英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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考え方

死刑にたいする肯定論

死刑実施すべし(肯定論)

最近、入試などでも出題件数が急増しているテーマ英作文についてのべましょう。

英検1級に出題された、死刑について、考えていきます。

死刑を肯定するか、否定するかを述べなさい。という出題です。

基本的に、肯定する場合には、「死刑を実施すれば、こんないいことがある」という話の進め方をします。

死刑のメリットは?

再犯の問題があります。再犯とは、一度、逮捕されて、懲役刑になった人が、釈放後にまた犯罪に手を染めることです。

非常に残念なことですが、日本では再犯率がとても高い。

その問題はさておいて、死刑にすれば、再犯ができないことは事実です。

以前、テロを行った犯人が有罪判決を受けて、刑務所に服役していた時に、ハイジャックが行われました。

その時のハイジャック犯が、服役中のテロ実行犯を釈放するように要求してきました。

テロ実行犯は、釈放を拒否したため、実際にその人物が、世の中に出ることはありませんでした。

もし拒否していなかったなら、日本を出獄して、他の国でテロを行うということも可能性としては十分ありました。

死刑に関しては、再犯はありえませんから、そういういみではめりっとといえるのかもしれません。

他にも考えられる肯定論はいくつかありそうです。

Posted at 2018年04月17日 22時01分42秒  /  コメント( 0 )

同じストーリィを言い換える

同じストーリィをいいかえる

英語で、ディテールを描くことが難しいと思います。

ひとつ、練習方法をご紹介しましょう。

先日、わたしは、こういう内容の教材を使いました。

「A氏は、引っ越して、新しい主治医を見つけようと、ある診療所を訪ねた。待合室に、医師の認定書が貼ってあったが、その名前は、むかしのクラスメートのものであった。実際に医師にあうと、昔のハンサムな外見とはまったくかわっていた。学校に通っていたことを聞くと、そうだという。年号もあう。そこで、君はクラスにいたよ、と伝えると、相手は、あなたはどの科目の担当でしたか、と聞いてきた」
 (オックスフォード大学出版局 Intermediate Anecdotes of American English)

これを、A氏の立場から書いてみると、

I am Mr. A.
I came to a new town and needed a new doctor, so went to a clinic.

In the waiting room, doctor’s license was on the wall. The name reminded me of one of my classmates.

I was shocked to see him because he looked older than I had expected. I asked where he had gone to high school and when he had been there. Hearing what he said, I cried out, “You were in my class!” Then he said, “What were you teaching?”

1つのお話を、リスニングの内容理解に利用して、その後、一行一行後つけ練習をします。

そのあと、こうした形で、登場人物の気持ちになって言い換えてみましょう。

後つけの時に「こういえばいいのか」と思った表現が、そのまま再現することができます。

また、行動を順番に説明するときのコツが分かってきます。

Posted at 2018年04月17日 09時06分59秒  /  コメント( 0 )

わかりにくい表現を説明する

わかりにくい表現を説明する

英文中、初めて出る表現や、略語は、書いている方はわかっているつもりでも、案外、読んでいる人には通じないことがよくあります。

Sharlock HolmesシリーズのThe Five Orange Pips 「五つのオレンジの種」というお話の中で、KKKがでてきます。

ある人物を脅迫する手紙の中に書かれている記号なのですが、ホームズは「君は、KKKについて聞いたことはないのかい」といって、大英百科事典の項目をワトソン博士に朗読させます。

KKK = an extremist right-wing secret society in the US. と、手元の英英辞典には書かれています。

その後には、さらに詳しい説明が続くのですが、日本語での説明を見てみましょう。

「アメリカの白人至上主義による秘密結社。南北戦争後、南部地方で黒人排斥を目的として結成され、第一次大戦後は、ユダヤ人・カトリック教徒・社会主義者などにもテロや暴行を加えた。白い服と白覆面とを着けて、脅迫の儀式を行う。白衣団、KKK」

ということです。

KKKの出てくる「5つのオレンジの種」は、ある研究者の方によると、1987年の事件のはず、だそうです。

ホームズの作者、ドイルも、大英百科を使って説明させ理方法を取っています。

わたしたちも、英文を書く際に、自分では特殊だと思わなくても、他の人にはわかりにくい表現を使っているのかもしれません。

気を付けましょう。

Posted at 2018年04月17日 08時39分35秒  /  コメント( 0 )

リスニング指導の難しさ3

リスニング指導の難しさ3

1でのべた、リスニングの例文です。

I thought you had bought the bag the day before.という文の、you had の部分の聞き取りについて、でした。

2つの聞き取り方をご紹介しました。

ひとつは文法的な知識を応用して、I thought なのに、そのあとが you bought the bag the day before.と続くのはおかしい、と考えて、you の後ろにhad を補う、考え方。

これを、仮に「文法準拠型リスニング」と名付けましょう。

もうひとつは、you'd の呼吸の流れ、あるいは、呼吸の流れの中断、を聞き取ること。

つまり、'd の発音は、それまでyouとして出されていた呼気を、舌を上の歯の後ろに置くことで中断し、その後すばやく唇を閉じることで、boughtの発音に移っていく。

この「音連結」を聞き取る方法です。

「文法準拠型」の場合には、瞬間的に、正確な文法知識が出てくることができれば、いいかえると、正確な文法に基づく英文をある程度以上知っていれば、判断できます。

ただ、このためには、文法知識が、日本語による説明的なものとして定着しているだけではなく、(定着していなくてもよいです)英語の例文として、記憶されていることが必須です。

音声を通じて、英文を暗記、暗誦する必要はここにあります。

もちろん、このときの音声が、いい加減な発音に基づくものだと、暗誦された英文も生かすことができない、ということになります。

長年、エブリで説いている、「できるだけ原文と同じスピード、発音、リズムで言語音を再生する」音読の意義はここにあります。

「原文と同じスピード」
原文を何度も繰り返して聞くことで、身体の中に、音を定着させることが大切です。

その音声を、繰り返して再現できるようにする。

実は、この作業が、「音連結」の作業と重なってきます。(この項、つづく)

Posted at 2018年04月16日 09時55分16秒  /  コメント( 0 )

英文を具体的に書く

英文を具体的に書く

  具体的に書くためには、例をあげるとよいです。

  わたしたちは、英文を書く場合に、具体例を書くことが苦手です。

  行動や、考えを一歩一歩、段階的に説明することが難しいからです。

  簡単な例は「学校へ行く」。

  I go to school.とはだれでも書けますが、それでは、どうやって?と言われると、困ってしまいます。

  I go downstairs, sit at a table, eat breakfast, and wash my face. Then I check my uniform.
I go out of my house.

  When I went out, I just look around in order to see there is no car around me.

  In front of my house, I see a zebra zone. I raise my hand and walk across the street.

  なかなか大変ですよね。

  ひとつひとつの行動、動きを丁寧に説明しようとすると、表現できないものがあります。

  旺文社から出されている「英語標準問題精講」というシリーズがあります。

  その著者の原仙作先生は、登下校の際に、和英辞典を片手に、見るもの見るものをどう表現したらいいのか、チェックしていたそうです。

  この「標準問題精講」シリーズも、いまでは、原先生のものを何度も改訂して、より使いやすいものになっていますが、わたしが使っていたころには、原先生もご存命でした。

  今のお話は、ある教育雑誌に原先生がかかれていたものです。

  こうした努力が、すばらしい英文を書く能力を育ててくれるのですね。

Posted at 2018年04月16日 08時18分16秒  /  コメント( 0 )

リスニング指導の難しさ2

リスニング指導の難しさ2

ひとことでいうと、英語音は「聞こえる人には聞こえるが、聞こえない人には聞こえない」ものである、といえます。

どういうことか。

I thought you had bought the bag the day before.という文の、you had bought, より正確に記述すれば、you'd の'dの部分が、わかるかどうか。

これは、you の直後に、舌先が、上の歯の裏側に移動して、空気の流れを一瞬、遮断したことによってなされる発音です。

しかも、そのすぐ後には、boughtのbがつづきますから、コンマ1秒後には唇は閉じられてしまい、d の痕跡は、まったく残りません。

おそらく、この発音自体、できるようになるまでには、それなりの時間と、訓練とが必要です。

そして、それを聞き取るためには、そうした訓練をある程度こなしたうえでの経験がいるでしょう。

このことは、こうした、むずかしい語の連結だけでなく、th 音とz 音という、初期段階で日本人が苦手とする発音においてもいえることです。

thという音じたい、日本語には存在しないものなので、習慣的に、より近い音を日本語から探すと、zaがあります。

ところが、英語を母国語として学んできた多くの人たちにとって、th はむしろdに近い音であり、zaとは全く別の音なのです。

これは、thをすべてd音で代入してみると、ネイティブ・スピーカーとの意思疎通が、楽に行えることで実証できます。

もう少し、リスニングについてはお話ししていきたいと思います。

Posted at 2018年04月15日 09時42分07秒  /  コメント( 0 )

リスニング指導の難しさ1

リスニング指導の難しさ(その1)

職業柄、さまざまなレベルの方たちのリスニング指導をさせていただきます。

やりかたとしては、英語音を聞いていただいて、そのあとディクテーション(つまり、聞いた英語をかき取っていただく)というのが、一般的な学習法です。

知らない語や表現が聞き取れないのは、無理のないところです。

ただ、よく知っている(わかっている)はずの文を、まちがったまま理解してしまうことがあります。

問題になるのは、「聞き取りにくさ」です。

たとえば、I thought you had bought the bag the day before.(そのバッグを前日に買われたと思っていました)という文を想定してみましょう。

実際に読まれる場合には、I thought you'd bought the bag..と、you had boughtの部分が、you'd boughtという形になってしまうことがおおいのです。

ただ、I thought you bought the bag でも、ここまでなら、意味として矛盾がないので、ついスルーしてしまいがち。

ところが、このあと、the day before が続いてくることによって、文法的に矛盾が生じてきます。

つまり、thoughtしたのは、過去だ、(たとえば昨日だとしましょう)として、boughtしたのはいつか?

bought the bag の時点では、thoughtしたのと同じ「昨日」と考えられます。

そのあと、the day beforeがついてきたことで、「一昨日」である、ということになります。

このときに、文法的に考えてI thought you'dであったはず、と受け取る方と、実際に聞いた時点で、すでにyou'dの’dを聞き取っている方とに分かれます。

前者の理解に到達するためには、文法的な知識が必要です。

これに対して、後者の場合、聞き取り練習を増やすことで、「息の流れと停止」というべきポイントが聞き取ることができるようになります。

では、どうすれば、この点をカバーできるのでしょうか?

Posted at 2018年04月14日 09時27分06秒  /  コメント( 0 )

テーマ英作文の書き方のコツ13

12.自分の作文を添削する

試験を受けている場合、時間がないので、いくつか項目を決めて、書いた文章を素早くチェックする必要があります。

Some say hand-written resume will disappear in the future. Other say that hand-written resume will still be important and superior to the digital ones.

書き出しの文です。

まず、気付くのはSome −otherのコンビネーション。Someは複数形なのに、Otherは単数。ここはOthersとなおすところ。

hand-written resumeはどうでしょう。aもしくはresumesとしたいところ。

さいごのthe digital ones。onesはいいですが、theがどうなのか。

そんなところに気を使ってみると、

Some people say hand-written resumes will disappear in the future, while others say they will stay long and be considered important. になりました。

また、hand-written resumes could work well for those who don’t have access to a computer. という文はいかがでしょうか。

couldと過去形にしたほうがいいのかどうか。現状、コンピュータを使わない人たちにとっては有効、ということなので、そのまま現在形でいいような気がします。

The elderly put stress on some points of hand-written resumes--such as beautiful handwriting, consideration of layout and concentration to writing. とか

The elderly believe that the following points show the writer’s character--how carefully he writes, how attractive his writing is and the concentration to his resume.

小説家の中には、書き終えたあと数日寝かせておいて、そのあとチェックする、という方も多くいらっしゃるそうです。

そうした方法も役に立つかもしれません。

Posted at 2018年04月13日 11時09分47秒  /  コメント( 0 )

テーマ英作文の書き方のコツ12

11.ぱっと読んでわからなければ悪文

英検1級の問題を眺めていると、本当に難しい文章が多くて、読んでいても大変です。

でも、この文章は、決して悪い文章というわけではなくて、むずかしい、ということなのです。

ところが、私たちが書く英文では、「ぱっと読んでわからなければ悪文である」と断定してしまってよいでしょう。

「ぱっと読んだ」時に分からないのには理由があります。

第一に、主語、動詞がすっきりしていないこと。

ネイティブの書いた英文であれば、修飾語句がかなり多くても、結構すっきり英文のフォーマットが見えてくるものなのですが、わたしたちノンネイティブの作品では、そのあたりがあいまいに見えてしまいます。

第二に、論旨がわかりにくいこと。

これは、このコーナーでも何度か述べているのですが、どうしても私たちは文章を書くにあたって、ついつい脇道というか、余分な気遣いを含んでしまって、メッセージそのものの迫力がぼけてしまう傾向があるようです。

最後に、むやみと難しい表現を使いたがる、という点です。

英検1級の問題などは、冒頭述べた通りで文章が難しい。

それを読んでいる私たちも、ついつい、難しい文章を書こうとしてしまう。

悲しいことに、私たちはネイティブではないがゆえに、難しい文章が、難しいだけではなくて、意味不明の文章になってしまうことが多い、ということです。

とりあえず、わかりやすい文章を書くことを心掛けるのが、私たちにとっては一番安全な道のようですね。

Posted at 2018年04月12日 17時01分18秒  /  コメント( 0 )

リスニング指導の難しさ4

リスニング指導の難しさ4

音読と聞き取りの問題です。

よくシャドーイングという学習法が取り上げられます。

シャドーイング自体は、どこでもできる便利な学習法ですが、残念ながら、それほどの成果が期待できない面があると思います。

他の作業などをしながら、英語を聞いて、それをできる範囲でくりかえしていく、というシャドーイングは、時間の使い方としては無駄がないのですけれども、学習法として、効率が良くない。

なぜか、というと、『わからないところはわからないまま』になってしまうからです。

わたしが音読・暗誦を強く勧める理由として、教材を確実に暗記する、という部分が重要です。

ひとつひとつの文が、確実に言えるようになると、頭の中にそれぞれの文法項目に対するストックができるようになります。

たとえば、文型を考えてみましょう。

SVならThe birds are singing in the wood.

SVCなら、She is a high school student.

SVOなら、I study English.

SVOOであれば、I teach him English everyday.

SVOCなら、I call the cat Mike.

このように、例文が即座に出てくる、ということは、規則自体、文法自体が説明できようとできまいと関係なく、英文として知っている、ということです。

それぞれの英文を、自然な英語の音と、スピードでいえる、ということ。

これができれば、いままでのべてきたI thought you had bought the bag the day before.の文も、耳にしたとたんに、理解できます。

このような英文を繰り返していくことが、一番間違いの少ないリスニング指導法、ということになります。

Posted at 2018年04月12日 12時52分28秒  /  コメント( 0 )

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