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2015-07-06 の記事

間仕切りのエッチング...

間仕切りのエッチングガラス(住宅用インテリアエッチングガラス)


ガラスで空間を間仕切る目的は、透明で光が入るものやベースをくもらせて空間を区切る素材として多く使われています。

喫茶店 今はカフェと呼ばれる座席やレストラン、部屋の空間を仕切るなどガラス素材の特性を生かして結界をつくるわけです。とくに飲食など席が隣同士の場所では高さが低くても間仕切りがあることで他の人に邪魔されない空間を確保できる感覚になります。

ご紹介した間仕切りガラスは強風防止の目的。そしてプルメリア以外にサインが入っています。

要望があればサインを彫刻しますが、通常はありません。またサインを入れる場合は会社名です。理由は自分個人で評価されようとは思わず、工房全体での評価が希望です。




たしかにサインをいれますとアートチックになります。

日本では職人のサインは昔からまずありません。わかりやすいのは浮世絵などで作者名は有名になっても版木を彫る人、色を刷る人のサインはありません。彫師、刷り師の素晴らしい仕事で作者の才能が実現していても。

この点、フランスなどでは昔から作者と職人のサイン、ダブルサインとなっています。つまり職人の社会的な位置が認められているということ。

その分 ドイツなどでは親方、マイスターになるためには技だけでなく、後継者を育てられる人間性まで資格試験で判断されるほど厳しい制度です。

「芸術家は自分を評価されたい、職人は仕事を評価されたい」ということ。どちらも素敵なこと。間違ってはいけないことは、道半ばで勘違いをしないこと。

職人気質という言葉はあっても、芸術家気質というのはありません。あるのは芸術家気取り。もの作りでこの内容がわかる人は大丈夫っす。自分の仕事分野以外はわかりません。携わっている人に聞いてください。

どうも日本では体が汚れる仕事よりきれいな仕事のほうが上、という考えが戦後、長くありました。でもこれも社会情勢がきびしくなり、修正されてきたようでうれしいことです。

我々の子供時代はお百姓さんのことをバカにする子供たちも多かった。子供は大人の鏡。
「百姓」とは百の作物を作れる人。自然と共存して知恵を使い、たくさんの人においしい、と言ってもらうものを作る、芸術と同じです。




多くのアートガラスは素敵な脇役であり、第一印象が大きいので植物などはとくにデフォルメしますが、ガラスが主役級の場合、工芸的、美術的には細かい表現と彫刻で作ります。

でもシンプルなものほど、ある意味、難しいことも多々あります。

次回は忘れなかったら、職人の人格のお話を書こうかと思います。

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Posted at 2015年07月06日 21時57分33秒  /  コメント( 0 )