英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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2012-06 の記事

直前英検対策

英検試験まで、あと2日。
この残されたわずかな時間で、できることをまとめてみましょう。

1.復習
会場に着くと、真新しい参考書を読んでいる人あり、門の外で渡されたチラシを見ている人あり、何か熱心に聞いている人あり、さまざまですが、ボロボロの過去問題集をやり直しているひとが、よい成績を収めることが多いようです。

語学は、特にそうだと思いますが、復習が何より大切です。

今までにやってきたこと、自信のあること、これを見直して、もう一度確認しておく。

これをすることで、自信がつき、あがり症を押さえることができます。

2.暗誦
今までに覚えてきた英文集を持ち込んで、暗誦をくりかえすのもよい方法です。

今までに何度も読んできた文章は、自信を持ってすらすらと繰り返すことができます。
さらに、不安なところがありません。

できれば、暗誦して、それを自分の手で書いてみるとますます効果的でしょう。

3.リスニング
これも基本的な部分は同じです。

繰り返す。

これまでにやってきたリスニング問題を聞きなおして、より確実なものにしていきます。

さあ、いよいよ試験です。ご健闘を祈っております。

Posted at 2012年06月08日 21時41分50秒  /  コメント( 0 )

正式に「不合格」とい...

原尚美さんという税理士の方が書かれた【7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法】という本が中経出版から出されています。

今日は、この本のなかでも特に「これだ!」ということばを抜粋いたします。

10日に英検を受けられる方には、参考になることも多いと思います。

名前を書いた後に【時間配分】を考える。
そうなんです。名前と受験番号を書き忘れる、というミスは、思っているより多いものなんです。

とにかく解ける問題から解いていく。
英検でお勧めしているのは、英作文→長文→単語 といった順で解答していく方法です。

そして最後が、正式に「不合格」といわれるまであきらめない。

いよいよ後3日。試験頑張りましょう。

Posted at 2012年06月07日 17時12分50秒  /  コメント( 0 )

大山倍達の遺言(その2)

タイムの経済や政治の記事を読むときにいつも心がけていることがあります。
「人間がやっているものである以上、人間臭いものなのだ」
ということです。

実戦カラテ界の巨人である極真会館もまた、血も肉もある人間たちの集まりでした。
むしろ、体力に自信のある人たちの集まりであるだけに、パワー、肉体的なものであれ、政治的なものであれ、このパワーに対するこだわりも、人一倍あるのでした。

まさにそう考えさせる、分厚い本です。

大山総帥がなくなった後、ほとんど時間をおかずに、内紛の種がまかれてしまいます。

そして、遺言書に書かれていた「松井章圭氏を2代目にする」という大山氏の意志とはかけ離れた方向に事態は進んでいきます。

執筆されている方は、マスコミ界でもいち早く、松井氏の支持を表明した、とされる小島一志氏なので、全体のトーンとしては、松井派に近いところにあるのはやむを得ないかもしれません。

それでも、できるだけ多くの方に取材を重ねて書かれた、という自負を語っていらっしゃる通り、対立組織であった、「支部長協議会派」の内情も詳しく描かれています。

わたしたちは、どうしても執筆者の側に立ってしまいがちになりますが、ここで大切なことは、だれが、どう行動したか、よりも、それぞれの人たちの持つ、本能的なデーモンのようなもの、権力という魔物の恐ろしさ、といってもよいと思います。

読者として、客観的な立場であれば、透けて見えるような小賢しい工作も、当事者として、大きなうねりの中にあれば全く見えてこないというのはよくある話です。

そうした意味で、わたしたち、だれにとっても学ぶものの多い本だと思います。

「大山倍達の遺言」はこちら

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Posted at 2012年06月04日 23時28分30秒  /  コメント( 0 )

猫色ケミストリー

ある日、突然、理系男子であるあなたが、女性のからだの中に入ってしまい、また理系女子のあなたが猫になってしまう。そして、・・たぶん・・理系男子足るあなたのからだに入っているのは・・猫!

というファンタジーっぽいおはなしが「猫色ケミストリー」。
作者は、宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞で優秀賞に輝いた喜多喜久さん。
本に書かれている「有機化学ラブコメ×ミステリー」というキャッチフレーズが、まさにあてはまる小説です。

映画「転校生」の原作になった山中恒「おれがおまえで、おまえがおれで」だけではなく、人格(性別)入れ替わりものはエンターティンメントの世界ではよくある話。
「転校生」では男子学生と女子学生とが転換してしまうし、ロアルド・ダールの「ジェニイ」では猫と男の子が転換してしまう。

エンディングも、「転校生」ではもとにもどるけれど、「ジェニイ」ではそのままの終了。

こうした、【手あかのついた】状況を、いかにおもしろく演出するか、が作者の腕の見せ所といってよいでしょう。

ここでの工夫は、ふたつ。
一つはもちろん、3人(2人+1匹)の変身騒動。
猫になっちゃった女性の先輩、女性になっちゃった理系男子はコミュニケーションがとれるし、変身に至った経緯も確認できるのだけれど、猫の意識の入った男子は・・?

もうひとつは、論文の締め切りが迫っているため、その先輩のために実験を続ける理系男子なのだけれど、研究室で、何かおかしなことが起こっている・・このミステリーを解決すること。

というわけで、一味違うたくみなさばき方に、感心してしまいました!

「猫色ケミストリー」はこちら!

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Posted at 2012年06月04日 11時00分00秒  /  コメント( 0 )

大山倍達の遺言

物事を作り上げていくのは、並大抵のことではありません。
まして、それが人間の組織であり、世界的なレベルで存在しているものだとすれば。

極真会館という空手の大組織があります。
従来の「危険だから相手には本当に当てない空手」とは違って、実際に当てる「フルコンタクト」という形で一世を風靡した組織です。

「巨人の星」や「あしたのジョー」で知られる梶原一騎さんが原作を担当した「空手バカ一代」の主役が、この大山氏です。

大山氏が亡くなって20年近くがたちました。
武道に関心のある方なら、現在、この極真会館がどのようになっているのか、ご存じだと思います。

もちろん、わたしは空手を自分でするわけでもないし、実際に極真会の人を知っているわけでもありません。

ただ、大山氏や、極真会の関連の書物を何冊か手に取ったことがあるにすぎません。

そのなかでも小島一志氏、塚本佳子氏共著の「大山倍達正伝」はドキュメントとして、質、量ともに読みごたえのあるものでした。
「正伝」が、極真会館の、いわば表の顔の実態を描き出して、それまでだれも書くことのなかった大山氏の姿をわたしたちの前に見せてくれたとすれば、今回の「遺言」はそれ以後、極真会がどのように分裂して行ったかを克明につづった記録といってよいでしょう。

もちろん、それぞれの人物が、実際に何を考えて、どのように構想したのかは、すべて闇の中の話で、わたしたちが読むことのできる話は、あくまで執筆者のおふたりの見聞きし、解釈されたことにつきます。

それでも、全日本、全世界というスケールの大会を開催して、いわば格闘技世界一という看板をもっていた大組織が、ここまで無残に分離してしまうことは本当に残念です。

「大山倍達の遺言」小島一志、塚本佳子著 新潮社 はこちら

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Posted at 2012年06月03日 19時15分28秒  /  コメント( 0 )

児玉清さん

児玉清さんの遺稿集、「すべては今日から」を読みました。

早いもので、児玉さんが亡くなられて1年がたってしまいました。
ごく最近まで、TVなどでよくお見かけしていた気がするのですが、もうそんなにたってしまったのか、という気持ちになります。

児玉清さんが、わたしにとって、印象的な俳優になったのは、2008年に放送された「鹿男あをによし」がきっかけでした。

いつも、上品で、善人役を演じてきた児玉さんが、実は・・というのはかなりびっくりしました。

でも、それよりもDVDボックスを購入したときに、特典映像のインタビューで、もともと万城目さんの「鴨川ホルモー」以来、作品に注目していたこと、「鹿男」では、出演を打診されて、即答で承諾したこと、でもそのあと、小治田教頭という役が、リチャード・ギアからとった、リチャードというあだ名をもったキャラクターであるため、少し不安(?)になったこと、など、情報というか、深いお話がいっぱいで、とても楽しかったからです。

今回の遺稿集では、原稿用紙にして数枚のエッセイを集めているのですが、読んでいて、とても励まされるものがいくつもありました。

特に、大学の卒業式に、お母様が亡くなられて、それまで予定していた大学院への進学ができなくなったこと。
そして、いくつか企業にあたってみても、すでに時遅し、で、いくところがなかったこと(「鹿男」で玉木宏さんの演じる小川先生に一脈つうじるような・・)。
ある人が児玉さんの書類を送って応募していた映画会社のニューフェースの面接の、笑えるエピソードなど、知らなかった情報も多く、とても楽しい読書時間でしたし、またおおいに励まされるお話もたくさんありました。

「もっと小説を読んでください。未来を築くために――」という、児玉さんの言葉は、まさに今の日本人へのメッセージだと思います。

児玉清さん、極上の本をありがとう!

Posted at 2012年06月03日 08時41分56秒  /  コメント( 0 )

スピーチにつながる音読

高校生のスピーチコンテストで審査員をさせていただくことがあります。
スピーチでは、テーマ、表現、演出、発音、練習など多くの要素があり、英語の勉強をしていくうえで、大変役に立ちます。

今日は、スピーチと音読についてお話ししたいと思います。

音読して、暗誦する場合、内容はすでに理解している必要があります。
ということは、メッセージは何か、がよくわかっていて、それに合わせた音の出し方をしなくてはなりません。
たとえば、疑問詞で始まる疑問文は通常、下降するイントネーションになります。
でも、感情的に激しているばあいには、上がることがあります。
ごく普通の平叙文であっても、その文に込められた感情によっては、疑問文のような読み方になったり、命令文のような言い方になったりします。

こうした文の読み方を作り上げていくためには、基本的な音読の技術がとても参考になります。
特に数行からなるまとまった文章を読んでいる場合にこれが大きい。
英作文などの教材で、文法中心の一文一文覚えていくタイプのものだと、全体を流れる感情の起伏などの表現方法を学ぶことができません。
教科書のような内容のものも、初期段階としては良いと思います。
必要な表現が、ある程度網羅されているからです。

こうした基礎的な教材がある程度、暗誦できるようになったら、ぜひやってみていただきたいのが、物語の音読です。
それもできるだけ感情のこもったものがよいので、劇的に話の流れが変わっていくようなストーリーをもった作品が望ましいように思います。

こうした、疑似的なストーリーで、英語による表現方法を経験していくことで、スピーチで描き出される世界をあらわすことがより巧みにできるようになります。

なかなかふさわしい教材を見つけるのは大変ですが、松本亨先生の「英語のイントネーション」は参考になるかもしれません。
(新刊では手に入りませんが、エブリでは在庫がございますので、ご希望であればお譲りできます)

他にも、本屋さんに行くと、昔のラジオドラマをCDにしたものや、映画のシナリオがDVDになっている教材があります。
くりかえし見ても飽きないものを選んで、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

松本亨先生「英語のイントネーション」はこちら


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Posted at 2012年06月01日 08時21分30秒  /  コメント( 0 )

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