信楽焼の器は重くて荒くてちょっと、と思っていませんか。くりの器は軽くて丈夫。飽きの来ない色合い、信楽焼らしい温かみをそこなわずに使い勝手を考えています。
2008-08 の記事

いってこい窯

面白い窯を見つけました。知り合いの陶芸家で滋賀県の無形文化財、(故)高橋楽斉さんの孫にあたる光三君が窯焚くので見においでと誘ってくれたのでどこ、と尋ねると陶芸の森やというので夕方行ってみると光三君が焚いていました。
光三君がまきをくべているのが、お手軽薪窯です。穴がまを持てないで悔しい思いをしている人はたくさんいると思いますが、これは朗報といえます。スペースをとりません。勝負が早い。何と12時間で焼成できます。それで1300度以上上がります。省エネです。薪30足で焚けます。何人か真似て作った人もあるそうです。
窯詰の画像は写真からのものです。上と下でずいぶん温度差が出るようで、詰め方に注意が必要らしいです。次の画像が窯の正面です。ここから空気を送って、5分おき位に薪を入れていきます。結構一人では重労働ですね。この窯の名前はこの構造から来ています。ブロアーで熱は奥の壁に当たり跳ね返って、上へと昇ります。
自分で窯は作れないけど、という人は陶芸の森へ電話してください。安く貸してくれるようです。焼き方の指導もしてもらえるようです。陶芸の森 Tel 0748 83 0909


Posted at 2008年08月30日 23時56分56秒  /  コメント( 0 )

gridish

変なタイトルで始まる今日の くり風呂は昨日の延長です。        
おとつい仕込んだ板に石目をつけ、昨日と同じくハートを抜いて、型に入れます。待つこと5時間。別にじっと待っているわけではありません。その間に素焼きの窯出しやお客さんの相手やコーヒーを飲んだりおやつを食べたり本を読んだり花の手入れや居眠りもしたり、結構忙しいのです。                                         
頃を見計らって型から出してはいできあがり。結構大きめのディッシュでして焼き上がり25センチくらいあると思います。コンロでグリルしてそのまま食卓でディッシュとして使います。それで、Gridish.まともすぎますかね。ネーミングはともかくなんか売れそうに思いません?
結婚式の引き出物なんかにひっぱりだこなんてことになるかもしれません。たくさん売れて儲かったら、この秋は栗のお釜で栗ご飯を炊き、Gridishで松茸をいっぱい焼いて食べます。焼きあがりと調理の試験は追って報告します。お楽しみに。


Posted at 2008年08月29日 21時59分10秒  /  コメント( 0 )

ジュージューそのまま...

今日は予定どうり、耐熱のお皿を作りました。というか明日も作ります。素焼の窯焚きを見ながら、作業しました。最初に取っ手を作りましたが、ふとひらめいて、ハートの形の穴をあけました。これは飾りじゃないのよハートは(中森ふう)。熱の放散を助けるためのもので、少しでも取っ手を持ちやすくするための工夫なのです。しかもかわいらしい。
もらいもののクッキー用ポンスが役に立ちました。それから仕込んでおいた(何か料理屋風ですがくりは鮨屋でバイトの経験があります。それも半端じゃなくけっこうでけます。)タタラ板を型に入れてそこそこ硬くなったところで両者をくっつけます。
なんか厭味な撮り方とお思いの方も大勢いらっしゃるかもしれませんが、これは仕方のないことでありまして上を向けると取っ手がお辞儀をするので裏返して乾かしているのです。ま、思わせぶりもすこしは否めない(スマップ風)けれど、焼きあがりはまたブログと、販売のページで。タイトルにあるジュージューそのまま食卓へではちょっと長ったらしいですね。なんかしゃれた名前がほしいですね。ハートに火をつけて。(古〜〜〜)熱いハート、ハートでクック(しゃれ)次の四角いお皿も耐熱でハートつきです。


Posted at 2008年08月28日 22時00分31秒  /  コメント( 0 )

プランター


今日はお客様からの投稿写真を紹介します。Sさまからの依頼で、プランターをこしらえました。ご注文のサイズより大きくなってしまい、植える予定であった植物とサイズが合わず、ご迷惑をおかけしました。鉢にぴったしのベンジャミンを植えられて投稿してくださいました。
 お客様との何気ない会話から話が進むことが時々あります。今回は素材(色合い)が決まっていましたので話はスムーズに進みました。薄めの赤土に白化粧を刷毛塗りし還元焼成しました。ナチュラルテイストの土あじがベンジャミンの緑とよくあっています。
 くり風呂お楽しみの方々。お気軽に(こんなんできる?)と声をかけてください。
明日は耐熱のお皿の制作現場の報告を予定しています。


Posted at 2008年08月27日 21時18分49秒  /  コメント( 0 )

ギターリペア工房キタガワ


今日は北川君のおうちを訪問しました。彼はいろんな顔を持っていますが、ギターを最高の状態に修復しそれを販売するのが仕事の一つです。上の画像は、モーリスのダブモデル。19本しか制作されなかったうちの一本。オール単板のカスタムモデルです。たまたまアメリカで売りに出ていたものを買い取ってリペアした非常に希少価値のある一品です。



部屋には所狭しとギターが並んでいます。ヤマハ、カワサキ、ギブソン、マーチン、ヤイリ、タカミネ、オベイション、タコマ、ホンマ。あれ、変なブランドが混じってますね。それが分かればあなたもツー。
ネットのオークションなどで世界中からモノを入手し入念に修復し販売されています。修理のみでもOKです。安いものは数千円から高いものは数千万円まで。初めてギターを購入しようとお考えの方、きっと素晴らしいギターがお安く手に入りますよ。いろんな質問にも丁寧に答えてもらえるし、修理もしてもらえるし、買い替えにも応じてもらえるし、くりお勧めのギター屋さんです。お店というか公房の案内をしておきます。
北川高次 Tel,Fax 0748 52 6066 e-mail maido0210@ybb.ne.jp


Posted at 2008年08月27日 00時02分06秒  /  コメント( 2 )

今日は鍋の日でした。最初に部品をいろいろ作って、しばらくおいてから組み立てにかかります。                                         
今回の鍋はご飯がおいしく炊けるように、全体を相当ぶ厚くしました。ふたの丸いつまみは丸々土のかたまりです。ふたの穴は、普通の鍋より大きく しました。身の取っ手も重い鍋が容易に持てるよう厚く広くしました。ちょっとした翼のようです。これだけ全体に分厚いと遠赤外線もたっぷり出ます。芯まで火が通りふっくら炊きあがるでしょう。野菜も柔らかく茹でられます。黒いマット調の釉薬に茶色の土肌がアクセントとなった、渋かわいい鍋がひと月もしたら登場するでしょう。


Posted at 2008年08月25日 20時49分27秒  /  コメント( 0 )

再地蔵盆


朝から信楽へ行って、鍋の仕上げをし、午後からは地蔵盆の最終日ということで、あとかたづけと百万遍の準備。夜になって、三田さんのおばあさんが導師で百万遍がはじまりました。ひと周りを一万遍として百回まわします。南無阿弥陀部ナムアミダブと唱えながら大きな房が回ってきたら額に付けて拝みます。ひたすらナムアミダブナムアミダブト唱えつずけると、新しい脳はだんだんとお休みになって、瞑想の世界へと入っていけるのです。お年寄りは極楽浄土を垣間見られたかもしれません。子どもたちの中にはは居眠り状態になっているのもいます。もう二〜三百万遍回せば全員幸福になれたでしょうに。どうも気になるのは毎年数珠の回転速度がアップし続けている気がして仕方ありません。地球の自転にもそれを感じているのですが。なんかあっという間に終わってしまい、そのあとは町代〈クリ〉を先頭にケンケトケンなんまいだと、町内中を回ります。各家ごとに提灯を掲げてお出迎えです。非常に情緒ある風景です。

くりのうちも提灯を出しました。丸に十の字、なんと島津家とおんなじではありませんか。きっと由緒正しきお家柄なのではと調べましたが全く関係ありませんでした。きっと明治頃になになに平さんかなに吉さんかがどさくさに紛れてこんなかっこいい家紋を採用されたのでしょう。祭りに着る紋付も轡型。ご先祖様に感謝。
また明日からは焼き物に専念します。引き続き耐熱陶器シリーズです。


Posted at 2008年08月24日 23時05分08秒  /  コメント( 0 )

地蔵盆

昨日から地蔵盆が始まっています。夭折した子供らが賽の河原で困っているのを、地蔵菩薩が優しく導いてくださる。そんなことからお地蔵さんと子供たちの結びつきができ、京都を中心にここ滋賀県日野町でもあちらこちらでお地蔵さん(実際本当の地蔵菩薩はごく稀でほとんどが簡素な阿弥陀如来の石仏です)をお祭りして、ケンケトケンと子供たちがお賽銭集めに町内を回ります。今日は中日で、子供らは町内の大工さんが拵えてくださった、立派な竹の樋で、流しそうめんを楽しみ、花火をし、それからそれから、                       
定番のぼけ写真ですが、くりと、陶芸家も珍しいがもっと珍しい、杜氏の坂田君とで、地蔵さんにお尻を向けて熱唱。聴衆はご老人から二〜三歳の子供まで。選曲に苦労しまして、四曲歌いました。想い出の渚、北の宿から、南の島のハメハメハ大王、そして宮前町御用達琵琶湖周航の歌をみんなで合唱。ハメハメハが一番受けました。坂田君の考えた替え唄が面白いのでここで披露しておきます。
宮前町の子供らは、恥ずかしがり屋の子供たち。
さい銭あげてとやってきて、ありがとうとかえってく、
二時間したらまた来たよ。
ケンケトケンナンマイダ、今日は楽しい地蔵盆。


Posted at 2008年08月23日 22時53分32秒  /  コメント( 0 )

ろくろとか


今日もろくろの一日でした。 画像から大きさはわかりづらいでしょうが、これはフォンデュなべの取手でして、細長く小さなものです。耐熱土ということで、ペタライトがたくさん入っていて、普通の粘土とは作りづらいです。このペタライトのおかげで火にかけても割れない鍋ができるのです。せっせとハンドルを作っていると、お母さんと坊やが入ってきて、坊やのひとこと。(あ、××××みたい!。)お母さんは眉をひそめ坊やの手を取り急いで出てゆきました。なんかくりの所為みたいなかんじでした。こういったものは、夜中にこっそり作るものでしょうか。明日は胴体とくっつけますので、尻尾みたいといわれるくらいでしょう。それにしても困るのは、〈話飛びます)ろくろ中の電話と蚊。特に蚊はつらいです。念力でも使えたらと思います。念力三年ロクロ八年。


Posted at 2008年08月22日 23時17分07秒  /  コメント( 4 )

もうじき秋で、菊の花が沢山登場してきますが、しょうじきあまり好きではありません。しっかり者すぎるというか、自立しているというか、かわいげがない。お姫様の野暮ったさ(川瀬風)的なところがあり、仏さん臭くもあり、いろいろ並べましたが、要はくりの花器にしっくりこないのが一番の問題。やはり襟を正した正花として用いられるにふさわしい性格のようですね。ところで、

なんじゃこれ!(松田風)実は今日の本当のテーマは菊の花ではなくて菊モミなんです。ちょっとグロイ色ですが、これは耐熱陶器用の土なのです。二色の土を混ぜあわせなければならないので、えっちらおっちら揉んでいるところなのです。菊モミはそう簡単に習得できません。土練り三年といいますが、せめて三カ月はしっかり毎日練習しなければなりません。ロクロ師になるにはこの土モミが必要不可欠です。しっかり揉んで、土を均一にし、中の空気を抜いておかなければロクロで苦労します。これからしばらくは、耐熱陶器の作品をいろいろ作ります。明日から報告します。乞うご期待。


Posted at 2008年08月22日 00時08分03秒  /  コメント( 0 )

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