英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2018-07-07 の記事

英語が話せないのはな...

英語が話せないのはなぜ?

松本亨先生がよくおっしゃっていたのは、英英辞典を引きなさい、ということでした。

初めてお会いした時に、どういう風にしたら、英英辞典を引く習慣が身につくのか、尋ねました。

「持っているほかの英語の辞典は捨ててしまいなさい」

これは大変です!

今でこそ、大きな本屋さんに出かければ、洋書のコーナーにやさしい英英辞典が並んでいます。

当時は、英英辞典と言えば、オックスフォードのPOD(ポケット・オックスフォード・ディクショナリ)か、開拓社から出されていた「新英英大辞典」くらいしかありませんでした。

PODは、後でわかったことですが、親版であるOED(オックスフォード・イングリッシュ・ディクショナリ)の縮約版であり、初心者の利用など、全く考えていない(こともなかったでしょうが、始めの説明を読んでも、なにがなんだかさっぱりわからない!)辞典でした。

これに対して、「新英英大辞典」は、なまえは「大」でも、実際には文庫本くらいの大きさの辞典で、前書きには、著者のホーンビィ先生は、日本で教鞭をとられた先生で、「日本人のために作られた辞典」と書かれてありました。

これは、一生懸命愛読しましたが、なかなか身になるところまではいかず、高校卒業前に、火事が起きて、焼けてしまいました。

その後、松本先生ご自身も、ジュニア英英辞典という、中学生向けの英英辞典(!)をジャパンタイムズから出版されますが、残念ながら、あまり世の中では話題にならずに終わってしまいました。

ただ、この辞典を熟読したことで、「どうやれば、英語で英語を説明できるのか」が少しずつ分かってきました。

また、似たような意味のいくつかの項目を熟読すると、どういう意味の違いがあるのかが分かってきます。

その後、いくつも英英辞典を買って、使っていくことになりますが、この時の経験のおかげで、わたしのとっては英英辞典は、とてもよい相棒のような気がしています。

Posted at 2018年07月07日 15時14分13秒  /  コメント( 0 )

英検1級・植物の隠さ...

英検1級・植物の隠された生活

菌根と植物の関係を描いた長文のお話です。

ある実験で、示されている事実とは?

「菌根ネットワークは、害虫の攻撃よりも、病気のウイルスなどに対して攻撃的である」

「病気の予防は、植物が菌根ネットワークとつながっていないほうが有利」

「菌根ネットワークは、トマトの木を病気から防ぐ能力があるが、他の種から害虫を引き寄せる」

「一つの植物を犠牲にして、ネットワークのほかの植物を病気から守る」

今まで見てきた事実と矛盾しているものもありますが、どれも、本当ならおもしろいことばかりですよね。

そこで、本文。

今度出てくる科学者は、トマトで実験をします。

ペアのトマトを2つのグループに分け、ひとつは菌根とつながり、もう一つはつながらないようにします。

そのペアの、それぞれひとつに病気を感染させる。

すると、菌根とつながっている方は、免疫が強くなっています。

さらに・・というわけで、もっとユニークな、特質が明らかになっていくのですが、このあたりが1級英語の醍醐味です。

ひとつひとつの文を正確に理解する作業は、辞典を引いて、意味を当てはめていくだけではうまくいきません。

ひとつは、意味を正確に取るための文法力。

そして、単語の意味の広がりを知るためには英英辞典が役にたちます。

さらに、文の全体像をつかむため、きっちりとメッセージをつかむことも大切。

また、選択肢の中から、一番大切な部分を取り出して、長文の問題文と比べてみることが、必要です。

1級って、本当に面白い試験なんですよ!!

Posted at 2018年07月07日 07時42分39秒  /  コメント( 0 )