英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2018-06-08 の記事

「まだらの紐」から

「まだらの紐」から

早朝から、助けを求めてホームズのもとにやってきた若い女性ストーナー嬢。この義理の父であるロイロット博士の不審な行動、そして彼女も博士の標的になっている可能性があることにきづいたホームズは、「いそいで彼女の自宅に出かけなくてはならない」とワトソンに告げます。

And now, Watson, this is too serious for dawdling.

「さあ、ワトソン。これはぐずぐずしている暇はない」

dawdle とは、to take a long time to do something or go somewhere つまり「何かをしたり、どこかへ行くのに、長い時間をかけること」の意味です。

serious はもちろん「深刻な」といういみでいいですね。

ですから直訳すれば、「ぐずぐずしているにはあまりに深刻だ」ということになりますか。

そして、さらに、おそるべきロイロット博士との対決もありそうですので、

I should be very much obliged if you would slip your revolver into your pocket.

oblige は、「義務付ける」「余儀なくさせる」とか「恩恵を施す」「喜ばす」という意味があります。

ここでは、if があることから、「〜してくれれば、うれしい、感謝する」という感じでしょうか。

したがって、「もし君がポケットにレボルバー(拳銃)をすべり込ませていってくれれば感謝する」

つまり、ワトソンに、「銃を持っていってくれ」といっているわけです。

ちなみに、ホームズシリーズ全編をつうじて、ワトソンに銃の携帯を頼むシーンはいくつかあって、どうも、ホームズよりもワトソンの方が、射撃は上手だった可能性もあります。

長編の傑作、「バスカーヴィル家の犬」でも、ワトソンは銃をもって、謎の怪物犬の襲撃に備えます。

Posted at 2018年06月08日 20時39分53秒  /  コメント( 0 )

英語はお好きですか?

英語はお好きですか?

ある高校生と話していて、「英語は大嫌い」と言われてしまいました。

なぜか、と尋ねると、

「文法を覚えても、英語はわからない。単語を覚えなきゃならない」

かといって、単語さえ覚えていればよいのか、というとそうじゃない。

文法でも、副詞、形容詞、自動詞、他動詞と、わけのわからない専門用語がいっぱい出てくる。

日本語でもよくわからないのに、英語の文法用語はもっとわからない。

たしかに。

そういわれると、言語を学ぶということは大変なことです。

よくこのブログで取り上げる、松本亨先生の自伝を読んでも、「出会った英語表現をひとつひとつ覚えていくこと」という言葉が出てきます。

これがいかに大変なことなのかは、言われなくてもわかります。

わたしも、むかし使っていた教材とか、参考に読み直したりするのですが、英文はほとんど覚えていませんから。

このところ、松本先生の遺作である、「松本亨システム英会話」という教材を読み直しています。

これは、松本先生が、世の中で話されている英語を理解することができるように、さまざまなトピックについて、海外の人たちと話し合う形式のテキストです。

いまでは、CNNとかEnglish Journal のような、生き生きとした英語教材の本もたくさん出されるようになりました。

でも、当時は、こうした教材はほとんどなく、システム英会話はそういう意味で、貴重なものでした。

こうした教材が、もう少しやさしい形でたくさん出されていると、英語も多少親しみやすくなるのでは、と考えてはいるのですが・・

Posted at 2018年06月08日 20時16分39秒  /  コメント( 0 )