英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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発音

音読の限界?

音読の限界?

レッスン4の最後が、鎌倉と奈良の大仏比べ。

ここで、燃え尽きてしまう人が、結構出ます。

こちらも、ここまでかな、と思って、教材を変えたこともあります。

すると、新しい教材で、始めのうちは続くのですが、やはりトラック10くらいで止まってしまう。

まあ、暗誦した部分は覚えているので、無駄ではないですが、ここでまた教材を変えては、もったいない。

出版社の思うつぼ・・とはいいませんが、ちょっともったいないですね。

面白いのは、会計を預かる主婦の方は、教材変えますか?というと、調子がもどる(ばあいがあります)。

エブリで、はじめに、この「標準編」の全文を制覇された女性の方は、主婦で、冒頭のトラック2からマーティン・ルーサー・キングのでてくるトラック48までを、かるく20分以内に暗誦されるようになりました。

このかたは、数回、こうした調子の悪さに悩まされましたが、一生懸命に練習を続けて、最後の方は、すごい調子で、終了まで持ち込みました。

おなじように頑張ってくださった方で、床屋さんをされていた方もいらっしゃいます。

この方は、趣味の一環としてお越しいただいて、「英語の文型と文法」という本を、これまた、繰り返し繰り返しすすめられて、(途中いやになる時期もありましたが)無事終了されて、イマデハ、フェイスブックに、さまざまな国の人たちとの交流について、書かれています。

この「魔女の呪い」を乗り越えるためには、あきらめて繰り返すしかなさそうです。

やれば、やっただけのことはかならずある!

そう思って、暗誦しましょう。

Posted at 2018年07月16日 17時08分49秒  /  コメント( 0 )

音読の限界?

音読の限界?

エブリに来ていらっしゃる方ならおなじみの、講談社「英会話・ぜったい・音読」の標準編。

中学校3年生の教科書に載っているレッスンを、暗誦用に集めたテキストです。

最初のレッスンはThe Internet 。これは、皆さん、すいすい進みます。

レッスン2は、コンピュータの発達。パスカルが出てきたり、嶋正利氏が登場したり、なじみのある方には、おもしろいレッスン。

これまた、割とすいすい進みます。

ここのところで、トラックNO8.

次の A Blend of Cultures というレッスンに入ると、ガクッと記憶レベルが落ちる。

13世紀に日本は世界に知られるようになり、16世紀にはポルトガル人が日本にやってくる。

食べ物が海外から輸入されてきて、というトラック10で、たいていの人が、ペースを落とします。

似たような表現が続いたりして、紛らわしい。

でも、それほど、難しいわけではないのです。

疲れてしまうのかもしれません。

でも、ほとんどの方は、ここは、数回、とどまりますが、次に進むことはできます。

一度進むと、ちょっと楽になります。

トラック14で、鎌倉の話。

このレッスンの終わりに、どうも「魔女の呪い」がかかっています。

Posted at 2018年07月15日 16時56分11秒  /  コメント( 0 )

音読の限界?

音読の限界?

このブログでは、よく取り上げていますが、エブリでは、毎回のレッスンで、音読をしています。

この教材はいろいろです。

中学、高校1,2年生であれば、「英会話・ぜったい・音読」という講談社の教材を使っています。

また、参加されていらっしゃる方の好みやレベルに合わせて、「クマのプーさん」とか「星の王子さま」といったものを使っているクラスもあります。

この音読のレッスンで、みなさんが誰しもぶつかる壁があります。

たいていの方にとって、音読・暗唱は、目新しい作業なので、最初はなかなか面白い。

毎回、音読の始めのページから始めるので、飛ばしたからわからない、といった部分もありません。

だいたい、CDトラックでいうと、10ぐらいでしょうか。

やっていらっしゃる方たちが、疲れてきます。

具体的に、体力がなくなるわけではありません。

おぼえることができなくなる。

同じように練習しているのに、突然、内容が定着しなくなります。

わたしのほうも、教材を変えてみる、とか、やり方を変化させるとか、工夫するのですが、なぜか、おぼえられなくなります。

おもしろいのは、ある点からピタッと、記憶に残らなくなる。

実に不思議なのですね。

まるで、おとぎ話に出てくる、魔女の呪いでもかけられたように、それまでの部分はスラスラ出てくるのに、そこからが、頭に入らないのです。

Posted at 2018年07月14日 16時55分48秒  /  コメント( 0 )

声のサイエンス

声のサイエンス

NHK出版新書から「声ノサイエンスーあの人の声は、なぜ心を揺さぶるのか」という本が出版されました。

著者は山崎広子さん。音楽・音声ジャーナリストという耳慣れない肩書きの方で、いくつかの大学で心理学・音声学を学んだ後、認知心理学をベースに人間の心身への音声の影響を研究された、という履歴をもつ方です。

わたしも、音声学を学んだ人間の端くれとして、非常に興味深く読ませていただきました。

私なりに要約しますと、声を出す、という作業には、専門の器官はない。

発声といういとなみは、そのひとの、全身を使った作業だから。

より良い声を出すためには、まず、自分の声を聴き込む必要がある。

他の人の声ではなく。

たとえば、あこがれの歌手であるとか、好きな話し手であるとか、そういう人の発音、発声を真似しようとしても、上手くいかない。

なぜなら、その歌手や、話し手と、あなたは、別の人間だから。

自分の声を聴きこんで、正直な感想を持つことから、全ては始まります。

わたしたちの多くの人が、自分の声を嫌っています。

この本の著者によると、80%の人は、自分の声がいやなのだそうです。

自分の声が、自分の想像とはかなり違った音になって聞こえてきます。

これは、発声するとき、自分は、骨を通じて聞いているので、耳から聞いている音とは違うのですね。

そこで、自分が話す機会があるたびに、録音して、自分なりの好きな音声になるよう、努力することが大切。

それをやり続けると、精神的にも安定して、自分の好きな声になる。

そして、そうした声を出すことで、より自分の本来の姿を実現することができる。

こう、山崎さんは語っています。

山崎広子「声のサイエンス」¥820+税 NHK出版新書

Posted at 2018年07月02日 19時06分42秒  /  コメント( 0 )

コンピュータの声が示す隠れた差別意識

ニューヨークタイムズの記事から。

Computer voices expose a strong set of biases
(コンピュータ音声が、強い差別意識を表面化させる)

副題は How machines sound can change or harden how we see each other つまり、「機械の音は、どのようにして、私たちが互いを意識しているかを変え、または強めるか」となっています。

これだけで入っている意味がよくわからないので、本文を読んでみましょう。

Jason Mars is an African-American professor of computer science who also runs a tech start-up.
「ジェイソンマースさんはアフリカ系アメリカ人(いわゆる黒人ですね)の教授であり、また新しく立ち上げた、技術系の会社を持っています」

When his company's artificially intelligent smartphone app talks, he said, it sounds "like a helpful, young Caucasian female."

彼の会社の人工知能を持つスマートフォンのアプリが話すと、それは、まるで、役に立つ、若い白人の女性のような話し方をする、と彼は言う。

”There's a kind of pressure to conform to the prejudices of the world”when you are trying to make a consumer hit, he said.

「消費者にはヒットしても、世の中の偏見を確認するようなプレッシャーがある、と彼は言う」

"It would be interesting to have a black guy talk, but we don't want to create friction, either. First we need to sell products."

「黒人が話しているように作っても面白いだろう。でも摩擦を生みたくないんだ。まずは製品を売る必要がある」

Mr. Mars's start-up is part of a growing high-tech field called conversational computing, which is being popularized by programs like the Siri system in Apple's iPhone, and Alexa, which is built into Echo, Amazon's artificially intelligent home computing device.

「マース氏の企業は、会話するコンピュータといわれる、アップルのアイフォーンの、Siri  system や、アマゾンの人工知能ホームコンピュータのエコーに組み込まれているものだ」

こうしたアプリで、自動的に組み込まれていってしまう「声」の質が、白人の女性とかイギリス人執事のものなのだ、という。

はたして、われわれは、役に立つ声というと、イギリス人執事を連想してしまうのか?

たしかに、利用者の要求に合わせて、声の質も変更できるようになっているのだろうけれども、実際には、万人向けのプログラムでは、白人を優先するシステムになっている。

そこが差別の表れてくる点になってしまっている。

ここのところで登場する表現Caucasian ですが、relating to one of the traditional divisions of humankind, covering a broad group of peoples from Europe, western Asia, and parts of India and North Africa. また、white-skinned; of European origin
ということになっています。

「人類の昔からある分類の1つにかかわり、ヨーロッパ、西アジア、インド、北アフリカの一部の幅広いグループの人々を含む。」とあります。さらに、「白い肌の人々、ヨーロッパ起源の」ということにもなります。

私たちがあまり日頃気付いていない、隠された考え方として、こうした受け取り方もあるのですね。

Posted at 2016年10月18日 17時50分32秒  /  コメント( 0 )

気を付けたい発音

英検1級2次試験は、スピーチ+質疑応答ですが、ここで重大な結果に結びついてしまうのが、基本的な単語の発音です。

workとwalk、warなどは、案外、わかっているようでいて、区別ができていない方がいらっしゃいます。

一度、ある方が2次試験後にお越しになり、「発音」の部分がずいぶん低くて納得がいかない、とおっしゃられました。
たしかにとてもよく勉強されている方でしたが、warの発音が「ワー」になっていて、(本来は「ウォー」のような感じです)このあたりが敗因だな、と思ったことがあります。

work, walk, warといったレベルの単語は、中学校で学ぶものですから、長年の英語学習を通じて、間違った発音が完全に身についてしまっていて、修正するのもなかなか大変です。

わたし自身、walkとworkの区別ができなかった頃、ずいぶん一生懸命、英語の発音を聞いて、くりかえして録音し、矯正した思い出があります。

からだが覚えこんでしまうと、無意識で発音してしまうため、自分の英語の欠点が見えてこないのです。

他にもallowとか、employerとemployeeの末尾の部分とか、自分でも驚くようなところに間違った発音は潜んでいます

ときどき、模範とされるような英語を聞いて、自分の音声感覚を正常に保つように努力したいものですね。

Posted at 2013年02月27日 22時53分13秒  /  コメント( 0 )

音読レッスンの具体的な方法

4月から英語を始めよう、エブリに通って英語を得意科目にしよう、という方からの問い合わせで、よく音読のことを尋ねられます。

実際に、見ていただくのが手っ取り早いのですが、具体的な音読レッスンの仕方を簡単にまとめておきます。

教材については、「音読レッスンの教材」という記事がありますので、そちらをご覧になってください。

あなたがエブリの初めてのレッスンを受けるとしましょう。
お手元には「英会話・ぜったい・音読」が置かれています。

最初のページにはThe Internet is the largest of all the computer networks. と書かれています。
まず、ページの最後に挙げられている単語を読んでいきます。1語について5−10回くらい読みます。
今度は本文を、少しずつ切って読んでいきます。
The Internet…The Internet…the Internet…という具合です。
こういう形で、英文の一部分ずつをそれぞれ5−10回ほど読んで、それぞれの部分を組み合わせて、さらに読んでいきます。

英文1行が、テキストを見ながら言えるようになったら、今度は、くりかえして英語なしでもいえるようにします。

そしてその次は、できるだけ本文を見ないで言えるようにする。

これを一通り済ませたら、音読レッスン終了となり、その日の課題に移ります。

決して簡単なことではありませんが、これを毎回、エブリにお越しいただくたびに実施することによって、不思議なことに、だんだんと口が英語を言うのに慣れてきます。

ぜひ一度、エブリにお越しいただいて、この音読練習を体験してください。どんなレベルの方でも、あなたに合わせた教材をご用意しています。

Posted at 2012年03月26日 22時48分53秒  /  コメント( 0 )

音読レッスンの教材

本校では、ほとんどすべてのレッスンの冒頭に、音読を行っています。

音読する教材は、大きく分けて3つあります。
英語が苦手という方には、講談社の「英会話・ぜったい・音読」(標準編)です。
これは中学3年生用の英語の教科書のレッスンを選んだもので、インターネットに関するレッスンからはじまり、自然破壊などについてのものなどがあり、さいごはキング牧師のI have a dream で締めくくります。
英語が苦手な受験生の方も、これを読み込むことでなかり英語嫌いが改善して、最後は自信を持って取り組む科目にすることができました。

TOEIC上級や、英検1級、準1級、大学受験生といった方たちにおすすめなのが、DHCの「英語ニュースのリスニング」(基礎編)で、これは、実際に放送された英語ニュースをアレンジした、スピーディな英語です。
特にありがたいのは、同じニュースを、スピードを変えて読む編集になっていることです。もっとも「ゆっくり読み」の音声でも、十分速いので、「速い」方はかなり慣れないと使えない、という声もあります。
ただ、大人の受講者の方の中には、毎週ニュースをひとつずつ上げていらっしゃる方も見えます。
かなりやりがいのある、音読教材だと言えます。

3つ目は、英友社「英語のイントネーション」です。もともと「英会話・ぜったい・音読」に続くものとして利用を決めました。これは以前、NHKでラジオ英会話の講師をされていた松本亨先生が、日本人が英語を話した時に、ダイナミズムが感じられない(早い話、生き生きしていない)という友人のコメントに一念発起した経験をもとにした作品です。
感情的な起伏の多い恋愛物語を、セリフだけのストーリィ進行で読んでいく、という、ラジオ英会話講師ならではの話の進め方です。
これ以後、松本先生は、「ナンシーとジョージ」など英会話テキストスタイルの英文小説をいくつか書かれますが、残念なことに、音声付の作品はほとんど絶版になってしまっていますし、音声がなければ、こうした英会話スタイルの一番のポイントが発揮されないままになってしまいます。

もちろん、これ以外にも、それぞれの学習者に合わせたテキストを使用します。ぜひチャレンジしてみてください。

Posted at 2012年03月26日 22時46分29秒  /  コメント( 0 )

英語の発音とアクセント

わたしたちは、英語の音読をする場合に、まず、教科書の単語からとりかかることがよくあります。

このとき、単語の横に発音記号が書いてあり、([ai]などですね)当然、アクセントの位置も書かれています。

一語一語を読んでいるときには、それぞれの単語にはアクセントがおかれます。

ところが、この単語たちが集まって、文を作り上げると、発音やアクセントに面白い変化が起こります。

各文には、強めるべきところがあります。
The rain is causing the water canals to rise to the dangerously high levels. という文があるとします。
Rain と water canals、さらに dangerously を強めるとします。

強められた4つの単語は、もともとの位置にアクセントがおかれて、発音も最初に練習したのと変わりません。
文の中心になる言葉だからです。

ところが、その他の単語たち、たとえば causing であるとか rise などは、脇役になってしまいますから、ほとんどアクセントの置かれない、目立たない言葉になってしまいます。それどころか、隣の言葉とくっつきあって、存在自体、わかりにくくなってしまうことさえあります。

このあたりの発音の仕方は、徹底的にモデル音を聞きこむ方法でしか、マスターできません。
これは、わたしたちの言語、日本語が、隣接する音との融合をほとんどしないため、なかなかわかりにくいところです。

また、英語の歌を日本人が歌うと、リズムがずれたり、最後に歌詞が「あまってしまう」原因でもあります。

Posted at 2011年09月21日 19時41分39秒  /  コメント( 0 )

英語の標準音

音読指導について、インターネット上には、さまざまな意見があります。

最近、目を通したものを私なりに要約をしてみます。

「各種教育機関は、英語が発音記号に記載されている通りに発音されているかのように指導している。実際にはそうではない。辞典についている発音どおりに発音する人もいるが、そうでない人の方が多い。発話者の住んでいる地区、教育環境、経験、教養などによって、標準的な音とかけ離れた発音をしている人たちが多い。したがって、標準的な発音を、CDなど利用して学ぶことはあまり意味がない」

たしかに、辞典の標準的な発音と、同じように発音しているネイティブは少ないかもしれません。だからといって、標準的な音を学ぶことに意味ないわけではない、と考えます。

日本語でも、程度は違っても同じような問題はあります。

日本語は子音と母音を組み合わせるので、大きなずれが生じてしまう可能性は低いでしょう。

でも、地区、教養、経験などにより、本来の発音(と考えられている音)とは違った話し方をしている人は決して少なくないはずです。

標準的な発音、というのは、理論的にはこうなりますよ、といった考え方です。

すくなくとも、学習者であるなら、標準をまず学んで、そのあと、同じことを別の(ずれた)発音で言うネイティブを見て、こういう発音も許容範囲なのか、と学んでいく方が現実的です。

発音記号も、基本的には、こうした音が一般的に認知されやすい発音ですよ、という理解でいいと思います。

もちろん、初心者のレベルで、このことを認識するのはおそらく不可能です。

ですから、音読などでこうした発音を覚えていく際には、ある程度の経験を積んだ人たちの指導がぜひとも必要です。

I don’t like it. という英文の末尾、like it の部分は、おそらくほとんどのネイティブが、「ライキッ」のようないい方をするはずです。カタカナ表記では正確には書けませんが、「カイキッ」の「ッ」のあとにはごくわずかなit のtのなごりが残っています。

このあたりの「音変化」は、外国人であるわたしたちにとってはなかなか正確に記述することが難しく、聞き取ることも大変です。

こうした英語発音をマスターしていただくためにも、ぜひ、良き指導者の下、発音・音読の勉強をしていただきたいと考えています。

Posted at 2011年09月07日 00時29分55秒  /  コメント( 0 )

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