美容鍼灸 その15

顔の美容鍼を始めて2年経ちました。
今日はそのメカニズムと効果について語ります。
と言っても科学的なデータやエビデンスはありません。
私の全くの主観です。

1 方法
顔から首にかけて約100本くらい刺鍼します。
使用する鍼は太さ0.1ミリの極細ディスポ針。
施術時間は30分、そのうち置鍼時間は10分程度。
患者様はお化粧を落とす必要はありません。

2 メカニズムと効果
鍼の効果の仕組みは,まず第一に血行を改善することです。
体に鍼を刺せば、その部分周辺が発赤します。これはトゲが刺さった時と同じで、体に非自己の異物が侵入すると、自己防衛反応が起き、脳はその部分に新鮮な血液を送り、血流により異物を洗い流そうとします。それを応用します。

それによって古い血液は押し出され、栄養豊富で新鮮な血液が充満します。
人間も自然の一部です。川がさらさら流れていれば自然は保たれますが、川が澱めば沼になります。ボウフラやメタンガスが発生します。
人体も血が滞れば乳酸やヒスタミンが生成され、痛み等悪い影響が出ます。

新鮮な血液が豊富な表情筋には張りが出ます。それにより表面の皮膚はやや引き伸ばされシワが伸びます。

張りと弾力が出るため、リフトアップされます。小顔に見えます。
そして下ぶくれのアゴがシャープなラインになります。
たれ目が猫目になります。眉山が上がり目が大きくなります。

古い血液が流され新鮮な血液に満たさせると、顔色が改善し透明感のある白さが増し、クスミが取れます。
血液量が増えれば、表面の水分量も増えます。潤いとツヤも出ます。

顔も体の一部ですので、当然ながら体に施術した後、顔美容鍼をするとより効果が高まります。
一番近い状態は温泉に浸かった後の顔でしょうか。

1回で効果が出なくても、2〜3回続けると効果が出て来ることもあります。

年齢に関係なく効果が期待できますが、若い方よりある程度の年齢の方のほうが、はっきりするようです。加齢により好調な時と疲れている時の顔の違いが、明確に現れるからでしょうか。

3 デメリット
良いことばかり述べましたが欠点としては、
内出血ができることがあります。しかしたまにできたとしても、直径5ミリ以下で色は手の静脈の色つまり薄い青色です。ファンデーションかコンシーラーで隠せます。
なお刺鍼による発赤は施術後すぐに消えます。

お年寄りほど内出血しやすいようです。加齢で血管が脆くなっているからでしょうか。

ほとんど痛みは感じませんが、全く痛くないということはありません。顔の周辺より中央に近付くほど感じます。ホウレイ線等の中央部分の方が痛点が多いからでしょう。

人によって効果持続時間がバラバラです。
つまり1週間に一度来られる方から1か月に一度来られる方まで、幅があります。また一度施術して半永久的に効果が持続することはありません。

効果が良く出る方と出にくい方がおられます。
男性も来られますが、男女差は感じません。

全くの私見ですが、出にくい方は持久力が鍛えられるようなスポーツをしっかりされているような方、つまり顔の筋肉も鍛えられ体脂肪が極端に少ない方です。

それと普段から美顔やエステをしっかりされていて既に出来上がっておられる方も、ノビシロがありません。しかしそのような方がお手入れの期間を空けた時は、美容鍼ですぐに効果が出ます。上がり癖がついておられるからでしょう。

これまでで「全く効果が無い」とおっしゃる方がお二人おられました。

以上 科学的な裏付けがあまり無いまま私見を述べましたが、一度お試し頂ければ幸いです。

Posted at 2013年05月13日 16時21分53秒