英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2018-05-22 の記事

「腑に落ちない」「う...

「腑に落ちない」「うかつに判断できない」をどう英作する?

シャーロック・ホームズの物語は、上品な英文で書かれており、しかも、表現がとても豊かなので、英作文にもとても参考になります。

「まだらの紐」のお話の中で、依頼人のストーナー嬢が、さらに説明を続けます。

"I do now know whether the spotted handkerchiefs which so many of them wear over their heads might have suggested the strange adjective which she used."

「わたしには、(姉のことばが)多くの人たちが頭にかぶる水玉のハンカチのことなのかもしれない。よくわからないのですが。ちょっと変な形容詞の使い方ですけれど」

Holmes shook his head like a man who is far from being satisfied.

ホームズは、首を横に振った。まるで、とても納得できないと思っているように。

ここの far from being satisfied は日常的にも様々な使い方が考えられます。

たとえば、He was pale like a man who is far from being healthy.

まるで、健康からほど遠い人物のように、彼は真っ青だった。

さて、お話に戻ります。

There are very deep waters, " said he; "pray go on with your narrative."

ここのdeep watersを調べてみました。(齋藤秀三郎「熟語本位 英和中辞典」)

be in hot water (苦境に陥る) 

be in deep waters (窮境に陥る) 

be in smooth water (困難(など)を脱した)

このあたりから考えるに、「これは困った状況ですね」くらいの感じだと思われます。

そして、prayについては、以前、別のコラムで書きました。pleaseのような意味でしたから、

「話を続けてください」というような状況のようです。

というわけで、さらにストーナー嬢のお話が続きます。

Posted at 2018年05月22日 20時50分30秒  /  コメント( 0 )

音読、何を、どう読むか

音読 何を どう読むか

先日、近くの本屋に言って驚きました。

音読の本があふれるほどありました。

それも、以前は「名作を音読する」、とか、「音読を通じて英会話」という形だったのですが、いまでは、「音読体操」とか、「音読基礎」「超音読」といったタイトルです。

以前からこの欄でお勧めしていた「英会話・ぜったい・音読」がベストセラーになったらしいこともあるかと思いますが。

本の大きさ、背表紙、活字、コンテンツが、信じられないほど似た感じのものがいっぱい出ていました。

眼を皿のようにして、お勧めしたい「英会話・ぜったい・音読」の標準編を探したのですが、結局見当たらず・・。

最終的に、ウェブサイトで買うことになりました。

音読は、はるか昔から推奨されていた英語学習方法です。

松本亨先生が、ラジオ英会話で講師をされていたころから、「レッスン内容を、何度も繰り返し音読して、暗唱できるところまでやってください」とおっしゃっていました。

松本先生の「英語で考える」という方法論に真っ向から挑戦された、同時通訳の國弘正雄先生も、「英語の話し方」という本の中で、音読を強く勧められています。

じつは、「英会話・ぜったい・音読」も、國弘先生の監修になる教材です。

繰り返し、繰り返し読んで、自由に口をついて出てくるほどに読み込んでほしいのです。

私のレッスンでは、毎回、暗誦をしていただいて、同じレッスンを繰り返します。

私としては、一つのレッスンを500回(50回の間違いではないです)は読んでいただきたいところ。

私のクラスに、ほとんど初心者の状態でいらっしゃった方も、この「英会話・ぜったい・音読」の標準編を毎回音読していただきます。

1年以上かけて、この本の全てのレッスンを終了された方もいらっしゃいます。

ご本人が驚くほど、英語がスラスラ口から出てくるようになります。

標準編は、中学校の3年生のテキストを編集したものですから、それで、日常的な話はほとんどできてしまう、ということです。

たしかに難しい文章を読んでいこうという場合でしたら、標準編では足りないかもしれませんが、ふつうに海外のお友達とコミュニケーションをしたい、ということであれば、これで十分です。

ぜひお試しください。1ページ当たり500回ね!

Posted at 2018年05月22日 17時38分31秒  /  コメント( 0 )