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2013-04-19

母とのこと・・・精神...

  病院へ行き 診察をしてもらい「眠れないんです。」と言えば
  「じゃ〜安定剤を出しましょうね。」内科で当たり前のように
  処方してくれる
  「精神安定剤」字のごとく 良くなるはず的なネーミングですよね
  誰もが その落とし穴に気付かず簡単に飲んでしまう
  何故なら お医者様が出してくれるのだから良くなる以外に
  何も起きるわけがない お医者様がだしてくれたんだから・・・
  そして その夜 寝る前に「精神安定剤」を一杯の水とともに流し込む
  水色の楕円の薬・・・それはハルシオンという名前だった
  (ハルシオンは睡眠剤、抗不安剤として処方されます)


  


  

  祖父は20数年間 脳梗塞の後遺症で寝たきり生活でした
  絶対に病院も老人ホームへも行かないで俺は家で死ぬという
  祖父の固い意志のもと 母は自宅介護をしていました
  最後 家族みんなに看取られ 祖父が旅立った3ヶ月後
  母は疲労からか吐血してしまいました
  10日程 入院をし輸血まで至らずに無事に退院しました
  ただ 帰ってきても我が家には祖母がいます
  結局は介護が続くわけで・・・
  一年後にまた吐血しました
  その入院した頃に ハルシオンが処方されたのです
  「よく眠れる。」ということで・・・
  介護をしていると 夜中に気になって寝付けなくなる方が多くいます
  「よく眠れる。」という言葉は素敵な響きなんですよね

  その後 祖母も他界し介護という大仕事は終わりました

  母はとても純粋で思いやりのある人です
  いつも家族の為に一生懸命に尽くす頑張り屋さんです
  母の人生の中で この家に嫁いで義理の両親の面倒をみるのは当たり前で
  子育てをして 旦那の仕事を応援して 一家を支える
  自分のことは 後ででいい・・・そう思うような人でした
  母を一言で表すと「信念」ですかね・・・
  自分で決めたら弱音を吐かず 信じた道をまっすぐ進む
  昭和一桁生まれの 昔気質な母親でした


  しかし そんな母を裏切ることが起こりました

  
  父の愛人が発覚したのです
  その前も 遊びは多い父親でしたが それは違いました
  母も片目をつぶるでは 済まされないようなことでした
  一生懸命に介護をした挙句の目の前の状況は母が思っていたものとは
  全く違う 泥沼のような世界だったのです
  
  母は失った何かを求めるように 淋しさを埋めるように
  買い物とパチンコ そしてハルシオンに依存していきました


            母とのこと・・・精神安定剤について-2 に続く
  

Posted at 2013年04月19日 23時58分05秒  /  コメント( 0 )