昨日ニュースを見ていたら網走のオホーツク海に流氷が接近したとのこと。それを見ていたらつい昔が懐かしく思い、網走のことを書きたくなりました。
私はかつて東京農業大学オホーツク校に在学していました。そこでの4年間はいい思い出しかありません。全国各地から集まった連中が、ほぼ全員一人暮らしという状況。しかもみんなが近くにいる。東京みたいに電車で仲間のところに行くことはない。そして人生で一番自由を感じた4年間でした。一生つきあえる最高の仲間と出会えた4年間。今は全国にバラバラになっているけどいつも互いを応援し合っています。
今から7年前に久しぶりに網走を訪れた時の日記をそのまま記しておきます。
「農大の中を歩いているとき、能取岬から海を見たとき、知床の途中の海岸線を車で走っているときに思わず目頭が熱くなった。塩見のヴェラハイツの前や皆の住んでいたアパートの前を通ったときそこから大学時代の皆が出てきそうな気がした。資源研の前を通ったときドアの前で誠也あたりがタバコを吸っていたりナベさんが出てきそうな錯覚。学食では誰かが飯を食いながら待っているような気がした。全て8年前で時が止まっていたよ。農大の廊下の匂いも懐かしかった。まさか自分の子供と歩くことになるとは・・・。思わず農大生に声をかけてしまった。彼は大学生活は楽しいと言った。心からうらやましかった。「後悔しない最高の大学生活を送れよ」と言いたかったがなぜか言えなかった。戻れないあの時代をもどかしく思いながら、でも改めて最高の仲間と出会えた最高の場所だったなと心から感じた。
能取岬にまた皆で来れる日を夢見ながら網走を去った。」
Posted at 2012年01月21日 20時34分48秒
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