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建築現場と休日

 ああ、来るべき時が来たなと感じた件についてです。

建築現場で職人さんの休日を週休2日制にするという点と
それに伴う建築コストが2割アップ
不動産業者から反発

ソースは忘れましたがこの3点が記載されていました。

 週休2日はある意味仕方がないと思います。職人さん達にも家庭があります。それを中には「底辺」と憚らずに口にする人もいますが、高等なテクニックを持つ技術者も多い。せめて隔週でもいいので、後身の若い世代が技術を伝承する為にも、ある程度の休みは必要だと思います。

また、建てる方は別ですが、その周辺には土曜日に家で休まれている方も多く、苦情の問題もあります。隣は受験生なんて事や病気で休んでいる方もいます、流石に平日は別にして、静かにして欲しいというのは普通にあると思います。

 次の建築コストですが、工期が延びる。職人が休みだからといって給料は下げられない。日給月給なら日当の値上げ交渉の流れになり、それは当然お客様の負担になりますが、1点考えてみればお客様にはデザインを含めて選ぶ権利がある。それを職人側もどう合わせるか?お互いにすり合わせる事は可能だと思います。ですから、これは余り心配していません。

 では何が問題か?という事ですが「建売」もしくは「建築条件」です。

土地が気に入った以上、この上物の義務からは逃れられません。これが不動産業者さんの反発の内容です。

建築条件の場合、何百万かを支払えば外せる事はあります。しかし建売の場合、不動産業者さんの利益が減るか、売値を上げるか?しかなくなります。売値を上げるのは消費税が10%になる以上は危険です。広告費をかけるので、売る時期が延びると住宅分の銀行の利子も含めて利益が薄くなります。ただ、お客様の立場としては「土地と建物含めて不動産手数料を取っているじゃないか?」という結論が出されると思います。それについては、取りあえずここでは横に置きます。

また職人さんが休日を多く取れば現場が遅れます。それによる銀行利子の発生も懸念していると思います。そうなると怖いのはコスト削減による弊害です。設備がショボくなるだけならいいのですが、下手をすると不良物件も出るかも知れません。

 見た目週休2日というテーマですが、実は深い問題がある。そんな記事でした。

Posted at 2017年11月18日 01時25分19秒

 
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