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改正耐震改修促進法

 今日から旅館など特に3階以上の建物に「耐震」を義務化する法律が施行されました。

 これ趣のある木造旅館もなんですが・・・・どうなの〜?って多分設計士が一番困惑していると思います。何故なら、明治や大正時代の建物など「震災」を乗り越えた建築物もありますし、少し歪んだ床も愛おしい人が多数じゃないのか〜?

それに耐震を掛けると、小舞などで編みこんだ上に塗ってある漆喰の風情が変わります。やはりボードの上の質感とは何かが違う。建てている側にいるので、余り言ってはいけない事なのかも知れませんが、今は今の規格があり、これは避けようがないので仕方がありません。

時間の経過を含めて建築です。人と時間が建物を彩っていくのです。

 耐震診断も商業になるとある程度は高額ですし、ましてや改修工事になると一般でも大変です。

確かに建物(設計士)は人の命と財産を守る。というのが法律の一番先に来ます。

でも古い旅館となると、お金に換算できない贅沢な時間を含めて情緒を味わう場所です。

以前の温泉の成分の事もありますが、何でも「後のクレーム」に備えた処置というのは如何なんでしょうか?勿論、今は3階建て以上の木造は構造計算が必要です。しかし、こういった法律の現状を考えると、今度は「何十人以上が泊まれる旅館はRC]とか別の意見が出てきそうで怖いですね。

設計士はがっくりしているでしょうが、こういった伝統工法を守る大工さんは怒りに燃えているかも知れませんね。

Posted at 2013年11月26日 00時13分47秒

 
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