英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2018-04-05 の記事

テーマ英作文の書き方...

5.They sayのtheyって誰?

  英文を書く場合に、次のような表現をするひとがおおくいらっしゃいます。

  They say that handwritten resumes are important, because they can show us the genuine character of the writers.

  They sayという表現は「〜というひとがいる」と教わりました。

  誰か、はいわないけれども、世の中にはそうした考えを持つ人がたくさんいる、という感じですね。

  だから、日本語で作文するときにも、「〜だといわれている」というのは、おなじみの表現の1つになりました。

  ところが、英作文で使ってみると、これを読んだネイティブに聞かれるのは、”Who are they?”です。

  They sayは、段落の冒頭に出てくることが多く、発言者が明確でないことが多いのです。

  一般的にそう考えている人が多いよね。そんな意味ですね。

  「〜というひとがいる」といった時に、それ以上詳しく説明しなくてはならない、と私たち自身が考えていません。

  でも、そういう「だれだかわからないひと」がなにか発言したとしても、ほとんど意味がない。

  テレビの報道番組では、よく街頭インタビューを取り上げますが、そこで出た意見には意味がないし、変わった意見が出ても、番組ではとりあげない。

  書いても書かなくてもよい意見なので、言い訳と同じようなもので、書かずにすますべきだといえます。

  日本語だと当たり前に書いていくのに、書くのが当然と思われているのに、英語では全くかかれない、ということがかなり多い事に気が付きます。

Posted at 2018年04月05日 22時33分48秒  /  コメント( 0 )

テーマ英作文の書き方...

8.受身多用は【作文殺し】

日本語で書かれた英作文の参考書にはほとんど書かれていないのに、英語でネィティブ向けに書かれた作文の本にはかなりの確率で出てくる注意事項があります。

「受身を使うな」

故松本亨先生の「英作全集」にはそれぞれの作例のなかに触れられていることが何度もありました。

いわく、be動詞は、英文の勢いを弱めてしまう。

できるだけ、能動態で言えることは能動態で書くべき。

進行形はどうなるのか、というようなことは書かれていなかったのですが、受け身が、文章の勢いをなくしてしまう、ということは何度も述べられていた記憶があります。

最近、Painless Writingという本を読んでいたら、Passive voice rubs your writing of powerと書かれていました。

この本は、受動態をへらすべし、という項目で一章たてていて、そういう意味では、非常にはっきりと受動態に対して批判的な書き方をしています。

たしかに、Beth hit the ball over the fence. に比べて、The ball was hit over the fence by Beth.という文では、前者の持つパワーというか、勢いが失われてしまって、躍動感がなくなります。

おそらく、beという言葉自体が、I am a student.であったり、She is attractive. といったように、状態を表すことが多いせいもあるでしょう。

一般動詞であれば、動きを表現することになるので、Tom hits the ball. とかSally breaks down the window. といわれると、目の前で生き生きとした動きが感じられます。

総じて、私たちの書く文章にはbe動詞が多すぎるようです。この間、ある文章のbe動詞を数えてみたら、文の数より、beの数の方が多かったこともありました。

すこし気を使うだけで、ネィティブの方に与える印象が大きく違うのであれば、ぜひ試してみたいことの1つです。

Posted at 2018年04月05日 11時25分25秒  /  コメント( 0 )

テーマ英作文の書き方...

7.3回書き直す

  英語でエッセイを書く場合には3回書き直すことにしています。

  1回目は、とにかく思い付いた理由を書いて、ひと通りまとめます。

  「手書きの履歴書」であれば、「手間」「お金」「時間」といった具合。

  さらに詳しく考えていくと、「手書きの履歴書」では「執筆者のやる気が理解できる」といったメリットも考えられます。

  「手間」をかけるからですし、「丁寧さ」もあるから。

  では、それに対抗する考え方として、「手書き」だと時間がかかりすぎる、

  メールだったらすぐに返信できるのに。とか、日常生活では手書きの書類を書く機会がほとんどない。といったことも言えるかもしれない。

  こうしたことを考えて、内容だけではなく、立場も変えてしまうことさえあります。この作業が2回目です。

  次に3回目ですが、ここでは、理由をより明確にキャッチフレーズにしてみたり、表現をわかりやすいものに変えたりします。

  この段階になると、日常使われている「手書き」のあり方と、「履歴書」のもつ特殊なポジションという違いにも目が向きますから、次のような論を建てることも可能です。

  「手書き履歴書は残る」→「入社したい気持ちが現れる」「本人の隠された性格が出る」「日ごろ使わない特別な作業で、気が引き締まる」

  「残らない」→「メールは要点がはっきりしている」「メールは速い」「メールは実戦的」

  これだと、手書き履歴書の特殊性と、メールの効率の良さを中心軸にして論を進めていくことができます。

  文章としては、かなりまとまってきた感じです。

  もちろん、試験の最中に、時間に追われているときであれば、これだけ丁寧に推敲することはできません。

  でも、実際に試験を受けるまでに、何度もこのやり方で作文を書く練習をしておくと、実際に与えられたテーマを即興で書かなくてはならない時でも、すぐにまとめられるようです。

  エブリの生徒さんの中でも、熱心に英作文を書いてくださった方たちは、時間がない場合でも、満点に近い得点で合格された方もたくさんいます。

  まずは、自分の書いた文を2回見直してみるだけでも、かなり参考になると思います。

Posted at 2018年04月05日 11時18分38秒  /  コメント( 0 )