英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2018-04 の記事

attitude ということば

attitude ということば

受験生の方と一緒に勉強していると、時々、心を洗われるような文に巡り合うことがあります。

今日も、こんな入試問題がありました。

「ある老人が、医者である自分の所へ来ます。

この老人は、奥さんを2年前に亡くしていて、その喪失感にさいなまれている、といいます。

わたし(医師)は、老人に対して次のような質問をします。

『もし、あなたが先に亡くなっていて、奥様だけが残されていたら、どういう気持ちになられていらっしゃると思いますか』

老人は、しばらく考えて、こう言います。

『もし、そうなっていたら、妻を苦しませることになる。私が生き残って、さみしい思いをする事になって、よかったかもしれない』」

この後、こういう文が続きます。

Of course, this was no treatment in the proper sense since, first, his despair was no disease, and second, I could not change his fate or revive his wife.

もちろん、これは、厳密な意味での治療ではない。まず、彼の悲しみは病気ではなかったし、次に、わたしは彼の運命を変えることもできなければ、妻をよみがえらせることもできなかった。

But in that moment, I did succeed in changing his attitude toward his unchangeable fate because from this time on he could at least see a meaning in his suffering.

しかし、あのとき、私は、彼の帰ることのできない運命に対するattitudeを変えることに成功した。なぜなら、この時以来、彼は少なくとも彼の苦しみの意味を知ることができた。

このattitudeですが、英和辞典を引いてみると、「態度」という訳語が一番に書いてありました。

Oxford Advanced Learner's Dictionary によれば、こうあります。

The way that you think and feel about somebody or something; the way that you behave towards somebody or something that shows how you think and feel

つまり、ある物・人に対する考え方、感じ方、そして、それを示すように、その物・人に対して行動すること、とあります。

態度、という訳語よりは、考え方、という訳語の方がふさわしいのではないか、と考える次第です。

Posted at 2018年04月30日 16時50分59秒  /  コメント( 0 )

wreak という単語

wreak という単語

このところ、いくつかの単語について書いています。

今回はwreak。これはわかりやすいです。

Oxford Dictionary of English いわく、cause (a large amount of damage or harm) で、例文は

torrential rainstorms wreaked havoc yesterday.と、

the environmental damage wreaked by ninety years of phosphate mining.

二つ目の定義としては、inflict (vengeance) が上がっています。

さらに例文としては、He was determined to wreak his revenge on the girl who had rejected him.

3つ目の意味は、avenge (someone who has been wronged) です。

そして例文は、Grant me some knight to wreak me for my son.

一つずつ見ていきましょう。

最初の定義は「(大きな損害や、負傷を)引き起こす」ということですね。

例文は、「激しい豪雨が、大きな破壊を引き起こした」

ふたつめの例文は、「90年にわたるリン酸塩発掘により引き起こされた環境的破壊」ということで、文ではなく、名詞句ですね。

二つ目の定義;「(復習を)して、悩ませる、苦しめる」

例文は、「彼は、彼を振った女の子に復讐することを決意した」

うわ、この例文は、最近よく見るケースを説明するのにぴったりの英文ですね!

三つ目の定義。これまた、「(間違ったことをした人に)かたきを討つ」

例文。「息子のかたきを討つために、だれか騎士をつかわせてくれ」

Posted at 2018年04月27日 10時27分10秒  /  コメント( 0 )

levitateという単語が...

levitate という単語があります

levitate という単語をご存知ですか?

Oxford Dictionary of English では、rise or cause to rise and hover in the air, typically by means of supposed magical powers と書いてあります。

さらに例文があって、I focused on levitating the rucksack. と出ています。

どんな意味か解りますか?

わかった!という方は、ここまでお読みいただいて、ありがとうございます。

さて、もし???という状態なら、さらに次の文を見てください。

これは、わりとわかりやすい定義で評判のいい、Oxford Advanced Learner's Dictionary.

この辞典は、もともと、ISED というイギリス人が、日本人学習者向けに書かれた英英辞典です。

いまでは Oxford に権利が移っているようですが、いまでも日本の開拓社という出版社から、だされているはずです。

to rise and float in the air with no physical support, especially by means of magic or by using special mental powers; to make something rise in this way

で、残念ながら、例文は載っていません。

探してみたら、他には The casket suddenly levitated a metre above the ground. というのがありました。

もうおわかりですね?

空中浮揚、つまり魔術とか、トリックで、空中に浮かぶ、という意味です。

英英辞典でも、いくつか読み比べてみると、、何となく自分に合った定義を載せている辞典があったり、わかりやすい例文があったりするものがいろいろとあります。

手持ちの電子辞典にも、いくつか英英辞典が入っているものがありますから、ぜひ、暇なときに、難しいな、という単語を引いてみると面白い発見があるかもしれません。

ちなみに、levitate は、以前、英検1級にも出題された単語です。もっとも、それ以降、ほとんど見かけていないけど。

Posted at 2018年04月26日 10時13分55秒  /  コメント( 0 )

extrapolate という単語

extrapolate ということば

SF作家の豊田有恒さんの「あなたもSF作家になれるわけではない」という本があります。

もともと「奇想天外」という雑誌に連載されていたコラムで、毎月、とても楽しみにして愛読していました。

単行本になったので、すぐ購入した記憶があります。

この本の中に、extrapolate という単語が出てきます。

外挿法、というのが訳なのですが、全くどういう意味なのか、解りません。

これを、豊田さんは、こんな風に書いていました。

(もっともこれは、本がないので、思い出して書いています。したがって、正確なものではないです)

エクス虎というものは、外に飛び出してくる。

なぜなら、そういうものだからだ。

それが、ポレイトするわけである。

すごいな。

なにもわからないのだけれども、なんとなく説明が終わってしまっているような気になります。

これは、

to estimate something or form an opinion about something, using the facts that you have now and that are valid for one situation and supposing that they will be valid for the new one

(何かを評価する、または何かについての意見を形成すること、現在持っている事実を用いて。その事実は、ある状況では正当なものであり、また、新しい状況下でも正当なものだと考えられる)

ということです。これは多分、わかりやすい方の説明だと思います。

(何を書きたかったのか、というと、むかしおもしろい本を読んだ、ということです)

Posted at 2018年04月25日 13時27分41秒  /  コメント( 0 )

死刑肯定論

死刑肯定論

死刑肯定論で、前回は、「再犯が起こりえない」をあげました。

ほかには、「生活費の問題」があげられます。

これは、データを調べておらず、オフハンドの状態で書いていますので、その点、ご了承ください。

死刑は、「刑の執行」=「死」ですから、国家がいつ刑を執行するか、決定することになります。

日本では、死刑判決が出ても、実際に執行されるまでにはずいぶん時間がかかるようですから、次の論は成立しないかもしれません。

つまり、懲役であれば、自分の生活費(居住費、食事、医療、管理費用)などは全て、税金で賄われます。

死刑の場合、刑の執行が、判決の後、速やかに行われれば、費用はあまりかからない、といえるでしょう。

再審請求をしている間、刑の執行はされないのが、慣例になっているようです。

それ以外にも、刑の執行までに時間がかかるのは事情があるらしい。

ただ、ある方によると、アメリカでの計算では、懲役も、死刑もかかる費用はあまり変わりがない、とのことです。

このブログでは、そこまで調べていないので、何とも言えません。

Posted at 2018年04月24日 22時11分11秒  /  コメント( 0 )

テーマについてどう考...

テーマ別英作文の考え方

基本的には、肯定側なら、どんなメリットがあるのか。否定なら、デメリットはなにか?

こういうことになります。

最近、ある生徒さんが書いてきてくださったテーマはこういうものでした。

「日本政府は、個人の拳銃所有を認めるべき」

このテーマは、アメリカでの学校での射撃事件もあり、否定論は出やすいのかな、と思うのです。

そこで、肯定側で考えてみることにしましょう。

たとえば、自宅に泥棒が入ったとします。

怖いですね。

でも、相手も多分、どんな人が家にいるのか分からないので、やはりおびえているはずです。

もし、私たちが奥から出てきて、銃を持っていたら、相手も驚くでしょう。

「出て行け、さもないと撃ち殺すぞ!」

おそらく、たいていの強盗は逃げてしまうでしょうね。

こちらは、家族を守ったり、財産のことを考えたりしていますから、必死です。

それに比べれば、相手のほうが真剣味は少ないかもしれません。

ここまでの考えをまとめると、「拳銃は、安全を保障する」ということになりますね。

Handguns guarantee our safety.

When someone tries to sneak into your house to take your money, you may go there and show your gun.

Then, the burglar will be surprised and run away.

こんな風にまとめると、ごく簡単な話になってしまいますけど。

Posted at 2018年04月24日 14時07分37秒  /  コメント( 0 )

英英辞典の冒険

英英辞典の冒険

電子辞典を買うと、英英辞典がついているものが案外多い。

でも、持っている方に尋ねてみると、実際に利用している方はかなり少ない。

実は、英英辞典を使うことで、ボキャブラリーがより身につく、というメリットがあります。

the dean of the collegeという表現があります。

deanというのは、the top person of a college or a departmentという意味ですから、大学の学長なり、学部の部長、ということがわかります。

mountainも、引いてみると面白いのは、high hillと出てくること。

それでは、hillはどうだろう、と調べてみると、low mountainだとわかりました。

もう少し難しい言葉だとどうでしょう。

irresoluteということば。

Oxford Advanced Learner’s Dictionaryだと、not able to decide what to doとでてきます。「決めることができない」

Oxford Dictionary of Englishだと、showing or feeling hesitance; uncertainと書いてありました。「ためらいを示す、感じる」「よくわからない」

日本語だと、優柔不断、と書いてあります。

気が弱く、決断力に乏しいこと、また、そのさま。「−な態度」

よく考えてみると、irresoluteという言葉は、resolution 「決意」 ということばに、「〜でない」をあらわす、ir-がついているのですね。

こんな風に、一つの単語にも時間をかけて調べてみると、いろいろとわかってくることがたくさんありますね。

Posted at 2018年04月24日 13時27分11秒  /  コメント( 0 )

ある英語授業のシナリ...

There is one story that the Roman emperor, Nero often ( 1 ) slaves to the mountains to get snow for his desserts.

There is one story. We know a story. Many people talked about this story.
The emperor is a person who is in the top position in a country. This position is so high that ordinary person cannot take the place easily. In Japan, the emperor is very sacred, like a god, and only son or brother, or rarely sister, wife, and daughter can take the position of the relative.

In Japan, next year, Heisei Emperor will retire and his son, the Prince will take over the emperor’s position. We call this position “Throne”

Nero, top person in Rome, did something having to do with slaves, to the mountains to get snow for his desserts.

slaves? They are low ranked people, they had to follow the orders of their master. They were sold and bought by the upper class people. In the United States, they have a history of black slaves until their civil war.

Ok, just imagine. We live in city area. We don’t have ice. You are the king or the top person in the city. You want something cold. You know that there is a lot of ice in the mountains. How would you do? You order somebody and make him go to the mountain to bring ice from the cold mountains.

That’s right. This is what Nero did. He ordered slaves to go to the mountain to get snow for his desserts. Order someone to go? We often use the verb “send,” just like sending a letter, sending a parcel. That is what Nero did. In fact, he send...send-sent-sent. So, the answer to ( 1 ) is “sent.” Thank you.

Marco Polo tasted flavored ice, too during his famous travels in the Far East.
Marco Polo is an Italian adventurer. He may have come to Japan, too. He said “Japan is a country of gold.” Marco Polo tasted, ate, enjoyed, had, flavored ice.
Flavored, here, means tasty. Have some tastes with it. When? During, means at that time. the Far East means the Eastern end of the world. China, Korea, and Japan belong to the Far East. He enjoyed tasty ice and brought back Italy, how to make it. That is how the ice cream spread the whole world.

Posted at 2018年04月22日 10時07分56秒  /  コメント( 0 )

ある英語授業のシナリ...

Hi. Good afternoon. My name is Naoto Taguchi. Let’s start the lesson!

Today’s topic is ice cream. It was very hot yesterday. You may want to eat ice cream, right? Do you know who made ice cream for the first time? You do not know.

Now look at the text. The first line says, “Who invented ice cream?” Invent means to make it for the first time, or to create it, to originate it.
And “Nobody knows.” Nobody means there is no person. So the sentence means we have no one; no person; that knows the creator of ice cream.

We have to put this underlined part into Japanese. Can you make it? Would you try, Mr. ...? Well, good.

Then shall we go to another sentence. The history of ice cream is a mystery. A mystery is the question we do not know the answer. So we do not know how and when ice cream was made. Who made it.

No one knows exactly how and when people began to eat it. Exactly is in detail.
For instance, now it is around 2:30. Look at the clock. Well, it says, it is exactly 2:33. Exact means telling slight, small, and correct.

It is a very old dessert. Yes. Ice cream is an old sweet. It tastes sweet like candies, cookies, cream puff, and so on.

The Greeks, Greeks are people in Greek. Greek is a European nation. ギリシャ。
So the Greeks areギリシャ人。The Greeks ate ice cream (or something that was like it) in Greece many, many years ago.

The Greeks ate, had, enjoyed, ice cream. Then, “Or something that was like it”?
like here means similar, look like, resemble. Something that was like it is something like ice cream. Maybe ice candy. Maybe crashed ice. Maybe just having ice in your mouth.

The Romans also ate ice cream in Rome long ago. Also, means too. The Romans, just like The Greeks, ate ice cream, too.

Posted at 2018年04月21日 10時05分09秒  /  コメント( 0 )

外国のボキャビル本

外国版のボキャビル本

ボキャブラリーをふやしていくことで、盲点になっているのが、外国で出されたボキャビル本です。

アメリカでは、自分の使えるボキャブラリーの数=自分の年収 という公式が成り立つ、と言われるほど、ボキャブラリーと出世とが密接につながっているようです。

これは、もちろん、大げさな表現なのでしょうが、ホームレスの人が、新聞を読んでいるのを見て、「どうして、日本では、新聞の読める人がホームレスをやっているんだ」と尋ねられたことは何度もあります。

本家本元のボキャビル本だけあって、それぞれのものには、工夫が凝らされています。

語源の説明が詳しくて、説明も何度も繰り返されて、練習問題が豊富なもの。

ひとつひとつの単語の意味を、例文を出し、さらに、ニュアンス、説明が詳しいもの。

ある一つの語源にまつわる、膨大な量の単語を羅列してあるもの。

あるいは、例文として、タイムの1パラグラフ程度のものを出して、その中にブランクの形で、レベルの高い単語を抜いてあるもの。

この本では、さらに下の欄を見ると、その単語の言いかえが載っていて、ある程度は推察ができるようになっています。

そして、ほとんどのボキャビル本は、1週間、あるいは10日単位で、小テストがあり、それまでにやってきた単語をおさらいできるようになっています。

わたしは、単語帳がなじめないのと同じように、1巻を始めから終わりまでやり通す、ということはできないのですが、少なくとも、こうした本は、あちらをやって飽きたら、別の本に取り掛かり、それに飽きたら、また元の本に帰り、。。という調子で、なんとか単語の勉強を進めてきています。

この間も、ある試験に取り組むために単語の勉強を再開した元生徒さんがやってきてくださり、興味深い単語の本をいくつも紹介してくれました。

とりあえず、何冊か買ってみて、おもしろそうなら、使ってみようと思っています

Posted at 2018年04月20日 09時59分13秒  /  コメント( 0 )

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