英語を「正しく理解し、正確に表現する」ことを何より大切だと考えております。 英文を分析するための英文法力、さらに発信のための英文の蓄積が重要です。このため、文法、発音、音読、暗誦に力を入れた指導を実践しています。
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英語で読む「文章の書き方」

私の趣味の一つは、英文で書かれた「英語関係書」を読むことです。

Get Wise! Mastering Writing Skills もそうしたことから手に取った、中学生、高校生向けの「英語の書き方」です。

若い読者の関心を引き付けるため、Chi「知」という名前の女の子を主人公に設定して、著者が、この少女に英文の書き方を説明する、というスタイルで書かれています。

おもしろいのは、この女の子、けっこうパンクな子で、すぐぶうぶう文句を言います。

これを何とか、作者の望む方向に向かわせつつ、「英語の書き方」を指導する、というのが、一番のミソといえるでしょう。

各chapterは、ほかの同系列の本とはかなり、趣をちがえています。

たとえば、1章は、Words That Stick (or How to Make Word Magnets)というタイトル。

いかに人目を引くか。

こんな例を挙げています。

There is a tree in my backyard.

これでは面白くない。

そこで、それぞれの語に「味付け」をします。

There is a weeping willow in my backyard.

こうなると、文が絵になるので、イメージがわきやすくなります。

あるいは、

Dishes covered with food were in the sink.

これだけでは、ただ汚れている、ということにすぎません。

そこで、

Plates and glasses encrusted with spaghetti sauce and milk were piled in the sink.

と書くと、生き生きした文になってくる、というわけです。

key word は Get sticky (or specific) ということで、より具体的、よりはっきりと、よりいきいきと!ということです。

こうした文章は、私たちにはなかなか書くことが難しいのですが、作者は、「知」ちゃんの書いた文を例に出すことによって、巧みに、独特の世界に引き込んでいってくれます。

この続きの章については、別の機会にお話ししましょう。

Posted at 2016年11月28日 17時24分45秒

 
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