英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2018-04-16 の記事

リスニング指導の難しさ3

リスニング指導の難しさ3

1でのべた、リスニングの例文です。

I thought you had bought the bag the day before.という文の、you had の部分の聞き取りについて、でした。

2つの聞き取り方をご紹介しました。

ひとつは文法的な知識を応用して、I thought なのに、そのあとが you bought the bag the day before.と続くのはおかしい、と考えて、you の後ろにhad を補う、考え方。

これを、仮に「文法準拠型リスニング」と名付けましょう。

もうひとつは、you'd の呼吸の流れ、あるいは、呼吸の流れの中断、を聞き取ること。

つまり、'd の発音は、それまでyouとして出されていた呼気を、舌を上の歯の後ろに置くことで中断し、その後すばやく唇を閉じることで、boughtの発音に移っていく。

この「音連結」を聞き取る方法です。

「文法準拠型」の場合には、瞬間的に、正確な文法知識が出てくることができれば、いいかえると、正確な文法に基づく英文をある程度以上知っていれば、判断できます。

ただ、このためには、文法知識が、日本語による説明的なものとして定着しているだけではなく、(定着していなくてもよいです)英語の例文として、記憶されていることが必須です。

音声を通じて、英文を暗記、暗誦する必要はここにあります。

もちろん、このときの音声が、いい加減な発音に基づくものだと、暗誦された英文も生かすことができない、ということになります。

長年、エブリで説いている、「できるだけ原文と同じスピード、発音、リズムで言語音を再生する」音読の意義はここにあります。

「原文と同じスピード」
原文を何度も繰り返して聞くことで、身体の中に、音を定着させることが大切です。

その音声を、繰り返して再現できるようにする。

実は、この作業が、「音連結」の作業と重なってきます。(この項、つづく)

Posted at 2018年04月16日 09時55分16秒  /  コメント( 0 )

英文を具体的に書く

英文を具体的に書く

  具体的に書くためには、例をあげるとよいです。

  わたしたちは、英文を書く場合に、具体例を書くことが苦手です。

  行動や、考えを一歩一歩、段階的に説明することが難しいからです。

  簡単な例は「学校へ行く」。

  I go to school.とはだれでも書けますが、それでは、どうやって?と言われると、困ってしまいます。

  I go downstairs, sit at a table, eat breakfast, and wash my face. Then I check my uniform.
I go out of my house.

  When I went out, I just look around in order to see there is no car around me.

  In front of my house, I see a zebra zone. I raise my hand and walk across the street.

  なかなか大変ですよね。

  ひとつひとつの行動、動きを丁寧に説明しようとすると、表現できないものがあります。

  旺文社から出されている「英語標準問題精講」というシリーズがあります。

  その著者の原仙作先生は、登下校の際に、和英辞典を片手に、見るもの見るものをどう表現したらいいのか、チェックしていたそうです。

  この「標準問題精講」シリーズも、いまでは、原先生のものを何度も改訂して、より使いやすいものになっていますが、わたしが使っていたころには、原先生もご存命でした。

  今のお話は、ある教育雑誌に原先生がかかれていたものです。

  こうした努力が、すばらしい英文を書く能力を育ててくれるのですね。

Posted at 2018年04月16日 08時18分16秒  /  コメント( 0 )