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日本人に発音しにくい音

音読の指導をさせていただくと、思いがけない音が、発音しにくいことが分かります。

代表例が複数形や3人称単数の s です。

たとえば、residents というべきところを resident と単数にしてしまう方がとても多くいらっしゃいます。

これには、二つの問題があるようです。

ひとつは、音自体の性質の違い。

単数形 resident の場合には、末尾t 音は、軽く上の歯茎の後ろに舌先が当たるだけで、音自体も、聞こえないことがあるほどで、軽い。

複数形 residents では、さいごの ts は息がぶつかり合う感じで、けっこう強い音です。

この軽さと重さのコントラストを、わたしたち自身は意識していないようです。

ほとんどの方が、単数形の軽い言い方をしてしまっています。

まずいのは、この間違いについて、自分では問題だと思っていないこと。

ほとんどの方が、このことを注意されると驚かれます。

ふたつめが、どうしてこの違いに気づかないのか、という問題です。

おそらく、英語ということばでは、単数か複数か、という問題は重要なことです。

もともと狩猟民族であった彼らにとって、獲物が1匹か2匹以上かは大きな意味がありました。

したがって、聞いていても判別しやすい音の違いがあるのだと思います。

わたしたちは、その点にはあまりこだわりませんから、ついつい力が入らないということになるのでしょう。

ただ、実際にネイティブの方に伺ってみると、こうした違いはかなり気になるようです。

単数、複数の違いに着目することで、スピーキングやライティングの場合にも活かすことができると思います。

音読の練習をすることで、こうしたところまで、心が行きとどく、というのも、大変重要なことです。

Posted at 2011年09月13日 22時30分16秒

 
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