英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2012-02-15 の記事

「論理的に考える技術」

英検1級のスピーチの方法をお話しするときに、「頭の中で図面を描いて、できるだけそれを伝えるようにするとわかりやすいスピーチになる」という説明をすることがあります。

これは、村山涼一さんがソフトバンクから出している「論理的に考える技術」を参考にした言い方です。

この本の中で村山さんは、「図形化することで考えはこんなにまとまる」というアイディアを中心に話を進めていきます。

まず、考え方のパターンを提示します。

同じレベルの文章をならべる「並列」や、複数の事例から、一つの考え方を導き出す「帰納」、逆に一つの事例から複数の事例に考えの広がる「演繹」といった具合。

このパターンの数は多いのですが、中にある考え方自体は、日常生活でよく出会うものなので、よくわかります。

そのパターン分類を利用して、実際の文章を読み取っていきます。

こうした分析から、実作へと進んでいきます。

ここまで来て、ようやく、自分が書いていく作文なり、スピーチなりの参考になる部分が出てきます。

もちろん、ここまで読まなくては応用できないわけではありません。

村山さんは、このプロセスをいっぱい図を使ってわかりやすく説明しています。

他の方の話を聞いたり、自分でスピーチや作文など書くときにこのパターンの考え方を利用すると、わかりやすい話し方ができそうです。

Posted at 2012年02月15日 23時42分19秒  /  コメント( 0 )

なつかしの「英語の文...

数年前、高校生の時にエブリに通ってくれていた方が、訪ねてきてくださいました。
現在は、大学で勉強されているそうですが、英会話はなかなか得意で、エブリで覚えた英語が役に立ったとおっしゃってくれました。

当時は、安田一郎先生の「英語の文型と文法」を暗誦教材として使っていました。
この教材はNHKから出ていたもので、当時放送されていた「続基礎英語」をベースにしたものです。
この番組では、中学校2年生向けの文法を、すべて会話の形にして、だいたい7,8行のやり取りで覚えこませる、というスタイルの本でした。

カラー印刷でもなく、内容も、会話があって、次のページに文法事項がまとめてあるというシンプルな構成だったため、CD化されることもなく、絶版になってしまいました。

私は、同番組が放送中、毎日聞いていて、繰り返し練習も行っていました。

エブリをはじめたときも、初心者の方にぜひ使ってほしいと考えたのが、この本でした。
おかげさまで、たいていの方が気に入ってくださり、ストックとして買い込んでいたものも使い切ってしまいました。
さらに購入しようとしたら、すでに手に入らない状況になっていました。
良い本なのに、残念です。

この方のように、一生懸命この本を覚えて、今でも役に立っているよ!といっていただくと、改めていい本だったのだな、と思わせられます。

復刊ドットコムなどにも送ってみましたが、なにしろあまり有名な本でないためか、票数が伸びていません。

お一人お一人にこうした隠れた名作参考書があるのかもしれません。

Posted at 2012年02月15日 10時29分45秒  /  コメント( 0 )