一級建築士事務所 クラ設計での設計、現場、その他日々の出来事をご紹介致します。 住宅の新築、改装、耐震改修や店舗設計その他、日々新着情報を報告していきたいと思います。 クラ設計の現場は随時見学OKです。新築、耐震改修、リフォーム等、ご希望の時期や工程を事前にご連絡いただければ、こちらからご案内させていただきます。是非お気軽にご連絡ください。

建築士試験と人手不足

 先日打ち合わせ前に時間が空いたのでカフェで休憩を取っていると、隣には一級建築士実技試験に向けた(社会人)学生さんが座っていました。

別にその方に注目していたわけではないのですが、やたらマーカーの音がキュッキュと聞こえるのでふと視線を落とすと「設計概要」の文字が目に飛び込んできました。

「あー季節だなー」と・・・(頑張れ!!!)なんて考えていたら・・・

キュー・・・キュー・・・・定番のピンクから始まり、黄緑、黄色、水色、オレンジetc全7色?
(何色使うの?)と少し驚き、思わず横目で見続けてしまいました。

一級受験となると当然受験生の多くは社会人ですが、年齢の感じから1発で学科が通ったであろう若さ。絶対に受かりたい!という気持ちがヒシヒシと感じられ好感が持てましたが、そんなにマーカー引いたら混乱するんじゃない?当日は試験会場に魔物が潜んでいると考えた方がいいよ・・・なんて・・・年寄りらしさを発揮してしまいました。

 それでも、やっぱり建築士を目指して頑張っている人が居る。心強いです。

さて、そうこうする内に2級合格者も発表があり、少し前では考えられない位に売り手市場の状態で、合格者は2〜3社も内定を貰っているようです。とにかく何でもいい。という景気が良い状態です。

一見いい話に聞こえますが、、企業が欲しい人は1〜2人。に対して「辞める人込み」の計算で3〜5倍の内定を出している会社もあるようです。

景気のいい社や、プランだけでもこなさなければならない工務店さんなどは、ついて来れない人を見越しての採用のようです。景気がいい=育てる時間がない。それが本音でしょう。足りない、使い捨ての部分も・・・それも各社の考え方ですね。

 今現在うちは梅君と某大学の研修生を受け入れています。どちらかというと、一級を取って独立を目指す事を本来の目的としているので、企業カラーは「全て出来る」として育てています。

鉄骨もRCも木造も・・・12条点検も「出来て当たり前」を前提にしていますが、これは自身が就職をした先の影響があると思います。工務店でなく設計事務所だったのが大きな理由かも知れません。

仕事をこなす内容が、営業よりも図面第一。そして必ず一級合格。プラン平面図と施工図だけに割合の重きを置かないのが設計事務所の教え方、在り方だったからです。利益は大切ですが、その前に建築士として全ての法律と図面、現場監理がこなせれる事が重要でした。

新しくはばたく建築士の特に2級の方は、1級を目指すのであれば、その夢を崩さずに、日常に埋もれずに頑張って欲しいなと願います。

Posted at 2017年08月31日 14時13分47秒

 
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