一級建築士事務所 クラ設計での設計、現場、その他日々の出来事をご紹介致します。 住宅の新築、改装、耐震改修や店舗設計その他、日々新着情報を報告していきたいと思います。 クラ設計の現場は随時見学OKです。新築、耐震改修、リフォーム等、ご希望の時期や工程を事前にご連絡いただければ、こちらからご案内させていただきます。是非お気軽にご連絡ください。

建築士の試験へむけて

 建築士になる為には、工業系の学校や専門学校か、大学の建築科に進学をして実務を積み、その後試験にむけて試験専門の塾みたいなのに通うのですが、梅君が今は頑張って通っています。

そして、そういった学校から最近案内メールが来ます。
講師募集!

65歳以上になって、今みたいにバリバリと働けなくなったら是非雇ってください。
今は毎月2〜30案件を抱えているので無理ですが、高齢になっても需要があれば(笑)
とりあえず今はうちも人手不足ですが、どこもかしこも人手不足なんですねー。

 さて、そういった学校で何を教えるか?といえば、一番は手描きでの製図なんです。
勿論、その前に法令を始めとした学科に受からなくてなりませんが、今の仕事はPC.昔みたいに手描き、青焼きの作業ではないので、手描きになるだけでも勝手が違いますし、大学で手描きをしても実務でパソコンに慣れてしまうと、うまく鉛筆が進まなかったり、焦って線を余分に消してしまうなんて事もあります。
そうった事への慣れや、試験に出される問題について過去問などから実践的な練習を行う目的です。ですから,〇〇学校とかいっても塾という意味合いが強くなります。

 実務を積む間に「プラン」の経験をこなす事が多い場合は、比較的授業などへの戸惑いも少ないと思います。しかし施工図がメインの工務店さん勤務の場合、プランなどはほぼ設計士に外注として出しているパターンが多いので難しく感じるかも知れません。

但し、試験は課題とされる建物を法律の中で書くという作業です。しかし、現実はそこへコストを想定しながらプランを書き込んでいかなくてはなりません。

大体クラ君がプランを行う場合、木造ですと予算の上下3%くらい、鉄骨やRCならば上下10%くらいの誤差の範囲です。鉄骨は大きさや地盤調査の結果、以前なら中国での建設ラッシュで鉄骨の値段が異様に上がったという予測できない事もあったので、どうしても最初の段階での幅はあります。

 ただ「積算してみないと分からない」という事に対しては、事実工務店さんごとに仕入れの状況があるので「分からない」で正解です。ですが、その積算の結果が大きく違いがなければ、その後の変更はそれほど大きく困らずに済みます。

コストが安全を確保しながら下げられれば、お施主様の金額に余裕が生まれます。
試験のプランはコスト無視ですが、現実的なプランというのは、プランの段階でコストを想像しながら提案していくことになります。

Posted at 2018年01月26日 02時31分32秒

 
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