英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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英語と日本語の間には、暗くて遠い川がある

英語と日本語の間には、暗くて遠い川がある

私の手元に、フランス語から英語に訳した「星の王子さま」があります。

なかなかの名訳に思えます。

でも、実際には、フランス語の原文を、ほとんどそのまま、英語に置き換えたものらしい。

ドイツ語の勉強をしていた時、英独辞典を手に入れて、出てくる単語をすべて英語に置き換えました。

ほとんど英語の文章になり、試験は簡単に乗り切ることができました。

ところが、日本語と英語との間は、こんなに簡単なものではありません。

残念ながら、一語一語の入れ替えでは、とても意味を成しません。

これは、文法構造が違うということが一番大きい。

ヨーロッパ系のたいていの言語や、中国語は英語の文法がかなり使えます。

実際、高校の時に使っていた漢文の教科書の文法のページを見ると、SV,SVC,SVO.などが縦書きになっているだけ。

ドイツ語と同じ方法が使えそうです。

日本語と英語の場合には、そうはいきません。

私は学生です。I am a student.

はいけますが、

明日は学校です。Tomorrow is school. では意味が解りません。

I have to go to school tomorrow. としなければ、読んでもわからない。

おそらく、文法だけではなくて、考え方が違います。

この部分を理解していくことが英語と日本語との間にはあって、それがどこまで広がっているのかわかりません。

解決するための方法としては、できるだけ多くの英文例を頭にいれて、それを必要に応じて取り出すしかなさそうです。

私たちが「英会話××日」では英語ができるようにならない理由はこのあたりにありそうです。

Posted at 2018年05月28日 19時37分42秒  /  コメント( 0 )

音読、何を、どう読むか

音読 何を どう読むか

先日、近くの本屋に言って驚きました。

音読の本があふれるほどありました。

それも、以前は「名作を音読する」、とか、「音読を通じて英会話」という形だったのですが、いまでは、「音読体操」とか、「音読基礎」「超音読」といったタイトルです。

以前からこの欄でお勧めしていた「英会話・ぜったい・音読」がベストセラーになったらしいこともあるかと思いますが。

本の大きさ、背表紙、活字、コンテンツが、信じられないほど似た感じのものがいっぱい出ていました。

眼を皿のようにして、お勧めしたい「英会話・ぜったい・音読」の標準編を探したのですが、結局見当たらず・・。

最終的に、ウェブサイトで買うことになりました。

音読は、はるか昔から推奨されていた英語学習方法です。

松本亨先生が、ラジオ英会話で講師をされていたころから、「レッスン内容を、何度も繰り返し音読して、暗唱できるところまでやってください」とおっしゃっていました。

松本先生の「英語で考える」という方法論に真っ向から挑戦された、同時通訳の國弘正雄先生も、「英語の話し方」という本の中で、音読を強く勧められています。

じつは、「英会話・ぜったい・音読」も、國弘先生の監修になる教材です。

繰り返し、繰り返し読んで、自由に口をついて出てくるほどに読み込んでほしいのです。

私のレッスンでは、毎回、暗誦をしていただいて、同じレッスンを繰り返します。

私としては、一つのレッスンを500回(50回の間違いではないです)は読んでいただきたいところ。

私のクラスに、ほとんど初心者の状態でいらっしゃった方も、この「英会話・ぜったい・音読」の標準編を毎回音読していただきます。

1年以上かけて、この本の全てのレッスンを終了された方もいらっしゃいます。

ご本人が驚くほど、英語がスラスラ口から出てくるようになります。

標準編は、中学校の3年生のテキストを編集したものですから、それで、日常的な話はほとんどできてしまう、ということです。

たしかに難しい文章を読んでいこうという場合でしたら、標準編では足りないかもしれませんが、ふつうに海外のお友達とコミュニケーションをしたい、ということであれば、これで十分です。

ぜひお試しください。1ページ当たり500回ね!

Posted at 2018年05月22日 17時38分31秒  /  コメント( 0 )

「まだらのひもが!」

「まだらの紐が!」

ここまでおよみいただけば、本作がホームズ物語中、作者ドイルのえらんだベストである「まだらの紐」であることはお分かりだと思います。

前回に続いて、姉が亡くなるところです。

At first I thought that she had not recognized me, but as I bent over her she suddenly shrieked out in a voice which I shall never forget, "Oh, my god! Helen! It was the band! The speckled band!"

There was something else which she would fain have said, and she stabbed with her finger into the air in the direction of the Doctor's room.

最初は、彼女は私のことが分からないのだ、と思いました。

でも私が彼女の上に身をかがめると、彼女は、わたしが決して忘れることのできない声で、急に叫びました。

「まあ、なんてこと!ヘレン!あれは、紐よ!まだらの紐よ!」

彼女はさらに何かを言おうとしていました。そして彼女は

stabbed with her finger into the air in the direction of the Doctor's room.

というわけです。

stab というと、とがったもので刺す、というイメージが強いのですが、ジーニアスによれば、動詞として二つ目の意味が「指で示す」というものです。

Oxford Advanced Learner's Dictionary では、to make a short aggressive or violent movement with a finger or pointed object とあり、指で激しい動きをすることと、指し示すことがあげられています。

例文もあって、She stabbed the air with her fork. (空をフォークで指し示す)

そこで、ここでは、「指で、博士の部屋の方向を指し示した」ということになります。

ちなみにここでのDoctorは、ワトソンではありません。

Posted at 2018年05月20日 11時52分50秒  /  コメント( 0 )

dog-cartってなに?

dog-cart ってなに?

シャーロック・ホームズ・シリーズでのお楽しみにシーンが、これ。

ホームズが、初めて会った依頼者の背景について、見抜いていく見事な推理。

"No, but I observe the second half of a return ticket in the palm of your left glove. You must have started early, and yet you had a good drive in a dog-cart, along heavy roads, before you reached the station."

「いいえ、ただ私は、あなたの左側の袖のうらに往復切符の復路用の半券があるのを観察したんです。

あなたは、朝早く出発して、dog-cart でぬかるんだ道を通って駅に着いた」

おどろく依頼者に、ホームズはこう説明します。

「あなたの上着の左側には、泥のはねた痕が7か所あります。これらはついたばかりです。そんな風に泥のはねる乗り物は dog-cart しかありません」

というわけで、dog-cart です。

辞典を引いてみましょう。

ジーニアス英和辞典では

1.犬にひかせる小型2輪車

2.(背中合わせの座席がふたつある)一頭立て軽装2輪馬車

がでてきます。さらにOxford Dictionary of English によれば、

a two-wheeled cart for driving in, with cross seats back to back, originally incorporating a box under the seat for sportsmen's dogs

二輪馬車で、背中どうし向かい合う席のある、もともとスポーツマンの猟犬などのための箱が座席の下にあるもの

ということですから、これはジーニアスの2がふさわしい、ということになります。

Posted at 2018年05月18日 11時19分05秒  /  コメント( 0 )

ヒートアイランド効果のレッスン

The Heat Island Effectのレッスン

  Nowadays, in the city areas, the degree of how hot or cold is going up too much.

If we look at in the countryside, it is rather low. Take an example of Tokyo.

Throughout the year, it is hotter by three degree of centigrade in the last 100 years.

This sharp rise in the air in cities is the heat island effect.


  In cities, plants, flowers, and trees are limited.

Instead, there are many buildings, and asphalt covered roads.

Because of these roads and buildings, the air does not become cool.

The air keeps high even in the evening.

Many city people will turn on air conditioners.

But these machines emit hot air.

One problem causes another. This never ends.

We can calculate that the air conditioner will be used more.

Next ten years or so, by 2028, we will use the cooling machine 30% more.


  This hot air do damage to nature. Maybe cherry trees will bloom blossoms earlier.

People will be damaged, too. A research says that the hot air increase the number of people suffering an illness with fever and loss of consciousness caused by staying in too hot air for too long.


  One idea to stop heat island is a lot of green in parks and on top of houses.

This is for stopping the heat island effect.

Using less energy is one way. Not to set lower temperature is one way to emit smaller amount of hot air.

We have to introduce these methods.

実はこの文章は、ある教材の英文の内容を別の英語で説明してみたものです。

若干不自然な英語があるのはそのためです。

それでもできるだけ低学年の人にも分かってもらえるように作ってみたので、割と読みやすいかもしれません。

Posted at 2018年05月13日 20時06分10秒  /  コメント( 0 )

理想の英語音声

理想の英語音声

先日、ある授業で、生徒さんからご質問を受けました。

英検でも、TOEICでも最近は、アメリカ英語にかぎらず、イギリス英語や、オーストラリアでの英語が用いられますが、どういう英語がよいとおもわれますか。

もちろん、さまざまな英語に慣れておくことは大切だと思います。

おそらく、聞き取りに関しては二つの側面があります。

聞いてわかること。

自分が、話す時に目指す、目標、あるいはモデルとしての英語。

前者に関しては、さまざまな英語、ということになるでしょう。

テストという場では、かなり聞き取りやすい状態で、プロのナレーターの方が読んでいるケースがほとんどだと思いますから、信頼がおけます。

これに対して、日常でお話しする場合には、それぞれの方に、人生、歴史がありますし、声優、俳優ではないわけですから、滑舌、用語、なまりなどの条件があります。

こうしたタイプの英語をすべて理解するのは、至難の業だと思います。

これは、CNNなどで遭遇するインタビューとか、映画や、TVドラマで慣れておく必要があるでしょうね。

私見ですが、昭和50年ごろの映画「ラブ・ストーリー」あたりから、映画で使われる英語が、リアルを追及して、極めて聞き取りづらいものになった印象があります。

それまでの映画の英語は、演じる人たちが、舞台俳優でもあったりして、発音はもとより、滑舌もよく、呼吸法の影響もあって、大きくなくてもよく通る声を使われていました。

オーソン・ウエルズあたりは、くぐもった声で、聞き取りにくいのですが、それでも、発音自体は崩れておらず、真似をしてみたりしたこともあります。

年齢のせいもあるかと思いますが、こうしたタイプの方の英語があこがれの音声ですね。

自分としては、故松本亨先生の英語音声を聞くと、うっとりしてしまいます。

モデルとしては、松本先生ですが、CDでもっている「シャーロック・ホームズ」の朗読をしている俳優の方の声も素晴らしい。

惚れ込めるような声にであうことは、英語の面でもとても刺激になると思います。

Posted at 2018年05月12日 07時03分40秒  /  コメント( 0 )

archrival のはなし

archrival のはなし

archrival ということばがあります。

arch というのは「最高の」というような意味があるようで、ここでは、「生涯の敵」という感じでしょうか。

実は、私の好きな作家、横溝正史さんの戦後の傑作、「本陣殺人事件」で、おなじみ金田一耕助がデビューします。

それはこんなお話です。

耕助のパトロン、久保銀造の娘が、土地の大地主の長男と結ばれることになりました。

式が終わって、二人は、離れに下がります。

数時間後、奇妙な琴の音と、悲鳴が聞こえます。

驚いた家族は、様子を見に、離れに近づくのですが、夜半から降り始めた雪が積もっていて、離れの周りには、足跡も、誰かが忍び込んだ痕跡もありません。

その点を確認したうえで、親族の中でも勇気のあるものが、扉を打ち破って、室内に入ります。

そこには、血まみれの二人の遺体が・・

警察が、周辺の状況を調べていくと、この日の午前中に、奇妙な男が、この家の道を尋ねていたという事実が浮かび上がります。

その男は、マスクをして、指が三本しかなかったというのです。

この男らしい記録は、花婿の昔の記録のノートにも記載があり、「わが生涯の宿敵」と書かれている人物らしいのです。

久保銀造は、親戚に連絡して、金田一をすぐに呼ぶようにいいます。

そして、我らが名探偵の登場となるわけですが・・

それはともかく、この「わが生涯の宿敵」というのが、いかにも archrival という感じではありませんか?

何となく、この本を読むたびに、この表現が、頭に浮かんでくるのです。

archrival というのは、単語としても覚えやすいような気がします。

皆さんはいかがでしょうか?

Posted at 2018年05月11日 23時59分57秒  /  コメント( 0 )

ある英語授業のシナリオ(4)

A young man was sitting in a priority seat. An old woman came into the car.

The writer thought that the young boy should give his seat to the old woman.

Then did he give it to her?

No, he didn't.

The writer came back home, and told his mother about what he saw in the train.

His mother agreed with him. He should have given his seat to her.

She commented; Young people today have no manners.

Then his father said, "Maybe the young man was sick."

He said so and showed a Newspaper article to me.

It said, "Some people look healthy even though that is not the case. Those who have trouble in their internal organ are suffering from the pain."

Actually, many people criticize him and speak ill of him, but they also have the right to sit in a priority seat.

This was a lesson to the writer.

He has never thought of those things.

Posted at 2018年05月11日 16時44分23秒  /  コメント( 0 )

mistake が mistake でないとき(つづき)

mistake が mistake でないとき(つづき)

前回、mistake と blunder の違いを書きました。

mistake は、【判断ミス】で blunder は【無様な大失敗】という感じだと書いておきました。

小学館の「ラーナーズ プログレッシブ 英和辞典」に次の例文がありました。

His blunder cost us the victory. (彼の大失敗で、我々は敗れた)

勝利を失うという事態になってしまいました、ということですね。

この間、挙げた残りの二つですが、

error は、a mistake; the state or condition of being wrong in conduct or judgement

つまり、mistake とほぼ同義で、(行動または判断において間違っている状態)ということ。

spelling errors つまり「綴りのミス」

an error of judgement 「判断ミス」ということですね。

さきほどの「プログレッシブ 英和辞典」によると、

「道徳上の誤りは error は用いられるが、mistake は用いない」という注記がありました。

slip は、slip up として動詞として用いられることが多く、意味は make a careless error ということです。

They often slopped up when it came to spelling.
(スペリングに関しては、彼らはよく間違えた)

あと、またまた「プログレッシブ」ですが、a slip of the tongue で「口を滑らすこと」「言い間違い」がありました。

Posted at 2018年05月10日 16時17分02秒  /  コメント( 0 )

mistake が mistake でないとき

mistake が mistake でないとき

なんだ、このタイトルは、と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

mistake という語と関連がありそうな言葉を調べてみました。

他には blunder, error, slip などがあるようです。

まず、mistake ですが、例によって、読みやすいAdvanced Learner's Dictionary によると、

an action or an opinion that is not correct, or that produces a result that you did not want
(正しくない、もしくは望まない結果を引き起こす行動ないし意見)

a word, figure, etc. that is not said or written down corectly
(正しく言われたり、書かれたのではない語、数字など)

でも少しすっきりしないので、OED,つまりOxford Dictionary of English を引いてみると、

an act or judgement that is misguided or wrong
(間違った行動や判断)

ということで、これがふさわしいようです。例文を出してみると、

She made the mistake of thinking they were important.
(彼女は、彼らが(それらが)重要だと考えるというミスを犯した)

ということで、判断上の誤りということになるようです。

blunder は、というと、a stupid or careless mistake. (ばかげたまたは不注意のミス)

動詞もあります。act or speak clumsily

clumsily というのは、awkward in movement ということで、訳すと「ぶざまな」ということです。

したがって、blunder とは、【ばかげた大失敗】という感じですかね。(この項つづく)

Posted at 2018年05月09日 16時03分52秒  /  コメント( 0 )

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