2012-10 の記事

中国 その7

30年位前、戦前に満鉄の経理部にいたという初老の経営コンサルタントの方と知り合いになりました。「満鉄」というのは「南満州鉄道株式会社」のことで半官半民ながら、当時の日本の中国植民地政策の最前線の会社でした。特に調査部は当時日本の最高のシンクタンクでした。初代総裁の後藤新平をはじめ歴代総裁、役員、社員、その子孫に至るまで「この人もあの人も・・」というそうそうたる陣容でした。戦後の復興にも多くの方が活躍しました。

その経営コンサルタントの話では、
「終戦直後すぐ中国共産党の幹部が満鉄に乗り込んで来ました。自分達は当然処刑されるのだろうと覚悟を決めてたそうです。ところが、共産党幹部は好意的で、いつまでもこの鉄道事業を維持継続してほしいので、経理部員も好きなだけ在籍して構わない、と言われました。

中国共産党幹部は優秀な人ばかりでしたが、企業会計システムは分からず、特に複式簿記について全く知りませんでした。日本人経理部員達も意気に感じ懸命に教えました。もともと優秀な人達ですから1〜2年でマスターして来ました。そうするとなぜか組織に変化が起き始めました。

共産党幹部は日本人経理部員それぞれに対し極端な成績査定をし、給料や待遇に大きな差を付け始めました。それまで一つに纏まっていた日本人たちの中に、それをきっかけに仲違いが始まりました。部内に派閥ができ、嫌になった人から徐々に引揚船に乗船して日本に帰国して行きました。

中国共産党は満鉄のハードはもちろん、ソフトも労せず手に入れました。」とのことです。

したたかな中国に比べソ連は乱暴でした。日本がポツダム宣言を受諾し無条件降伏するやいなや、日ソ不可侵条約を一方的に破棄し侵攻して来ました。日本兵は60〜70万人がシベリア抑留され、1割が現地で亡くなりました。
日本人の一般住民に対しての略奪強姦も激しく、私も知り合いのおばあさんで、当時中朝国境付近から逃げてきた方の目撃談をお聞きしたことがありますが、ここには書けません。

話は変わりますが、いよいよ石原慎太郎氏が立ち上がりましたね。
80歳での「最後のご奉公」には頭が下がります。
中国は怒り心頭でしょう。

昨日の記者会見で彼は、国や地方公共団体の会計制度が、複式簿記でなく単式簿記であることをしきりに指摘してました。単式簿記ということは家計簿や子供の小遣い帳と同じです。

私ら個人事業主の会計は零細であっても、主に青色申告という複式簿記ですが、それを管理、指導、徴収する税務署の会計は単式簿記のはずです。不思議です。

もしかして私 地雷踏んでますか?

Posted at 2012年10月26日 19時41分41秒