英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2012-08 の記事

TOEIC100点UPへの道

100点アップといっても、現在何点なのか、で話は違ってきます。

いずれにしてもまず取り組んでいただきたいのは音読です。

現在、エブリでよく利用しているものが講談社インターナショナルから出されている「英会話・ぜったい・音読」(標準編)です。
これは中学校3年生用の教科書から抜粋した教材で構成されている、音読用のテキストです。

このテキストを利用することで、英語の基本的な組み立てが見て取れるようになります。

英語が苦手な高校生の方で、この本の音読を通じて、英語の偏差値を挙げた例がたくさんあります。

この教材が簡単すぎると思われる方には、松本亨先生の「英語のイントネーション」(英友社)がストーリーがあって面白いでしょう。
これは別売でテープも出ていますが、おそらくもう少しすれば、改訂されてCD付きで出るのではないかと思っています。

わたしたちは、劇的な話があれば、かなり長い話でも覚えられます。
高校1年生の方で、かなり速いスピードで覚えてる人もいますし、さきほどの「英会話・ぜったい・音読」のあとに覚えていただいている方も何人もいます。

TOEICの得点に直接結び付いたものが良い、という方には「TOEICテストスコアアップ音読トレーニング」(ナツメ社)もおすすめです。

これは最初、一つ一つの音の変化を学びつつ、後半になると、TOEICに良く出されるタイプの説明問題に類似した、英文を覚えるシステムになっています。
「英語のイントネーション」とはまた違った、勉強の楽しみを味わうことができます。

Posted at 2012年08月31日 23時56分30秒  /  コメント( 0 )

ミステリ十二か月

表紙のかわいらしい猫の探偵たちの絵で、なんとなく子供向きの本なのかなあ、と思わせられてしまいます。
実は、読売新聞に連載された、ミステリ小説の紹介の記事なのですが、名アンソロジストにして、ミステリ作家の北村薫さんの作品ですから、選ばれた作品は、いずれも上品、かつ読みごたえのある作品ばかり。

スタートの1月は、子供向きの本から紹介を始めて、はじめてミステリに親しもうという方には、肩の凝らない本ばかり。
なつかしの江戸川乱歩「少年探偵団」シリーズや、南洋一郎訳のルパン・シリーズなど、わたしたちの年代の本好きな人たちにはこたえられないセレクション。

「少年探偵」シリーズの「宇宙怪人」がはじめての乱歩体験だったのですが、前半だけ読んだら就寝時間になってしまいました。
結局、話が怖くて怖くて、とても寝られず、かなり夜遅くまで、布団の中で悶々としていたことを覚えています。
頭の中に、挿絵にあった、くちばしをもった、うろこのような皮膚の宇宙怪人が現れて、襲いかかってくる画像が強烈でした。

翌日には、後半を読んで、そこまで怖い話ではないことを知り、ホッとするのです。

この連載では、例えば、ポーの「黄金虫」をどう読むのか、非常に興味のある考えが紹介されています。
編者の北村さんは「こがねむし」と読むそうですが、同世代の作家たちは「おうごんちゅう」と読む人が多い。
これはほぼ同じ時期に二つの出版社から少年少女文学全集が出されて、北村さんの持っていた方には「こがねむし」のルビが、もう一つには「おうごんちゅう」とふられていたためらしい。私も、長い間、「おうごんちゅう」だと思っていましたから、その指摘はとてもよくわかります。

こうした編者のエピソードも含めて、とてもなじみやすいミステリ紹介の本がこれです。かわいらしい版画の挿絵も含めてぜひ、愛読していただきたい一冊です。

「ミステリ十二カ月」(北村薫)中央公論新社

Posted at 2012年08月30日 22時53分57秒  /  コメント( 0 )

単語を覚える

英検1級で驚かされるのは単語のむずかしさです。

おそらく、準備をあまりしないで受験された方は、選択肢にほとんど知っている単語がないので、びっくりされるのではないでしょうか。

そういう意味では、英検1級というのは、私たちが、意識して覚えざるを得ない単語を勉強する機会を与えてくれる機会なのかもしれません。

最近は「でる順パス単」とか「キクタン」といった教材も出版されて、単語の勉強も少しは楽になってきました。

それでも意識的に覚えていこうとしない限り、ごく普通な勉強をしていてもおぼわってこないのが、ボキャビルの悲しさです。

知らない単語に直面したら、とりあえず、英和辞典、英英辞典を引いてみて、その言葉のイメージを高める。

また、何度か声に出して言ってみて、頭の中で、その言葉の持っている「感じ」を想起できるようにする。

語源などで利用できる知識がないかどうか、特に長い単語の場合にはじっくり考えてみる。

英語を口で言いながら書いてみる。

毎日単語には悩まされています。今まで上げた方法は、それぞれに先達の方たちが開発されて、実施されたものです。
実際にやってみて、自分に合ったものを繰り返すことにしましょう。

Posted at 2012年08月28日 10時04分01秒  /  コメント( 0 )

小説のペース

海外の小説をお読みになる方ならお気づきだと思いますが、日本の小説とアメリカなどの小説とでは、物語の進行のペースがかなり違う印象を受けます。

最近、Daniel Suarez という人の”Daemon”という作品を読み始めましたが、なかなか本題(?)というか、事件が明確な形をとってこないため、進めなくなってしまいました。

評判のよいエンターティンメントらしいので、それなりの期待もあったのですが、おそらく、後になって明らかになってくるような事件を、周りから書いているのだろうと思いますが、全体像が見えてこないのです。

わたしも、海外の小説は割とよく手に取る方だと思いますが、ときどき、翻訳でも原作でも、こうした気持ちになることがあります。

おそらく、リアリティを出すために、詳しい描写がなされていて、それが、あまりに饒舌に感じられてしまうことが一つの原因かもしれません。

たしかに、ほとんどの国民が黒髪で、黒い瞳をしていて、中肉中背、肥満、やせぎすあたりでかなりイメージがわいてくるわたしたちの世界と、それこそ何もかも説明しなくてはならないアメリカの小説の世界では、事情がかなり違うことは理解できます。

でも、「エヴァ・ライカーの記憶」とかグレッグ・アイルズあたりですと、短めの一章のなかに、衝撃のシーンがあって、そういうところに引っ張られて、ページが進んでいき、気がついてみるとやめられなくなっています。

なにか、「はずれない小説の選び方」がないものでしょうか。

Posted at 2012年08月27日 09時54分00秒  /  コメント( 0 )

例文探し

仕事で、英語の例文探しをすることがあります。
ふしぎなことですが、日ごろ目を通している英文でも、特定の文法項目などにこだわって例文を探していると、全体の流れが全く頭に入ってきません。

ある英語の先生の書かれた本を読んでいたときに、似たようなエピソードに遭遇しました。
その先生は、やはり辞典など作るために英語の例文が必要で、何度も読んでいるアガサ・クリスティーの作品を読み直されたそうです。
すると、やはりストーリーは全く頭に残らず、なんとなく損をしたような気がした、と述べていらっしゃいました。

わたしたちはどうも、一つのことに心を向けると、別のことへの気持ちが弱まってしまうらしいのです。

たとえば『不連続殺人事件』を書いた坂口安吾は、探偵小説のトリックとして優れているのは、例えば本を読みながら階段を下りてきて、トイレに行きたくなり、ついその辺に本を置いたまま、用を済ます。
そのあと、本を置いたこと自体を忘れてしまう。
そうした心理を応用するのが優れたトリックだ、と書いています。

名古屋駅などでエレベーターに乗っていると、突然、直前に立っているひとが立ち止まってしまって、つんのめりそうになることがあります。
見てみると、メールを一心に読んでいるのですが、うっかりしたら、突き飛ばしてしまいそうで気になります。

自分が思っているよりも、わたしたちは多くの課題を同時にこなせるようにはできていないのかもしれません。

そんなことを考えていました。

Posted at 2012年08月27日 00時07分41秒  /  コメント( 0 )

海外留学

「○○さんはどちらに留学されていたのですか」
英語の仕事をされているSさんは、いつもこう聞かれる、とこぼされます。

英語の仕事をするのに、海外経験があるのは当たり前、逆になければ力があるのか疑われてしまう、とおっしゃいます。
たしかに、日本で頑張って勉強されて、英検1級にも合格され、現在はお仕事で英語を使っているSさんにとって、こうした質問は不愉快でしかないのです。

英語を勉強される方がこれほどたくさんいらっしゃって、教材や学校も山ほどある。
こうした恵まれた環境にあって、まだ「海外留学」絶対視が強固にのこっているのは不思議ですらあります。

また海外に行けば、まるで魔法の様に英語ができるようになる、という「都市伝説」もしっかり根をおろしています。

以前、耳にしたことですが、ニューヨークにある日本系の書店で、売れ筋は「ラジオ英会話」のテキストで、年度はじめの4月号は山積みでよく売れるのに、5月、6月と時間がたつにつれて売れ行きが落ちて行ってしまうそうです。
しかも、お客さんの中には、「数年間、こちらにいるけれど、友達は日本人ばかりで、話すのも日本語ばかり。英語ができないので、日本にも帰れない」というまさに留学難民のような人も、結構多い、ということでした。

その信ぴょう性はともかく、ある程度、自前の努力なしでは、なかなか技術としての英語は身についてくれないもののようです。

Posted at 2012年08月25日 22時12分54秒  /  コメント( 0 )

最新!英検1級合格リポ...

7月22日に届いた最新の合格体験記です!
英検1級に合格されました!!

「今回受検1回目で合格することができました。

1年ほど前にこの回に受験しようと決めて準備を始めました。

1次対策として過去問題集を集中的にやりました。

各回25問の正当単語の暗記、長文問題は前から訳す、を中心に行いました。
試験1−2か月まで殻は実際に受験通りの時間帯で事故模擬テストをして、大体の時間配分をつかみました。

長文読解が苦手だったので、TIMEやNewsweekを短時間でもいいので毎日読むようにしました。
(これで長文慣れして、結果的に長文は26点中25点が取れ、合格の決め手になりました)
1次試験は82/113でした。(合格ボーダーは78点)

ちなみに2次面接でも選んだトピックが国際的な時事問題だったため、この知識が生きました。

2次試験は、1次合格を予期していなかったので何の準備もしていませんでした。
勉強法もよくわからなかったので、評判を聞いていたエブリに伺いました。

田口先生には計4回、1度行ったスピーチを先生の指導のもと、改良してまた実施という練習をくりかえしました。
先生の英語はナチュラルスピードで、質問も速く、とてもきつかったのですが、そのおかげで本番が却ってやさしく感じられて、気持ち的にも余裕が出ました。

自宅手は、ここ10年程の過去出題テーマをインターネットで検索して、本番と同じ条件でスピーチして、声を録音して聞きなおしました。
文法チェックと言いたいのに言えなかった表現を確認しました。

本番では、世界のリーダー国家に関する出題でした。

おかげで、まず冒頭に「アメリカをリーダー国家と考える」という内容で、理由2つをあげて述べました。

そのあと、いくつか質問がありましたが、ある程度よどみなく答えることができました。

結果としては
SHORT SPEECH 24/30
INTERACTION 24/30
GRAMMAR AND VOCABULARY 16/20
PRONUNCIATION 16/20
合計 80/100 (合格ボーダー60点)

実際のスピーチでは、いろいろなところでことばが足りませんでした。
言おうと思っていたことも、実際には伝わらなかった部分もあるでしょう。

エブリでの面接練習は、本番での流れをつかむのに大変有効で、人前でのスピーチ慣れにもとても役に立ちました。
緊張はしても頭が真っ白、という状態は避けることができました。

実際、本番で示されたトピックはいずれも苦手なものばかりで、一瞬パニックになりかけたのですが、「どれにするかで迷うのは時間のロス」という先生のことばを思い出し、とりあえず、とっかりのありそうな国際時事をエイヤッと選びました。

迷わなくて本当によかったと思います。

田口先生、どうもありがとうございました。

K」

レッスンの詳しい内容にご興味のある方はぜひエブリまでお問い合わせください。

Posted at 2012年08月17日 09時18分26秒  /  コメント( 0 )

ちきりん「自分のアタ...

わたしたちは自分の頭で考えているつもりでいながら、実は「他人の頭で考えている」つまり他の方の考えたことを無意識に自分の考えのように思ってしまっていることがよくあるのだ、ということを教えてくれた本です。

副題は「知識にだまされない思考の技術」とあり、まさにぴったりのことばだと感心しました。

たとえば、プロ野球の将来。
冒頭に挙げられているグラフを見ると、ファンの年齢層が上昇していることが分かります。
これは架空のデータなので、そういうつもりで聞いていただきたいのですが、1970年と2010年のファン年齢が示されています。
前者では40代以上が、後者では30代以上がファンであることを示しています。

これを見て、わたしたちは、プロ野球の将来に対して悲観的になってしまいます。

ファンは大人ばっかりだ。
将来はこの人たちの数が減れば、野球人気は先細りだ・・。

でもこれを見た外国の方の反応は違います。

高齢者は経済的に余裕のある人たち。
だからプロ野球の将来は明るい。
つまり、この後は企画の問題で、過去の名勝負のDVDやラジオの録音を出版することで、リッチなファンを取り込むことができる。

プロ野球の将来は明るい!というわけです。

わたしたちは、つい自分がすでに身につけている「どこかで読んだ知識」や、「だれかの言っていた意見」を自分の考えとして誤解してしまうことが多いのです。

ダイヤモンド社「自分のアタマで考えよう」ちきりん著 1400円+税

検1級講座 現在新しくなってふたたび登場!(英検タイムズ)

Posted at 2012年08月17日 08時52分38秒  /  コメント( 0 )

人前で話すということ

暑い日々が続いています。
こんなときに、壇上の方のお話を聞くことになると、ついうとうとしてしまったりします。

最近、何人かのご講演を伺う機会がありました。

正直なところ、聞きやすいお話と、そうでない話し方をされる方がいらっしゃって、とても興味深いと思いました。

具体的には次のことです。

どの方も、最初に「こういう話をします」とまとめられるのですが、お話の最中に、思いつかれたことがあったのか、どんどん追加してお話しされる方がいらっしゃいました。

たとえば、今日お話しするのは次の3点です、ということでしたが、3点のお話の途中で、さらに追加されたポイントが出てきます。

そのポイントが、もともとの3点の、どれに当てはまるのかよくわからないので、終わりまで聞いてからでないと、ノートに書くことができません。

わたしたちがスピーチをする場合でも、同じようなことが言えます。

英検1級のスピーチでは、冒頭に、「わたしはこのトピックに対して賛成(あるいは反対)の立場でお話しします」といって、そのあと詳しい説明に入るのですが、ついうっかりしてしまうと、説明の一部にこだわってしまって、全体像が見えなくなってしまいます。

スピーチの指導をしてくださった先生から、「聞いている人がメモを取りやすいように話しなさい」といわれたことを思い出します。

田口執筆の『英検タイムズ』英検1級講座はこちら!

Posted at 2012年08月08日 07時56分52秒  /  コメント( 0 )