英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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学習法

wreak という単語

wreak という単語

このところ、いくつかの単語について書いています。

今回はwreak。これはわかりやすいです。

Oxford Dictionary of English いわく、cause (a large amount of damage or harm) で、例文は

torrential rainstorms wreaked havoc yesterday.と、

the environmental damage wreaked by ninety years of phosphate mining.

二つ目の定義としては、inflict (vengeance) が上がっています。

さらに例文としては、He was determined to wreak his revenge on the girl who had rejected him.

3つ目の意味は、avenge (someone who has been wronged) です。

そして例文は、Grant me some knight to wreak me for my son.

一つずつ見ていきましょう。

最初の定義は「(大きな損害や、負傷を)引き起こす」ということですね。

例文は、「激しい豪雨が、大きな破壊を引き起こした」

ふたつめの例文は、「90年にわたるリン酸塩発掘により引き起こされた環境的破壊」ということで、文ではなく、名詞句ですね。

二つ目の定義;「(復習を)して、悩ませる、苦しめる」

例文は、「彼は、彼を振った女の子に復讐することを決意した」

うわ、この例文は、最近よく見るケースを説明するのにぴったりの英文ですね!

三つ目の定義。これまた、「(間違ったことをした人に)かたきを討つ」

例文。「息子のかたきを討つために、だれか騎士をつかわせてくれ」

Posted at 2018年04月27日 10時27分10秒  /  コメント( 0 )

extrapolate という単語

extrapolate ということば

SF作家の豊田有恒さんの「あなたもSF作家になれるわけではない」という本があります。

もともと「奇想天外」という雑誌に連載されていたコラムで、毎月、とても楽しみにして愛読していました。

単行本になったので、すぐ購入した記憶があります。

この本の中に、extrapolate という単語が出てきます。

外挿法、というのが訳なのですが、全くどういう意味なのか、解りません。

これを、豊田さんは、こんな風に書いていました。

(もっともこれは、本がないので、思い出して書いています。したがって、正確なものではないです)

エクス虎というものは、外に飛び出してくる。

なぜなら、そういうものだからだ。

それが、ポレイトするわけである。

すごいな。

なにもわからないのだけれども、なんとなく説明が終わってしまっているような気になります。

これは、

to estimate something or form an opinion about something, using the facts that you have now and that are valid for one situation and supposing that they will be valid for the new one

(何かを評価する、または何かについての意見を形成すること、現在持っている事実を用いて。その事実は、ある状況では正当なものであり、また、新しい状況下でも正当なものだと考えられる)

ということです。これは多分、わかりやすい方の説明だと思います。

(何を書きたかったのか、というと、むかしおもしろい本を読んだ、ということです)

Posted at 2018年04月25日 13時27分41秒  /  コメント( 0 )

死刑肯定論

死刑肯定論

死刑肯定論で、前回は、「再犯が起こりえない」をあげました。

ほかには、「生活費の問題」があげられます。

これは、データを調べておらず、オフハンドの状態で書いていますので、その点、ご了承ください。

死刑は、「刑の執行」=「死」ですから、国家がいつ刑を執行するか、決定することになります。

日本では、死刑判決が出ても、実際に執行されるまでにはずいぶん時間がかかるようですから、次の論は成立しないかもしれません。

つまり、懲役であれば、自分の生活費(居住費、食事、医療、管理費用)などは全て、税金で賄われます。

死刑の場合、刑の執行が、判決の後、速やかに行われれば、費用はあまりかからない、といえるでしょう。

再審請求をしている間、刑の執行はされないのが、慣例になっているようです。

それ以外にも、刑の執行までに時間がかかるのは事情があるらしい。

ただ、ある方によると、アメリカでの計算では、懲役も、死刑もかかる費用はあまり変わりがない、とのことです。

このブログでは、そこまで調べていないので、何とも言えません。

Posted at 2018年04月24日 22時11分11秒  /  コメント( 0 )

英英辞典の冒険

英英辞典の冒険

電子辞典を買うと、英英辞典がついているものが案外多い。

でも、持っている方に尋ねてみると、実際に利用している方はかなり少ない。

実は、英英辞典を使うことで、ボキャブラリーがより身につく、というメリットがあります。

the dean of the collegeという表現があります。

deanというのは、the top person of a college or a departmentという意味ですから、大学の学長なり、学部の部長、ということがわかります。

mountainも、引いてみると面白いのは、high hillと出てくること。

それでは、hillはどうだろう、と調べてみると、low mountainだとわかりました。

もう少し難しい言葉だとどうでしょう。

irresoluteということば。

Oxford Advanced Learner’s Dictionaryだと、not able to decide what to doとでてきます。「決めることができない」

Oxford Dictionary of Englishだと、showing or feeling hesitance; uncertainと書いてありました。「ためらいを示す、感じる」「よくわからない」

日本語だと、優柔不断、と書いてあります。

気が弱く、決断力に乏しいこと、また、そのさま。「−な態度」

よく考えてみると、irresoluteという言葉は、resolution 「決意」 ということばに、「〜でない」をあらわす、ir-がついているのですね。

こんな風に、一つの単語にも時間をかけて調べてみると、いろいろとわかってくることがたくさんありますね。

Posted at 2018年04月24日 13時27分11秒  /  コメント( 0 )

外国のボキャビル本

外国版のボキャビル本

ボキャブラリーをふやしていくことで、盲点になっているのが、外国で出されたボキャビル本です。

アメリカでは、自分の使えるボキャブラリーの数=自分の年収 という公式が成り立つ、と言われるほど、ボキャブラリーと出世とが密接につながっているようです。

これは、もちろん、大げさな表現なのでしょうが、ホームレスの人が、新聞を読んでいるのを見て、「どうして、日本では、新聞の読める人がホームレスをやっているんだ」と尋ねられたことは何度もあります。

本家本元のボキャビル本だけあって、それぞれのものには、工夫が凝らされています。

語源の説明が詳しくて、説明も何度も繰り返されて、練習問題が豊富なもの。

ひとつひとつの単語の意味を、例文を出し、さらに、ニュアンス、説明が詳しいもの。

ある一つの語源にまつわる、膨大な量の単語を羅列してあるもの。

あるいは、例文として、タイムの1パラグラフ程度のものを出して、その中にブランクの形で、レベルの高い単語を抜いてあるもの。

この本では、さらに下の欄を見ると、その単語の言いかえが載っていて、ある程度は推察ができるようになっています。

そして、ほとんどのボキャビル本は、1週間、あるいは10日単位で、小テストがあり、それまでにやってきた単語をおさらいできるようになっています。

わたしは、単語帳がなじめないのと同じように、1巻を始めから終わりまでやり通す、ということはできないのですが、少なくとも、こうした本は、あちらをやって飽きたら、別の本に取り掛かり、それに飽きたら、また元の本に帰り、。。という調子で、なんとか単語の勉強を進めてきています。

この間も、ある試験に取り組むために単語の勉強を再開した元生徒さんがやってきてくださり、興味深い単語の本をいくつも紹介してくれました。

とりあえず、何冊か買ってみて、おもしろそうなら、使ってみようと思っています

Posted at 2018年04月20日 09時59分13秒  /  コメント( 0 )

暗唱に利用しているもの

暗唱用に利用しているもの

わたしのブログをお読みいただいていらっしゃる方の中には、「音読、暗誦」ということばが、頻繁に登場することにお気づきの方もいらっしゃると思います。

最近の教室では、あまり音読をしていない、という方もいらっしゃいますし、暗誦に至っては、学習のうち、やりたくないもののナンバー1あたりに位置するようです。

ただ、実際にやってみると、案外に短い時間で成果の上がるものではないか、と私は考えています。

もちろん、ある程度好き嫌いが反映するのですが、私の場合、いわゆる暗記用の単語帳が苦手で、その分、英語を読んで覚えてしまおう、という部分がありました。

中学に入ってすぐ、NHKの英語講座をはじめたほどで、わりに音で聴くことが好きだったせいもあるでしょう。

いまでも、アマゾンなどを利用して、イギリスから、好きなシャーロック・ホームズのCDをセットで購入したりしています。

わたしが高校生くらいの時に、南雲堂という出版社から、「星の王子さま」のテープが出されました。
 
これは、フランス語から英語への翻訳、ということもあり、音声、吹き込み者の演技力、BGMなどが最高でした。

その後、ほぼ同じ内容のCDがリチャード・ギアの吹き込みで出されていて、これも購入しましたが、先の南雲堂版とは比較にならないもので、がっかりしました。

このテープは、何度も何度も聞いて、擦り切れるほどでした。

多分、こうしたことが土台になって、わたし自身の英語の背景になっているのだ、と思います。

インターネットで検索すると、なじみのある作品が英語で朗読されているCDに出合うことができます。是非、一度調べてみてください。実際の音声で、好きな英文作品を聞いてみると、音読、そしてそれを繰り返し聞いて、そのあと練習して、暗誦していくことの楽しみがご理解いただけるかもしれません。

Posted at 2018年04月19日 09時46分35秒  /  コメント( 0 )

ボキャブラリーを増やす

ボキャブラリーを増やす

語彙、つまりボキャブラリーを増やしていくには、さまざまな方法があります。

一番、ポピュラーなのは、市販の単語帳を用いた形でしょう。

わたし自身も、単語帳はいくつか利用しましたし、生徒さんにも使用は勧めています。

ただ、正直にいうと、この方法での単語暗記については、どうも自分は向いていないように思います。

ひとつの単語帳を使い続ける根気に欠けているし、飽きっぽい。

むしろ、私のお勧めするのは、英文をたくさん読んで、その中から、よく出てくる語を、自然に身に着けていく方法です。

自然に、と言っても、ほっておいておぼえられるわけではありません。

仕事がらみもあって、ある程度の英文は、毎日読んでいるのですが、その中で、教える、ということを前提に、かなり詳しく調べるものがいくつかあります。

その時の単語などは、できるだけその場で覚えてしまうようにします。

授業をする段階でも、生徒さんと一緒に何度も繰り返します。

何より大きいのは、暗誦によるものです。

できるだけ、暗記する文章は、クラスによって変えるようにしています。

これにより、暗記する量が、生徒さんの数倍にはなっているはずですから、その分だけ、単語はあたまにはいっている(はず)です。

一度、採用した暗誦用の教材は、繰り返し何度も使います。私がいいな、と思った教材の中でも、毎年絶版になってしまうものもあるので、そうしたものは徐々に、利用しなくなってしまいます。

Posted at 2018年04月18日 09時32分23秒  /  コメント( 0 )

死刑にたいする肯定論

死刑実施すべし(肯定論)

最近、入試などでも出題件数が急増しているテーマ英作文についてのべましょう。

英検1級に出題された、死刑について、考えていきます。

死刑を肯定するか、否定するかを述べなさい。という出題です。

基本的に、肯定する場合には、「死刑を実施すれば、こんないいことがある」という話の進め方をします。

死刑のメリットは?

再犯の問題があります。再犯とは、一度、逮捕されて、懲役刑になった人が、釈放後にまた犯罪に手を染めることです。

非常に残念なことですが、日本では再犯率がとても高い。

その問題はさておいて、死刑にすれば、再犯ができないことは事実です。

以前、テロを行った犯人が有罪判決を受けて、刑務所に服役していた時に、ハイジャックが行われました。

その時のハイジャック犯が、服役中のテロ実行犯を釈放するように要求してきました。

テロ実行犯は、釈放を拒否したため、実際にその人物が、世の中に出ることはありませんでした。

もし拒否していなかったなら、日本を出獄して、他の国でテロを行うということも可能性としては十分ありました。

死刑に関しては、再犯はありえませんから、そういういみではめりっとといえるのかもしれません。

他にも考えられる肯定論はいくつかありそうです。

Posted at 2018年04月17日 22時01分42秒  /  コメント( 0 )

リスニング指導の難しさ3

リスニング指導の難しさ3

1でのべた、リスニングの例文です。

I thought you had bought the bag the day before.という文の、you had の部分の聞き取りについて、でした。

2つの聞き取り方をご紹介しました。

ひとつは文法的な知識を応用して、I thought なのに、そのあとが you bought the bag the day before.と続くのはおかしい、と考えて、you の後ろにhad を補う、考え方。

これを、仮に「文法準拠型リスニング」と名付けましょう。

もうひとつは、you'd の呼吸の流れ、あるいは、呼吸の流れの中断、を聞き取ること。

つまり、'd の発音は、それまでyouとして出されていた呼気を、舌を上の歯の後ろに置くことで中断し、その後すばやく唇を閉じることで、boughtの発音に移っていく。

この「音連結」を聞き取る方法です。

「文法準拠型」の場合には、瞬間的に、正確な文法知識が出てくることができれば、いいかえると、正確な文法に基づく英文をある程度以上知っていれば、判断できます。

ただ、このためには、文法知識が、日本語による説明的なものとして定着しているだけではなく、(定着していなくてもよいです)英語の例文として、記憶されていることが必須です。

音声を通じて、英文を暗記、暗誦する必要はここにあります。

もちろん、このときの音声が、いい加減な発音に基づくものだと、暗誦された英文も生かすことができない、ということになります。

長年、エブリで説いている、「できるだけ原文と同じスピード、発音、リズムで言語音を再生する」音読の意義はここにあります。

「原文と同じスピード」
原文を何度も繰り返して聞くことで、身体の中に、音を定着させることが大切です。

その音声を、繰り返して再現できるようにする。

実は、この作業が、「音連結」の作業と重なってきます。(この項、つづく)

Posted at 2018年04月16日 09時55分16秒  /  コメント( 0 )

リスニング指導の難しさ2

リスニング指導の難しさ2

ひとことでいうと、英語音は「聞こえる人には聞こえるが、聞こえない人には聞こえない」ものである、といえます。

どういうことか。

I thought you had bought the bag the day before.という文の、you had bought, より正確に記述すれば、you'd の'dの部分が、わかるかどうか。

これは、you の直後に、舌先が、上の歯の裏側に移動して、空気の流れを一瞬、遮断したことによってなされる発音です。

しかも、そのすぐ後には、boughtのbがつづきますから、コンマ1秒後には唇は閉じられてしまい、d の痕跡は、まったく残りません。

おそらく、この発音自体、できるようになるまでには、それなりの時間と、訓練とが必要です。

そして、それを聞き取るためには、そうした訓練をある程度こなしたうえでの経験がいるでしょう。

このことは、こうした、むずかしい語の連結だけでなく、th 音とz 音という、初期段階で日本人が苦手とする発音においてもいえることです。

thという音じたい、日本語には存在しないものなので、習慣的に、より近い音を日本語から探すと、zaがあります。

ところが、英語を母国語として学んできた多くの人たちにとって、th はむしろdに近い音であり、zaとは全く別の音なのです。

これは、thをすべてd音で代入してみると、ネイティブ・スピーカーとの意思疎通が、楽に行えることで実証できます。

もう少し、リスニングについてはお話ししていきたいと思います。

Posted at 2018年04月15日 09時42分07秒  /  コメント( 0 )

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