英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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音読

『日米会話手帳』のふりがな

孫引きになりますが、晴山陽一さんの「英語ベストセラー本の研究」によると、朝日新聞社から「『日米会話手帳』はなぜ売れたか」が出ているそうです。
この本には、戦争直後のベストセラー、『日米会話手帳』が全ページ、コピーされているそうで、貴重な資料と言えるようです。

注目は、この『日米会話手帳』の英語に添えられたふりがなです。

今日は。 How do you do?  ハウ ディ (ハウ ディ ドウ)

今晩は。 Good evening!  グ・ディーヴニン(グ)

当時、一世を風靡した平川唯一先生の「みんなのカムカム英語」でも

Come on, kitty. Come here.
カ モァン キリー カメーァ

というふりがながついているそうです。

これは驚くべきことです。

オードリー・ヘップバーンと同じ名字を明治のころはヘボンと記述していました。

英語のつづりが入ってきたことで、却って英語の本当の音そのままの記述が消滅してしまったように思えます。

書かれたふりがなに忠実に音を出してみると、本当に英語らしい発音になります。

昔の日本人が生み出していた歴史的な教材を見ていくと、驚かされることがたくさんあるものです。

Posted at 2012年02月05日 00時18分54秒  /  コメント( 0 )

英語を書くときの問題点

大学受験問題や、各種試験の出題で、最近増えつつある傾向の問題があります。
自由英作文です。

一枚の絵が与えられて、それを英語で説明しなさい。
肯定、否定で立場の分かれる問題についてどちらかの側から作文せよ。

こうした形の問題です。
今回は後者のタイプについて述べたいと思います。

いわゆるオーソドックスな英語の勉強をしてきていると、問題を見たときに戸惑ってしまうこともあるでしょう。

おすすめなのは、おおざっぱな日本語のまとめを書いてみることです。
「歩きながらの喫煙を禁止すべき」というタイトルだとします。
まず、メモをとります。

禁止すべき→危険だから→歩いている時タバコを吸うと、他の人にやけどをさせてしまうかもしれない。
禁止すべき→空気を汚すから→まわりの人に副流煙をすわせてしまう。
禁止すべき→道路を汚すから→そのまま道路に捨てる人が多い。

禁止が思いつかなければ「罰する」という言葉でもいい。

The government should punish smokers on the streets.
First of all, smoking on the streets is harmful. If you smoke while walking, people around you may get burned.
という感じで書いていくと、それほど難しくなくまとめることができそうです。

ごくごく簡単な表現でのメモをとっておくようにすると、案外まとめやすいようです。
外国語なので、できるだけ油断しないで、やさしい英語を使って、論理的にまとめていくようにします。
がんばりましょう。

Posted at 2012年01月09日 18時01分39秒  /  コメント( 0 )

音読で大きく伸びた話

エブリに毎週通ってくださっている中学生の方がいらっしゃいます。

現在、中学3年なのですが、1年のころから来ていただいています。

彼女には、入会していただいてすぐに、安田一郎さんの「英語の文型と文法」という会話形式の文法の基礎の本を覚えていただきました。これは、レベル的には中学1年生の復習と、2年生の内容を含んだものでした。

暗誦、という方法があっていたようで、毎回のレッスンを録音して、その次の週には、もう言えるようになっているというのが当たり前でした。

その後、「英会話・ぜったい・音読」の標準編をやってもらいました。
これは、さまざまな中学3年生の教科書のレッスンをまとめたもので、高校基礎の学力を身につけることができます

この本は、50トラック(1トラックは6−8行)くらいあるのですが、毎週、憶えてきてくれていたので、1年間で一冊を終了することができました。

現在は、英友社の「英語のイントネーション」という本を覚えてもらっています。
松本亨先生の本ですが、イントネーションを学ぶために、感情的な表現の多い、「ヘレンと私」という第2次世界大戦中の日系二世のでてくる話を毎回暗誦していただいています。

驚いたことに、力がぐんぐんとついてきています。

中学2年で準2級、2級に合格して、高校になったら準1級に挑戦したい、という意向のようです。

音読の素晴らしさは、機会があるごとにこの欄でも触れてきましたが、実際にやり続けていただくと、素晴らしい効果が出てきます。

お互いに、ぜひ頑張りましょう。

Posted at 2011年12月14日 22時30分57秒  /  コメント( 0 )

繰り返すことの大切さ

どんな物事でも言えることだと思います。
訓練を必要とするものなら、何でも、繰り返すことが大切です。

ところがこの繰り返しが、大変難しい。

エブリでは、毎回、レッスンごとに生徒さんに音読をしていただいています。

これも、繰り返しです。

毎回、最初に覚えたところから始めて、現在のところまで、一気にくりかえします。

この作業で、いままでの学習内容をおさらいできますし、さらに次に進む土台ができます。

これは、慣れないとなかなか理不尽に思われるようで、エブリの勉強法に疑問を感じられる方の多くが、なぜ、これをしなくてはならないかが分からない、とおっしゃいます。

たしかに、レッスン1などは、練習の時から数えると、百回、千回と増えていくわけです。
もう完全に覚えきっているのに、とおっしゃる気持ちはよくわかります。

現在、いらっしゃっている方で、一冊分(CDのトラックでいうと48回分)を完全に覚えてしまっている、という人がいます。
この方には、次の本に入っていただいていますが、以前の本を一冊、やり終えてから、新しい本の練習をする方式です。
では、その48回分のトラック、ワン・トラックに平均7−8行の英文が入っていますから、だいだい380行くらいの文章を読み上げているのです。
時間的には15分。
一分当たり、30行くらい読んでいることになりますね。

案外、短い時間で暗誦ってできるんです。
これで、今までの勉強がおさらいできるのであれば、なんとなく、できそうな気がしませんか。
確かに楽ではないけれど、やってみて、実感として英語が身についた、と感じられますよ。

Posted at 2011年09月29日 00時00分09秒  /  コメント( 0 )

音読をおこなう方法

このブログでは、いままで何度となく、音読の重要性について、お話してきました。

今日は、音読をおこなう方法について少し詳しく述べてみたいと思います。

音読をする前に、まず、ターゲットになっている英文をくりかえし聞くことが大切です。
単数、複数、冠詞など、まちがって覚えてしまうと、あとで直すのが大変ですし、それ以上に自然なリズムを記憶しなくてはいけません。

つぎに、単語を一つずつ、発音練習していきます。
たとえば、The Internet is the largest of all computer networks. という文がある場合、まず、Internet や、largest という一語一語を練習します。
できれば、1語につき50回くらいは練習しましょう。

それから、すこしずつ、単語をくっつけていきます。
つまり、the と Internet とをむすびつけて the Internet にして発音し、つぎに largest のまえに the をおく。さらに computer と networks を続けて言えるようにしてから、all を足します。
The Internet / is / the largest / of all computer networks.
といった具合で、部分部分を言えるようにしてから、それを結びつけ、最終的に文として完成させる、というやり方です。
各部の読みも、つかえずにいえるまで、得意なところはすぐできますけれど、苦手な組み合わせは、何度も繰り返します。
回数ではなく、どれだけ読めるか、発音できるか、が問題です。

以前、テレビで新体操で毎年優勝している高校の練習風景を見ましたが、ミスをすると、そのあと立て続けに11回練習して、間違えないようにする。この間に間違えたら、さらにそこから11回。
英語の音読も同じです。「10回読んだからいいや」ではなく、できるまでやってください。

それでようやく、一つの文の完成です。

Posted at 2011年09月19日 22時20分56秒  /  コメント( 0 )

復習の難しさ

英語がことばである以上、くりかえしがもっとも大切な学習プロセスです。

もし「この表現は聞いたことがないから間違っている」と判断できるようであれば、ノンネイティブとしては、かなり自信を持っていいレベルでしょう。

このレベルを目指すためには、復習が絶対必要です。

私たちはついつい、新しい教材に目移りしてしまい、教科書でも参考書でも、ページを進めることに一生懸命になりがちです。

でも、もし、今までに扱ってきた教材を、ひと通り復習してから、次の段階に進むという学習習慣をつければ、効率はかなり良くなるように思います。

成人の方ですが、ある生徒さんと話をしていました。
大変優秀な方なのですが、その方が「いままでに、エブリで勉強した教材をすべて取っておいて、復習している」とおっしゃられるのを伺って、なるほど、と思いました。

私を含めて、学習者は、ついついよりレベルの高い方向へ進みたがります。

現在やっている教材を、早めに仕上げて、次の段階へ行くのが楽しい。

でも、そこで一歩立ち止まって、いままでの教材を見直してみると、意外なところに見過ごしとか、忘れてしまったことが眠っていたりします。

じつは、ここにも音読の効用があります。

音読をすることで、今までに学んだ表現をさっと復習することができます。
毎回のレッスンで音読しているときには1回しか口にしなくても、文を覚え込む過程で何度も練習しています。
なによりも、既出の文がそのまま言えるのですから、記憶は確実です。

今日も、つい本屋で見つけた高校生用の勉強の仕方の本で、音読を紹介していました。

もっとも簡単にできる復習の一方法としてぜひ、音読を活用していただきたいものです。

Posted at 2011年09月17日 23時32分42秒  /  コメント( 0 )

日本人に発音しにくい音

音読の指導をさせていただくと、思いがけない音が、発音しにくいことが分かります。

代表例が複数形や3人称単数の s です。

たとえば、residents というべきところを resident と単数にしてしまう方がとても多くいらっしゃいます。

これには、二つの問題があるようです。

ひとつは、音自体の性質の違い。

単数形 resident の場合には、末尾t 音は、軽く上の歯茎の後ろに舌先が当たるだけで、音自体も、聞こえないことがあるほどで、軽い。

複数形 residents では、さいごの ts は息がぶつかり合う感じで、けっこう強い音です。

この軽さと重さのコントラストを、わたしたち自身は意識していないようです。

ほとんどの方が、単数形の軽い言い方をしてしまっています。

まずいのは、この間違いについて、自分では問題だと思っていないこと。

ほとんどの方が、このことを注意されると驚かれます。

ふたつめが、どうしてこの違いに気づかないのか、という問題です。

おそらく、英語ということばでは、単数か複数か、という問題は重要なことです。

もともと狩猟民族であった彼らにとって、獲物が1匹か2匹以上かは大きな意味がありました。

したがって、聞いていても判別しやすい音の違いがあるのだと思います。

わたしたちは、その点にはあまりこだわりませんから、ついつい力が入らないということになるのでしょう。

ただ、実際にネイティブの方に伺ってみると、こうした違いはかなり気になるようです。

単数、複数の違いに着目することで、スピーキングやライティングの場合にも活かすことができると思います。

音読の練習をすることで、こうしたところまで、心が行きとどく、というのも、大変重要なことです。

Posted at 2011年09月13日 22時30分16秒  /  コメント( 0 )

英語力に結びつく音読

音読を、実際に利用できる形の英語力まで結び付けるにはどうすればいいのか。

音読には、大きく分けて三つの役割があります。

まず、第一に英語音を、自分の発する音として知ること。

ふたつめが、英語の表現の言い換え練習をして、いいなれること。

最後に、くりかえして意識的ではなく、表現をからだにしみこませること。

一つずつ、見ていきましょう。

英語音は、自分にはなじみがうすいので、ほっておいたのでは、言えるようになりません。

それなりの意識的な努力が必要です。

音読は、実際に自分のからだを使って、声として英語音を出すことで、これを達成します。

たとえばth を見たら、日本語にはない、英語独特の口や舌の動きができるようにする。

息の出し方、ことばの切り方、いずれも日本語とは違った音の動きですから、これはそういう音を出そうと思って工夫しないと出てきません。

音読は、そういう役割を果たすのです。

次にやっていただきたいのが表現練習。

I’m studying English. という文を習得したら、I’m studying French. とか He’s reading a magazine. といった文も合わせて言ってみる。

長崎弦弥さんという、むかし「奇跡の英単語」という本を出されていた方が実践された方法が次のようなものでした。

I study English. I studied English. I will study English. I’m studying English. I was studying English. ・・という具合で、一つの文を言ったら、その後に続けて、すべての時制で言い換えてみる、という方法でした。

大変ですが、役に立つやり方です。

3つめとして、繰り返し同じ文章を言うことにより、意識的に暗誦するのではなく、英文の流れも含めて覚え込んでしまいます。

特に英文を書いたりする時に、何を、どういう順番で書けばいいのか、がすぐに引き出せるようになります。毎日1回でもいいので、今までに覚えてきた英文を通して口にしてみましょう。

そうすることで、貴重な「暗記した英文」を忘れることなく、いつでも手早く引き出せるようになります。

この練習をしておくと、いつでも必要な時に、使いたい表現をとりだすことができます。
これが、実践に生かせる音読学習です。

Posted at 2011年09月08日 13時14分03秒  /  コメント( 0 )

音読は逆効果?

エブリでは、英語の音読を学習方法としてすすめています。

ただ、むやみに音読をすすめているわけではありません。

最近、インターネット上で、「早い時期に音読をすることで、よくない影響がある」という文章を読みました。

その文章を要約すれば、
「まちがった発音、独りよがりの発音で音読をくりかえしても、悪いくせを身につけるだけ」
ということです。

これは正論だと思います。

その方はゴルフの例をあげていらっしゃったと思います。

初心者の段階で、自分だけでくりかえし、ゴルフのフォームを練習するのは百害あって一利なし。

姿勢が悪くなったり、余分なところに力がこもってしまったり。

ある程度、力がついてくるまでは、自己流ではなく、指導を受けて練習すべきである。

そういう論旨でした。

そのとおりです。

どのような習い事でもいえることですが、初心者の段階で、間違った方法を身につけると、それを直すのには大変な手間と時間がかかってしまいます。

エブリでは、できるだけマンツーマンの状況で、指導をさせていただくようにしています。

これによって、よくない癖や、変な調子を身につけてしまうのを極力避けたいと思っています。

特に中学校1年の方にお越しいただく場合、また久しぶりに英語に触れて、再スタートしようという方にレッスンさせていただくときには、舌の位置、声の大きさ、口の形などの細かな部分と、全体的な流れ、イントネーションなどに気を使うよう心がけています。

それでも、重ねて練習していくうちに、望ましくない癖がついてしまうことがあります。

そういう状況を、少しでも避けるようにするため、基本的には最大5人までのレッスンとさせていただいております。

不安を感じられる方は、ぜひ一度無料体験レッスンをお試しください。

Posted at 2011年09月08日 13時13分00秒  /  コメント( 0 )

音読で注意するべきこと( s の消滅)

数多くの生徒さんに、音読を実践していただいていますが、注意点があります。

一番大きな問題は、音読をくりかえしている間に、自分で英文を変えてしまうことです。

これは、複数形のs を消してしまう、といったくせのことです。

たとえば、Japan is one of the biggest nations in the world. という文があったとしましょう。

よく聞いてみると、3分の1位の方が nationsをnation と読んでいるのです。

もちろん、速く読まなくてはならない、とか、たくさん読まなくては!という風にお考えになっている結果だということはよくわかります。

ただ、実際に、CNNなどを聞いてみても、複数形の s はたいてい聞こえます。

すこし舌を押さえつけるようにして、きしむようなz という音がひびいています。

似たようなものとしては、3人称単数形の s もあります。

Everyone wants to be … といった文の場合、wants が want になってしまうのも、よくある間違い。

これも、ネイティブの発音を聞いてみると、まず間違いなくきちんと聞こえますから、講師に聞こえないということは発音していないと判断できます。

こうした間違いを見つけ出すには、先生がいてくださる場合には、ある程度先生に細かく注意していただくようにお願いする方法があります。

講師も人間ですから、あまりにも同じ間違いが繰り返される場合に、疲れてしまって、指摘をしなくなることがあるからです。

自分が音読をしているときに、抜けた音などがあればすぐに注意していただくといいでしょう。

自分でチェックするためには、音読したものを録音して、それを聞く方法があります。

Posted at 2011年09月08日 13時10分27秒  /  コメント( 0 )

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