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紙の辞典と電子辞書

むかしは、高校で入学するときに、本屋さんが学校に来ていて、指定の辞典を販売していたものです。

最近は、紙の辞典ではなく、電子辞書が主流になってきていますから、学校でも指定のメーカーの辞典を販売するようになっています。

このこと自体は、一つの事態の流れなので、やむを得ない事だと思いますが、残念なのは、電子辞書に入れてもらえない辞典は、たぶん急速に姿を消してしまうだろうということです。

たとえば、英英辞典でも、オクスフォードとロングマンは、いろんな電子辞書に入っているので、よく知られていますが、それ以外のコリンズとか、ランダムハウスといった、特徴のあるものが、あまり電子辞書に採択されないため、ポピュラリティを失ってしまっている、ということです。

また、少し昔の作品になりますが、齋藤秀三郎の「英和中辞典」とか「和英辞典」も 旧字旧かなであるため、また扱っている内容がやや専門的であるため、おそらく、多くの人を対象とする電子辞書では、取り上げられないことになるでしょう。

これも大変に残念なことです。

もう一つ、大きな問題があります。

電子辞書の「利用の仕方」です。

もちろん、分厚い冊子になって、辞書といっしょに箱に入っているのですが、実際には、ほとんどの利用者が読んでいない。

十分に活用していれば、読む必要はないと言ってよいのですが、実際に使っているのを見ていると、例えば、発音とか、あるいは例文、または詳しい文法解説といった項目が活用されていないのです。

まだ、発音の項目は、ボタンが独立しているものが多いので、すぐわかるのですが、例文とか熟語になると、探し方が分かりにくくなってしまうようです。

学校生活に必要な時点の全てが、コンパクトに手帳サイズに収まっていて、重くもなく、かさばりもしない電子辞書は、とても重宝なものだと思いますが、たぶん、死蔵されている情報がものすごく多いのではないかと考えると残念です。

特に、英英辞典に関しては、私たちのころには、いくら引いても、意味が分からない、ということが多くありました。

電子辞書があれば、英英を引いて、わからなければすぐに英和を引くことができます。

さらに、例文なども併せて検索することで、どのようなときに使えばよいのかもよくわかります。

世の中が便利になればなるほど、実際に利用する私たちが怠け者になってしまって、その便利さを十分に理解して使いこなしていないような気がします。

さいきん、できるだけ授業で、英英辞典を使うような企画をしています。たぶん、英語のニュアンスを理解することに関していえば、英英辞典を利用することが一番の近道です。

細かな単語の意味の違いも、正確につかむことができます。

英和から英英への切り替えにな高校生くらいなら2か月から3か月でできます。

ぜひ、みなさんも一度チャレンジしてみてください。

Posted at 2016年10月15日 18時10分59秒

 
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