ち合わせで、あっという間に1週間が過ぎたように感じます。

まとまった仕事の期日がだんだんと迫っており、なにか追い立てられるような感じなので一日一日の段取りが予定通りに進まないと、けっこう焦りが貯金されていきます。


鹿児島からのリクエストのアシッドエッチングガラス、ベースの薬品処理を終えて返ってきました。

アシッドエッチングは合計4社ほどかかわりますので、これで2社分は完了。次は細かい柄のデザインをガラスに彫刻する準備です。

アシッドエッチングガラスはこのベースの薬品処理が出来るかどうかで決まるくらい、重要な仕様。ノーマルのくもり加工ではなく、4倍細かいシルキーなくもり薬品処理。

もっとも薬品会社はガラスに薬品加工をしてくれるだけなので、下準備はしっかりとしておかないといけません。
今回は透明部分の細かい花柄やBARの文字、ここは薬品がかからないように、また薬品漏れがしないようにしっかりとした順備をして出します。



ここ2〜3日、TU君中心で、そして担当仕事の合間に他のメンバーも手伝って、4羽の鳥のステンドグラスを制作順備中。

こちらはテレビ番組の「ビフォー・アフター」で設計のSP先生のリクエストで段取り中です。




大きな仕事やまとまった仕事の前に、気になる仕事の目途を付けておかないと、リズムに乗れませんので少しピッチを上げて、がんばるわけです。

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Posted at 2016年10月11日 19時22分18秒  /  コメント( 0 )

オリジナルガラス器

オリジナルガラス器


HRさん担当のステンドグラスが完成しました。

現在 100年前のアンティークステンドを修復中なので、現在のステンドガラス材との違いが良くわかります。

一般的には現在のステンドグラス材の美しさは最もですが、ガラス屋からすると汚れてはいますが100年前のガラス材のすごさにしばしば感心しています。

この時代前後はガラスを溶かすのなんて、石炭や国によっては木材を燃やして溶かしていた時代、素晴らしいガラス材を作ったものです。
北欧などでは 器ガラスで森林ガラスと呼ばれているものがありますが、ガラスを溶かすために伐採しすぎて山、死にかけました。

残念なことに現在ではガラスに限らず、再現不可能な材料はいっぱいあります。



先週仕事で行った、京都の祇園で偶然に見つけたポスターで、100年前くらいの日本刺繍の展覧会をやっていたので寄ってきましたが、びっくりするくらいの技法と技量。

細い刺繍部分などはくもの糸くらいでしたが、現在では絹をとるカイコの品種改良で太い糸しか出さないので、再現は不可能とのことでした。

この刺繍の様子は機会があったら載せます。まだ本が家に置きっぱなしなので。



UZさんから再発注のオリジナルガラス器。

今度は連結です。制作にあたり、マスキング状態はミイラのように全体ぐるぐる。




大きな丸い穴、これは彫刻でなければあけられません。

近年、ウォータージェットというマシンがあり、様々な形にカットできますが、このように穴とガラス小口の間が狭いと無理です。

ガラス小物は思ったよりも時間がかかるります。UZさんのお家、歯医者さんですがエッチングガラスやアートガラス、ガラス器など20年間でたくさん使っていただいています。

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Posted at 2016年09月29日 18時00分24秒  /  コメント( 0 )

ミラーエッチング(建築用店舗用エッチングミラー)

ミラーエッチング(建築用店舗用エッチングミラー)


ミラーの表面にエッチング彫刻加工です。

今回のミラーはダークミラーという濃いグレー色。もう黒に近いっぽい。

ミラーには クリアミラー、通常良く見るミラーですが、本当はクリアではなく少し緑ががっています。白い紙や服を映すと真っ白でないのでわかります。

美容院や高級服店ではそれではまずいってことでハイクリアなミラーを使っています。
顔や服も、より健康的に映えます。

あとはブロンズミラー、グレーミラー、そしてレアなゴールドミラー、もうそのまま金色のミラーです。レアなのでまず見ません、昼間は。

夜主体の高級クラブなどの装飾で使われます。でもゴールドミラーは超お高いので大量に使うことは稀。本当に高い。通常のミラーの10倍はします。

ハイクリア、クリア、ブロンズ、グレー、ダーク、ゴールド この6種類がミラーの主な種類ですが、ノーマルなクリアミラー以外はホームセンターなどでは売っていません。

そのような色のミラーは映す目的より、装飾的な目的が多いです。

数字がデザイン的にランダムに踊っています。なんか良い、って思っていたら時計メーカーの
「フランクミュラー」の店舗用でした。

フランク三浦ではありません。



イメージ図を見ますとこのエッチングミラーの間にそのままのダークミラーを交互に並べて、その前に時計のショーケースが並びます。

前面の時計のショーケースの中がより輝くように、背面には濃いグレーのミラーを使用しているのがわかります。




高級時計、好きな方、特に男性に多いです。世界には大小2000あまりの時計メーカーがあるそうです。

精密機械の世界観と男性は社会人になると女性よりも装飾品が限られてくるので、時計は人気。
同じように、かばんや筆記道具も雑誌によく特集されています。

ミラーも映す以外の演出効果がたくさんあります。ガラスも同じ。ガラス本来の仕事は光を取り込みながら外部と内部を仕切ること。気温や風、埃や虫などから。

どこの家庭でも必ずある、ミラーとガラス、日ごろ見慣れているのですが、この素材は魅力的でそして気難しい。

誰にでも身近な素材なのに、自由には扱えない。

だから面白いんですがね。

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Posted at 2016年09月16日 18時59分14秒  /  コメント( 0 )

デザイン大賞のガラスオブジェトロフィー

デザイン大賞のガラスオブジェトロフィー


この期間、ガラスのオブジェ、トロフィーの仕事が続きます。

こちらも毎年依頼いただいている某テレビ局の年間デザイン賞のガラストロフィーです。

溶かしたガラス仕事、ホットワークのガラスの塊をFJちゃんにお願いして磨いていきます。
ガラスを磨くという作業は板ガラスの小口くらいの幅の大きさでしたらまだ容易(それでも熟練が必要)ですが、このような大きさでの平面磨きは非常に手間と技術が必要であります。


平面磨きもそうですが、特にアール状に凹んでいる面を磨くのは大変です。
このままでも十分、美しい。



この磨いた面に細いランダムなラインと文字をエッチング彫刻していきます。
一部分、楕円の透明ですが、この部分は手加工で楕円を出していきます。



この後、ガラスの台座を作り、接着して一箇所、3ミリ丸で深さ5ミリの穴を台座ガラスに開ければ完成です。
3ミリ丸の穴にテレビ局の美術さんが小さなオスカー像のようなものを刺して立てます。


依頼を頂き、「今年もこの季節になったねぇ〜」、とおかげさまで季節ものになりました。何気に以前の書類を見たらもう10数年前に依頼された仕事でしたが、月日の経つのは本当に早いものです。

猛暑もピークを過ぎたようで、外では秋の虫の声がうるさいくらいになりました。宇宙はリズム通り、動いているということです。

秋の虫の鳴き声、風流なイメージですがアメリカの知人は来日したときは「雑音としか聞こえなかった」、なんて言ってましたっけ。
セミの鳴き声も初めて聞いたときは、あまりに大きくて何事が始まったかと驚いたそうです。

セミも西と東日本では種類が違います。こちら東日本では主役はアブラゼミ、ミィ〜ンミィ〜ンミィ〜ン、西日本の主役は主にクマゼミ、シャワシャワシャワ。

高速道路の静岡県、日本平サービスエリアでは両者共に鳴いてます。面白いことにとまっている木を分けてます。何が境界線なんでしょう?

ちなみにモグラは箱根の山で東西、種類が違う。これは箱根の高い山をトンネル掘れないからわかりますが。

まあ、我々は子供のころに虫さんはお友達、的な教えをされているんで虫の声も季節感としてとらえるんでしょう。虫の声の童謡なんて小学生の時に授業で輪唱しましたから。

でもある日、手に取った虫さんをジィ〜と見て、

「こいつ、友達なんかじゃない・・・」と気づくんですがね。その日を境に虫が苦手になったりします。

こうやってもう、ピーターパンは来てくれなくなっていくわけです。

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Posted at 2016年08月29日 19時34分20秒  /  コメント( 0 )

ダルアートガラス(フューネラルアートガラス)

ダルアートガラス(フューネラルアートガラス)


磨いていたダルというガラスの塊、完成です。
ダルという色ガラスの塊、200ミリx300ミリくらいで厚さは約30ミリです。クリア初め、何色かの色材があります。以前は日本のガラスメーカー1社も作っていましたが、今では海外でしか作っていないガラス材です。

マシンワークでなくハンドワークなので厚さなどは均一ではありませんが、そこが良いところ。
細かい気泡も入って、ガラスの冷たいイメージでなくやはり体温を感じられるガラス材です。

ダルの大きな作品は箱根彫刻の森のダルドベールの塔があります。螺旋階段で登りながら内側からダルガラスの色を楽しめます。

ベースの強化ガラスに接着していきます。ガラス間の隙間は約3ミリ。上部はアールになってます。隙間3ミリに残る接着剤をクリーニングするのにもノウハウがあります。綿棒さえ入りません。



厚いガラスをきれいに磨く作業は非常に難しい作業。今回は小さなもので約37ミリ角。
美しい面に磨けました。



このように立てて石に組み合わせて設置されます。外部なので接着剤も耐候性がありハイクリアなものでなければなりません。

ベースの強化ガラスにダルガラスを磨いて接着、周りにはステンレスの枠が回ります。

厚いガラスなので重厚感があり、奥行きのある美しさが出ました。




お盆を過ぎると暑い風の中にもなんとなく秋の気配を感じてくるものです。
やはり人間の体は素晴らしいセンサーであり、道具であります。

おとといは6名で炎天下の中、これからの仕事の輸入ステンドグラスの仕分け、運搬をしましたがもう夏の外仕事はやばい。しかも輸入ステンドグラスは300枚くらいある・・・

日陰がない場所だったのですが、50センチほどの日陰を見つけて横一列で昼ごはんを食べました。日陰はありがたいよ〜。

6名の男が50センチの日陰に並んでいるのは、怪しい光景だったと思いますがそんなことは言ってられません。

Posted at 2016年08月19日 18時48分27秒  /  コメント( 0 )

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