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TV

鹿男あをによし(その2)

数年前にテレビで放送されていたドラマ『鹿男あをによし』。
最近、またDVDを見直しました。
原作を繰り返し読み、DVDも何回も見ているのですが、何となくほっとして、安心します。

本はよく読む方だと思うのですが、このところ、小説が、あまりに「リアル」で疲れてしまうことがあります。
悪い奴ばかり出てくるような小説を読んでいると、なんとなく、心がささくれだってしまって、あまり楽しめない。
その点で、突如、鹿に話しかけられて、「日本が大変な危機に陥っているから、手を貸せ」といわれてしまうこの作品は、ものすごくほっとするのです。

もちろん、『鹿男』にも、悪い奴が出てこないわけではありません。
ネタバレになってしまってもいけないので、ここで詳しくは書きませんが、日本の宝ともいうべきサンカクを横取りしてしまおう、という人物がいる。
このサンカクは、日本の命運を左右する重大なものなので、ひょっとすると、日本全体を犠牲にしても、自分の欲を満たしたい、ということになる。

日本全体の運命のかかった話なのに、舞台は奈良(ちょっとだけ京都)で、学校という社会からほとんど動くことはなく、鹿が話しかけてくる、半分おとぎ話の世界なのです。

原作では、堀田イトというヒロインが、主人公である「おれ」との間にロマンスは生じてきません。
テレビでは、原作で男性である人物を女性の綾瀬はるかに演じさせることで、そうした要素も取り込みました。綾瀬はるかという人は、コメディエンヌとしての素質が優れた人で、原作のテイストをくずすことなく、よりおもしろい作品にしていると思います。

サンカクが戻らなければ、日本中が大地震になってしまう、という3・11以後、笑えなくなってしまった設定のため、再放送の可能性はほとんどないのが残念です。
レンタルDVDがありますので、ぜひ見ていただきたく思います。

Posted at 2011年10月16日 20時39分16秒  /  コメント( 0 )

鹿男あをによし

俳優の児玉清さんが亡くなられたときに、「アタックチャンス!」をはじめとする名作がとりあげられました。
児玉さんといえば、わたしにとっては、『鹿男あをによし』の教頭先生です。

『鹿男あをによし』は、5年ほど前、テレビで放送されたドラマです。
視聴率は当時10パーセントいくかいかないか。
でも、傑作ドラマだったと思います。

玉木宏さん演じる小川孝信は、東京の大学の研究員。
ところが、ミスで同僚の実験データを消去してしまったことから、教授に言われ、奈良の女子高に勤務することに。

その女子高、赴任して第1日目、遅刻してきた生徒、堀田(多部未華子)が「マイ鹿に乗っていて、駐禁をとられた」という???なセリフにキレてしまって、おかしなことが連発。
なんと鹿に話しかけられ、「日本の運命は先生にかかっている」といわれてしまう。

日本列島は、巨大鯰の上に乗っていて、鹿島大明神が頭を押さえ、奈良、京都、大阪でそれぞれ鹿、狐、鼠がしっぽを押さえている。
外れると、大変な地震が起こり、日本は壊滅してしまう。
ねじが、ゆるむので、60年に一回、締め直さなくてはならない。
今回、締め直すためには、狐から届けられるサンカクなる宝を小川が受け取り奈良へ運ぶ。
そういう任務がある、というのだ!

という奇想天外なお話しが、奈良の女子高を舞台に展開します。

原作は、「プリンセス・トヨトミ」の万城目学さん。

のどかな奈良や、鹿たちの風景と、いささか抜けている小川先生や、同僚の『天然』教師、綾瀬はるかさん、そして謎の少女、堀田。
児玉清さんは、物語の中で、重要な役割を果たす教頭先生の役で登場しました。

東北地方でも3月に再放送が始まっていたそうですが、ちょうど3月11日にかかってしまい、その後は放送中止になってしまったそうです。
たしかに話の内容からいって、再放送は難しいかもしれませんが、ぜひ、また見てみたいドラマです。

Posted at 2011年09月28日 20時21分30秒  /  コメント( 0 )