英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2018-06-07 の記事

「まだらの紐」から

「まだらの紐」から

ホームズも、ここまでの調査で、ロイロット博士の動機があることについてはこういいます。

My morning's work has not been wasted, since it has proved that he has the very strongest motives for standing in the way of anything of the sort.

「僕の今朝の仕事(弁護士会事務所に行って調べてきたこと)は無駄ではなかったな。というのも、これによって、彼には、こうしたこと(娘たちの結婚)を邪魔するだけの非常に強い動機があることが証明されたのだからね」

waste はもちろん、「無駄になる」という意味です。だからhas not been wasted というのは、「無駄にならなかった」ですね。

the very strongest motives は、ちょっと変に聞こえます。

私たちは、very という言葉は、最上級にはつけない、と学びましたから。

確かにその通りですが、いかにも「この動機は非常に強い」というニュアンスはうまく出ています。

語法的には、まずいのかもしれませんが、夏目漱石が、「さんま」のことを「三馬」と書いていたりするように、ことばは、その成長過程では、さまざまな用法、語法がでてくるようです。

まあ、コナン・ドイルも漱石と同じころの人ですから、そういうことなのかもしれません。

つぎにstanding in the way で、これは、「道に立っている」ということで、「邪魔をする」ということです。

anything of the sort は文字通りなら「そういう種類のこと」ということになります。

ここでは、ストーナー嬢の結婚のことです。

この欄では省略していることですが、実は、なくなったストーナー嬢の姉にも、もうすぐ結婚する予定があったのです。

したがって、ロイロット博士の企てていることは(事実だとすれば)義理の娘を二人とも始末してしまおう、という計画だということになります。

Posted at 2018年06月07日 20時27分45秒  /  コメント( 0 )

なぜ子供はあなたより...

なぜ子供はあなたより簡単に言語を覚えられるのか

タイムの記事のつづきです。

こどもが、新しい言語を大人より上手に学ぶことができるのにはいくつか理由があります、とタイムは言います。

いわく、子供の脳は、大人のものよりも可変性が高い、つまり、新しい言語を受け入れて、身に着けていく能力が高いというのです。

"All learning involves the brain changing," Hartshorne says, "and children's brains seem to be a lot more adept at changing."

「すべての学習は、脳の変化にかかわってきます」とハートショーン氏は言います。

「そして子供の脳は、変化についてはより向いているようなのです」

たとえば、こどもは、新しい事をやろうとする気持ちが大きい。

もしかしたら、そのプロセスでは、ばかみたいに見えるかもしれない。でも、子供はそんなことは気にしない。

たしかに、私たちは、間違いを恐れるし、恥をかくことは怖いですからね。

Unlike adults, who tend to default to the rules and patterns of their first language,

「母語のルールやパターンを、初期化してしまう傾向のある、大人の学習者とは違って」

kids may be able to approach a new one with a blank slate.

「こどもは、新しい言語に取り組むときに、何も書いていない石板ではじめられる」

ただ、10歳を過ぎた学習者は、完全な意味では流暢に話すことができるようにはならない、というのが結論のようです。

もちろん、わたしたちにも希望はあるのですが・・。

Posted at 2018年06月07日 20時15分08秒  /  コメント( 0 )