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ガラス家具制作風景(建築用住宅ガラス家具)

ガラス家具制作風景(建築用住宅ガラス家具)


ガラスの家具の制作風景です。先月でしたがやっとご紹介する元気が出ました。

理由はとてつもなく難しかったこと。このほかに2台、計3台のガラス家具でしたが、当初予定していた取り付け3回がもろもろのアクシデントで7回になり、へこんだこと。

へこんだ仕事は元気玉がもどるまでは他の仕事に集中します。
その間もアクシデントの原因と対策は頭の中をぐるぐるしますので、元気が戻れば同じ仕様であればもうOK。

いつも元気なわけではありません、人間だもの。

それでも一流のガラス職人、MZさんは「さあ、やろう」といつもと変わらない仕事の進め方。
さすがです。このような腕に覚えのあるガラス職人さんに多く支えられています。

今回もMZさん初め、OYさん、Mさんといるだけで安心できる方々と仕事が出来ました。もちろん、他のメンバーにも感謝。




これはワイド2m50cm、高さは1mほどの長く高い椅子状のガラス家具を高さ3m50cmの空中に飛び出す仕様。

他のガラス屋さんができない、と設計家から相談され、かなりヘヴィーだけれども「出来る」と判断しました。「出来る」と判断したのだから、何があっても納めなければなりません。

通常の床であればまだいろいろと小回りが利きますが、3,5mの空中では正直、作業も気が抜けません。しかも厚いガラスなので重い。

このガラス家具は大変ながら順調に行きました。アクシデントはもっと簡単なガラス家具のほうでした。そのアクシデントも自分らではなく、他の業者の影響で発生したので「出来る」と判断したことは間違ってはいなかった。でもエネルギーは充電しないと切れ掛かります。

いろいろな問題と格闘して苦労して納まるとノウハウという宝物が手に入ります。

ノウハウは大変な思いをしながら得ることが多いので、そう簡単には教えてはくれませんし、教えません。

でも気を許した人にはすぐに教えてしまうのもクラフトマンの性。

だから大切なひとつは応援してくれる人をいっぱい持つこと。それには共に冷や汗をかくこと。
ごまかさないこと。何も出来ない若いときは元気に動くこと。

「おい、若いの。今は何もできなくてもかまわないから、挨拶だけは元気良くしようや」

これ、もう35年以上前にその時の10名のチームリーダーの大先輩、TSさんに言われたこと。それはそれは怖く厳しい先輩でした。もう人でなくて鬼。角、生えてたんではなかろうか、2本くらい、にょきっと。

仕事は教えてはくれません。話してくれたのは2週間くらいたってから。でも認めてくれてからは人一倍、何かと気にかけてもらいました。

「なんでしばらく話してくれなかったんですか?」「多くの連中が2週間以内に来なくなるからだよ。」
・・・今はお気持ち、わかります。

その後は感謝しかありませんです。

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Posted at 2016年06月13日 19時59分36秒

 
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