メインメニュー
2015-01-27 の記事

ヒューネラル円形エッ...

花、文字エッチングガラスミラータイプ


近年、故人の人生の歩みや好みなどを感じさせてもらえるような、個性豊かな墓石に、だんだんと流れは向かっているようです。とてもうれしいことです。

もう20年前くらいになるでしょうか、安いチケットでガラスの勉強でフランスに行くことに頑張っていた時に、パリの有名なお墓を見て回ったことがあります。

もっとも安い宿でしたので行ってみたらお墓の隣であり、大きな森のようでしたのでHRさんと空いた時間に散策しました。

映画のドラキュラが出てくるような石棺の大きく古いお墓がいっぱいあり、中にはもう木の根っこが墓石を押し上げているものもありました。

大きな森でうす暗く、日本では聞いたことがない鳥の鳴き声もまるでホラー映画のよう。

そこでの印象的なことは、石の彫刻でバイオリンや本など故人の生前のイメージを感じさせてくれる墓石が多くあったことです。

なかでも大きな真っ平らな石棺の上に実物大の亡くなった一羽の小鳥が寝ている彫刻のお墓でした。

小鳥をかわいがっていた方か、また悲しい気持ちを小鳥で表現したのかはフランス語は読めないんで不明でしたが、とっても素敵な気持ちにさせてくれる墓石でした。

それまで墓石を見て、そんな気持ちになったことがないので今でも強い印象で残っています。




ですのでガラスでいろいろな表現をしてくれるデザイナーさんには、お声をかけていただき、感謝しています。
やはり制作していて、商業的なアートガラスとは違った気持ちで作れます。そしてパリの墓石を見て思った、素敵な墓石を作りたいな、という願いも形になっていっております。

このデザインも優しくて素敵です。デザイナーのUEさんの優しさを感じます。



石に彫刻することは今までにありますが、やはりガラスに彫刻しますと細かい表現と何と言ってもガラスの長所である透明感が素敵です。

でも注意点は墓石の基本は外、外部ということ。外部の風雨や太陽などはどんなものにとっても厳しい環境なわけです。

今回のこのエッチングガラスのご要望はミラータイプです。でもミラー、鏡は外部使用はメーカーは禁止しています。カラー板ガラスも同じ。ですので外部ミラータイプでガラスの裏に、ステンレスを接着することで、ミラー効果を出しています。

カラー板ガラスの場合は、ガラスそのものが色のガラス、ステンドグラス材などを使用します。ステンドグラスは数百年前からあるので、問題なしと実証済みですから。

土台はやはり石、質感、デザインなど石に勝る墓石土台はありません。石にガラスを組み合わせることで故人の方のオリジナルの墓石になり、その方が亡くなってもなお、生き続けているような思いになれる、と思います。

アートガラスの仕事で墓石に興味ある方にアドバイスですが、石屋さんにアートガラスを勧めてもまず無理です。理由は、石屋さんは石を売りたいんですから。

昨今は散骨や樹木葬など様々な形があるようになってきましたが、難しいことは語れないけれども良い方向だな、と感じますよ。

と、年齢を重ねてくると感じ始める事柄でありますが、その前に、先日読んだ中でで先哲が

「還暦とは、暦が還る、つまり人間60歳になったら、新しく生まれ変わるという気概を持ちたい」ってありました。

そのように感じられる人になりたいけども、まだ60歳には時間があるんで得意の先送りっと。


☆  建築インテリア・エッチングガラス・アートガラス・ステンドグラスなど  ☆
☆    ガラス・ミラーに関するお問い合わせはお気軽に    ☆
☆  ガラス工房デュー http://www.glass-dew.co.jp  ☆


Posted at 2015年01月27日 20時43分22秒  /  コメント( 0 )