英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2012-06-01 の記事

スピーチにつながる音読

高校生のスピーチコンテストで審査員をさせていただくことがあります。
スピーチでは、テーマ、表現、演出、発音、練習など多くの要素があり、英語の勉強をしていくうえで、大変役に立ちます。

今日は、スピーチと音読についてお話ししたいと思います。

音読して、暗誦する場合、内容はすでに理解している必要があります。
ということは、メッセージは何か、がよくわかっていて、それに合わせた音の出し方をしなくてはなりません。
たとえば、疑問詞で始まる疑問文は通常、下降するイントネーションになります。
でも、感情的に激しているばあいには、上がることがあります。
ごく普通の平叙文であっても、その文に込められた感情によっては、疑問文のような読み方になったり、命令文のような言い方になったりします。

こうした文の読み方を作り上げていくためには、基本的な音読の技術がとても参考になります。
特に数行からなるまとまった文章を読んでいる場合にこれが大きい。
英作文などの教材で、文法中心の一文一文覚えていくタイプのものだと、全体を流れる感情の起伏などの表現方法を学ぶことができません。
教科書のような内容のものも、初期段階としては良いと思います。
必要な表現が、ある程度網羅されているからです。

こうした基礎的な教材がある程度、暗誦できるようになったら、ぜひやってみていただきたいのが、物語の音読です。
それもできるだけ感情のこもったものがよいので、劇的に話の流れが変わっていくようなストーリーをもった作品が望ましいように思います。

こうした、疑似的なストーリーで、英語による表現方法を経験していくことで、スピーチで描き出される世界をあらわすことがより巧みにできるようになります。

なかなかふさわしい教材を見つけるのは大変ですが、松本亨先生の「英語のイントネーション」は参考になるかもしれません。
(新刊では手に入りませんが、エブリでは在庫がございますので、ご希望であればお譲りできます)

他にも、本屋さんに行くと、昔のラジオドラマをCDにしたものや、映画のシナリオがDVDになっている教材があります。
くりかえし見ても飽きないものを選んで、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

松本亨先生「英語のイントネーション」はこちら


田口執筆「英検タイムズ」はこちら


エブリの中学生・高校生講座はこちら

Posted at 2012年06月01日 08時21分30秒  /  コメント( 0 )