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母とのこと・・・介護について

  私の母は80歳になります
  先月 体調を崩し(軽い脳梗塞)入院となりました
  救急車で運んだ時は 意識が朦朧としていて
  ドクターからは最悪の場合の延命措置の書類を記入するよう渡されました
  家族で話し合い 父の精神的不安をサポートしながら看病を続けました
  みんなの祈りが通じたのか 母は大きな麻痺もなく現在も入院しながら
  経過をみています

  一ヶ月前は 家の中での歩行は出来ていましたが 入院を機に寝たっきり状態に
  なってしまい現在 少しずつリハビリを始めています
  お年寄りは骨折などして入院をすると 「一気にボケがすすんだ」という声を
  ご家族からよく聞きますが 母も年々「忘れちゃったわ・・・」が口癖で
  お料理の作り方や名前を忘れてしまったり 何度か見聞きしたものも
  「これ初めて!」と記憶が曖昧になっていました
  また一昨年の暮れあたりから バランスが悪くなり転びやすくなりました
  家事はできないし 無理はさせたくないし 父の生活(前立腺ガンの闘病中)も
  あるので去年秋から 私のお店で働いていた姉が仕事を辞めて
  実家の全てをやってくれています
  
  ただここで大きな問題があるのです
  家族の誰かが 親の面倒を看る・・・とてもいい言葉ですよね
  でも 介護は一日中しかも休みなしです
  なぜならそれは生活だから

  姉は独り身なので 自分で働いて生活していました
  介護をするということは お給料がなくなる・自分の老後の蓄えが稼げない
  ことでもあるんですよね・・・

  兄は父の跡を継いで社会福祉法人の理事長をしていて
  老人ホームや障害者施設などを運営しています
  私は小さな会社を経営しながらカウンセリングをしています
  どちらも世のため人のための仕事をしていながら
  実際の介護は姉だより・・・何とも情けない有様です

  姉が両親の介護は私がやりたいと言ってくれたことに
  ただただ頭がさがる思いで感謝しています
  でも現実問題は「ありがとう!よろしくね!!」ではありません
  姉の生活の保障をしなければならないからです
  並大抵でない労力に対する お手当でもあるんです


  現在 法律が変わる前に財産分与や自宅の名義変更などの問題が
  クローズアップされています
  認知症や家族間の問題で 一生懸命に介護をした人が何もしてない兄弟に
  親の財産を乗っ取られるなどの トラブルを耳にすることがあります
  我が家では 何度も家族会議をしながら
  姉に対する保証・協力の仕方・財産等の金銭に関わる問題等
  いろいろと話し合ってきました


  その他では 姉がひとりで抱え込んでストレスをためないように
  サポートするということもあります
  週二回の定休日は 私も看病や父の相手をします
  また 毎日その日あったことを話す
  考え込む前に クリアにするということは姉の負担軽減には
  大きいことと考えているからです
  母は入院してからは 幻覚のような症状がでてきました
  天井を見ながら ネコがいるとか 犬がいるとか 誰かがいると
  挨拶している日もあります
  でも普通の会話をする日もあって
  「火曜はお宝拝見の日ね!」と大好きなお宝鑑定のテレビの話もします
  母が壊れていくような不安にショックで胸が苦しくなる日には
  私が姉と話すことが 姉にとってのストレス発散だと思うんです
  姉妹で話せば 笑い話にできることもあるからです
  自宅にいる錯覚をおこしたり 家族が帰るとなると
  「靴をとって!」と一緒に帰りたがります
  毎日 後ろ髪を引かれながら家路につくのは悲しいことです
  帰れば 今度は父の食事の用意をするわけで・・・
  だから姉は一日中 フル回転で家族の世話をしてるんです
  
  昔 母が祖父母の自宅介護をしている手伝いをしましたが
  今 姉が両親の世話をしている姿をみて
  10代の時とは 私も考えることは違います

  祖父母の時は 母が具合悪くならないように・・・
  それだけの思いで手伝っていました
  真夜中に じいちゃんブザーが鳴ると飛び起きて階段を下りて
  じいちゃん部屋へ駆け込む!
  夜くらい 母をゆっくり寝させたい そんな毎日でした
  今は もちろん姉は我が家の大事な大きなお母さん的な存在なので
  倒れられたら我が家は大変です
  でも これは社会の縮図でもあるんですよね・・・
  これからの老人問題のあり方や
  家族のあり方
  日本の福祉制度のあり方
  人として どう年老いていくか・・・
  人間の尊厳とは?

  

  毎日の家族のことで いま私はあらためて考えるチャンスを頂いています

  私と姉の強力タッグで日々 支え合い奮闘しながら
  同じように悩んでるみなさんに 何かお伝えできるように
  しっかりと経験しながら 一日も早く母と実家で話せるよう願う毎日です



  


  べガスで遊ぶのをいつも楽しみにしていた母
  今でも べガスの話はハッキリと覚えています(笑)


  ベラッジオホテルの噴水ショー
  

Posted at 2013年04月18日 18時00分36秒

 
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