英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2018-07-08 の記事

英語が話せないのはな...

英語が話せないのはなぜ?

中学校に上がる前、屋根裏部屋を探検していたら、おもしろそうなものが見つかりました。

リンガフォンという、英語教材です。

レコードが25枚入っていて、あとテキストと練習問題集、説明書がついていました。

これは、父が英会話を学ぼうとした時期があって、その練習用に購入したものらしい。

レコードプレーヤーも一緒にあったので、コンセントをつないで聞いてみました。

ものすごくクリアーなネィティブの英語で、

Hello! I am Mr. Black. Look at the picture. This is my family. I am Mr. Black. This is Mrs. Black. She is my wife. This is Miss Black. My daughter. ...

といったやさしい英語のレッスンが入っていました。

テキストと問題集はあったのですが、日本語で、内容を説明してある(はずの)訳の本がみあたらず、意味はあまりよくわからないまま、ほとんど毎日、屋根裏に上がってレコードを聴いていたものでした。

このおかげで、いまだに、頭の中で、あの時に聞いていた、"This is Mr.Black."が鮮明に残っています。

最近読んだタイムの記事に、大人はなぜ、子供に比べて言語学習能力が低いのか、ということへの説明が書いてありました。

理由は、「あせるから」

たしかに、私たちは、英文を手にすると、がんばって速く覚えてしまおう、とします。

でも、考えてみると、無理やり覚えてしまった英語は、すぐに忘れてしまいます。

そういう邪念を持たずに取り組んだリンガフォンは、ワンレッスンが短いせいもあり、また飽きることなく聞き続けたせいもあり、いまだに頭の中によみがえってくるのです。

たぶん、英語が話せない1つの理由は、こうした体の中に取り込まれた英語が少ないせいもあるかもしれません。

Posted at 2018年07月08日 15時28分04秒  /  コメント( 0 )

単語が分かれば英語は...

単語が分かれば英語は読めるか?

英検1級、準1級という試験を受験されたい方の指導をさせていただいています。

いままで、まじめに英語の勉強をされていらっしゃった方たちが、頭を抱えてしまうのが、実はこの二つの級の受験です。

なぜか。

簡単に言うと、それまでの「常識」が通じなくなってしまうからです。

それまでの「常識」?

それは、「単語が分かれば、英語はわかる」です。

わたしたちは、これまで、膨大な量の英単語を覚えてきました。

単語を知らなければ、英語はわからない。

そのとおり。

でも、いくら単語を覚えても、それで知らない単語がなくなるわけではありません。

手元に、ランダムハウス英和大辞典があります。

27万語が掲載されているそうです。

それでも、載っていない単語はありますし、挙げられている訳語も十分とは言えない場合があります。

次の文は、2017年第3回の英検1級の問題からとりました。

文章の流れがないので、わかりにくいのは当然ですから、とりあえず、目を通してみてください。

When he subsequently attempted to infect the other plant in each pair, those with mychorrhizae were far more likely to resist the blight, and the ones thatdid become infected exhibited less severe symptoms.

ある科学者の方が、植物と mycorrhizae (菌根)との関係を調べるための実験を行うところです。

まず、この人は、ペアのトマトの木を用意しました。

そして、いくつかのペアには菌根とのつながりを作り、他のペアにはそのつながりができないようにします。

それから、それぞれのペアのかたわれに「べと病」という植物の病気を感染させるのです。

そして・・というところが、上記の文になってくるわけです。

Posted at 2018年07月08日 09時50分05秒  /  コメント( 0 )