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2015-12-16 の記事

マジックミラーという...

マジックミラーというもの(建築用ガラスワーク)


よくマジックミラーということを言われますが、マジックミラーというミラーはありません。
テレビドラマなどの取り調べシーンなどでよく出てくるミラーの奥からは見えて表面はミラー、というやつ。

そのマジックミラー効果を出す場合は、熱線反射ガラスを使います。片面に光を反射する被膜があり、強い光が当たるほど被膜はミラー状になります。

反対面を暗くすれば見えないのでこれがマジックミラーという現象。


今回はK-P社のIZさんからの依頼ででっかいマジックミラー状の演出、マンションの販売モデルの空間です。

まず普通のミラーを7枚、連想して貼ります。その表面に印刷されたグラフィックフィルムを貼ります。ガラスにフィルムを貼るのはほこりやしわ、空気などが入りやすいのでフィルムは専門職にお任せ。あれもこれもはできません。

さすがにスムースにフィルムを貼っていきます。




その前面に熱線反射ガラスの濃い色の被膜のガラスを7枚設置。
中にはLEDがあり、廊下の照明を暗くして中のLEDをつけるとマジックミラー効果と被膜面がミラー状で奥のミラーに映りこんで、映像が連続してエンドレスで中につながっていきます。

面白い効果。高級なエレベーターの天井などにこの効果のガラスワークがあります。エンドレスで光が上に映っていくガラス。




写真、ボケちゃったけども上2枚の写真と同じ面。
内部を暗くして廊下を明るくした状態。中は全く見えなくなります。表面のガラス面に仕事の道具が映りこんでいます。



今回はエレベーターが狭く、入り口とガラスの余裕は15ミリ、緊張サイズ。これを一枚一枚、14枚を11階まで運ぶのがかなりへヴィー。

でも無事にワイド6,7m、高さ2,4mのでっかいマジックミラー、完成しました。ホッ!
これもアートガラスワークのひとつです。

エッチングガラスやステンドグラス、アートガラスを建築業界で進めていく場合は、必ずガラス素材を使った演出の依頼がきます。

ガラス演出も特殊なので設計デザイナーも含めて予想がつかないこともたくさん。

その場合は小さなもので試作、そしてわからない分野は知っている人に聞けばいいんですが、専門家は心許した人にしか教えてくれません。

それがご飯の種でもあるんですから当然ですが、日ごろから信頼関係を築くことです。

良い関係になりたかったら、自分も相手の良い関係者になればいいんです。


☆  建築インテリア・エッチングガラス・アートガラス・ステンドグラスなど  ☆
☆    ガラス・ミラーに関するお問い合わせはお気軽に    ☆
☆  ガラス工房デュー http://www.glass-dew.co.jp  ☆




Posted at 2015年12月16日 19時45分18秒  /  コメント( 0 )