彩彩は「手作りお弁当・お総菜日本一」を掲げ、唯一無二のお店を目指しています。冷凍食品(フライなど)は一切使用せず、肉、野菜は全て100%岩手県産か国産のものを使用する徹底ぶり。もちろんお弁当の付け合わせの漬けものですら手作りのものです。そんな店で起こったあれこれ、取り組みや、店長の考えなどをつづるブログなのです。
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店長の苦悩

これは間違いなのか・・・

今日の午後6時半ごろあの人が来店しました。

4年ほど前にしょっちゅう来てくれていた目の不自由な(全く見えない)Cさん(69歳男性)です。

4年ほど前に来なくなってから店の前を通るのはたまに見かけていましたが、店に入ってくるのは

本当に久しぶりのことでした。いつものようにレジの前に座り込み、なにかお弁当やお総菜が

あるか聞いてきました。一通り説明すると

「じつはお金がないんです。来月の5日までには払うからそれまで待ってほしい」と頭を下げました。

私は一度断りました。

というのも2年ほど前にしょっちゅう来てくれていた80代の

おばあちゃんが同じようにツケで買い物をするようになり、ツケを3万円以上残したまま

ぱったりと来なくなってしまったのです。

おばあちゃんの身に何かあったのかもしれないと思っていましたが

昨年11月に近くのスーパーで見かけたと、うちの従業員から聞きました。

元気そうだったとのこと。認知症ということもなく、はっきりとした威勢のいい

おばあちゃんでした。1か月前のこともしっかり覚えていてびっくりしたものです。

そのおばあちゃんに裏切られた苦い経験があったので、もう2度とツケで

お買い物をさせることは止めようと考えていました。

だからそのCさんがお金をツケでお願いしたいと言われた時、絶対断ろうと心の中で思いました。

そのCさんは4年前も同じようにツケでよく買い物をしました。

タクシーで来なければならないこともあって一度にたくさん買って行きました。

ただ、Cさんがツケをふみたおすことはなく、言われた通り支払いました。

でもツケで買い物をされるのは、私としてはなんとなく嫌な気持ちではありました。

なぜ今回もツケで買い物をしなければならなかったのか。

よくよく聞いてみるとしばらく病院に通院しなければならず、その治療費がかさんでしまったためとのこと。

奥さんも全盲で、体の調子も良くないとのこと。

結局ツケを許してしまいました。帰りのタクシー代も貸してほしいとのことで

1万円も貸してしまいました。ただ絶対に今回だけという約束付きで。

だって来月の5日まで生活するのにCさんはどうするのでしょうか?

タクシー代として1千円程度貸したくらいではどうにもならないのは誰でもわかります。


絶対に返すからと言い残して4年前よりさらにやせ細ったCさんは帰りました。

どこまで自分はお人よしなんだか・・・。

今日はその件があったせいで、気持ちがちょっと沈んでいます。

結局お金を貸すことは最終的にCさんのためにはならないですよね・・・そう思うんです。

お金がなくてもあそこに頼み込めばなんとかしてくれると甘えられてしまうのは

目に見えています。障害者年金は2人分もらっているわけですから。

なんとなく「はぁぁ〜〜(深いため息)」な気分です。

皆さんはどう思いますか?


Posted at 2012年03月26日 20時51分29秒  /  コメント( 0 )