英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2011-12-29 の記事

英語が人生に喜びを与...

私の古い友人にMがいる。

彼が学生だった頃のことだ。
ある予備校のサマーセミナーで、彼はハワイにいた。
たまたま時間が空いて、ホテルのプール際の木でできたベッドに横になっていると、すぐ近くに中年くらいのひげを蓄えた白人のおじさんがこちらを見ているのに気がついた。

「このおじさんも、暇なのかな」

そう考えて、こちらも見返していると、にっこりしたので、自分も微笑んだ。

おじさんが手を振るので、そちらに近づいていってみると、横に座れ、という。

こちらが日本人だからだろうか、すごくゆっくり、はっきりした英語で話しかけてくれた、という。

「あのときは、魔法のように、何を言われているのかがすごくよくわかったんだ」
と彼は言う。

当時、松本亨先生の英語に感銘を受けていた彼は、先生の書いたラジオテキストを毎日音読して覚えていた。
「それもあったのか、あまり苦労しないで英語が話せたんだ」

そのおじさんは、ワシントンで家を建てる仕事をしていたそうで、自分のかかわった豪邸のパンフレットも見せてくれた。
映画に出てくるような、プールあり、テニスコートありという立派な家で、こんな家に住みたいな、と思ったものだ。

彼は今、建築関係の仕事に従事している。当時、熱心に取り組んでいた英語を使うことは今はほとんどないけれど、この日の楽しかった思い出は決して忘れない、と言っていた。

Posted at 2011年12月29日 10時10分24秒  /  コメント( 0 )