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2014-09-08 の記事

滝のイメージのガラス...

滝のイメージのガラス(建築用アートガラス)




水景でのアートガラスの仕事が続きました。今回は西麻布、おしゃれな街なのでおしゃれなレストランの中庭に設置です。

おしゃれなお店、いっぱい知ってます・・・入るのは裏口からですが。


どんなものも出来上がったものを見ますと、作って組み立てる大変さは感じませんが、どんなものでも多くのクラフトマンたちが責任感だけといっていいほどの気持ちで組み上げていくんです。

この滝はワイドが5mほど、高さは2,4mくらいですが水がきれいに流れるためには通常のガラス工事にくらべて多くの技が必要となります。

左右は裏に水が回らないように、22ミリx2mの細なが〜いガラスをガラス小口に接着してます。あまりに細いので現場にて接着しました。

水は正直なんで金物やガラスがバシ!っと決まらなければきれいには流れてくれません。何回、水関係で苦労したことか。でもその苦労がノウハウになるわけで。
ですのでおいそれとは同業者には質問あっても回答できないこと、いっぱいあります。

今回は誤差プラスマイナス1ミリ、ガラスワイド4500ミリで許されるのが1ミリ。

ガラスでも水関係はむずかしいひとつ。あとはガラスだけのショーケースもむずかしいですよ〜。宝石屋さんやデパートのショーケース、あれもむずかしい。我々はショーケースはあまりやりませんがお世話になっているガラス職人集団は年中、制作しています。

でもそこの社長いわく、40年やってもむずかしさは変わらないよ、って。

今回は大きな男連中、9名での組み立てでした。SD君、かなり考えてるようなポーズ。彼は元、研究所の研究者、白衣着てるより職人になりたくてこの道に来た、変わり者のひとり、ひとりね。変わり者、いっぱい。

はじめからガラス職人、探すほうが大変かも。う〜ん、数十人のなかではじめからガラス職人なのは今、思い浮かぶのは3名かな。

体育会系だけでなく、理数系の性格、文系の性格のメンバーがいるほうが仕事は調和します。なかには元、ウルトラマンの中身、って人もいます。中、入ってテレビでシュワッチ!やってた人。

最初、知った時、なんか感激しちゃいましたが、よく考えるとウルトラマン本人ではないわけで。

この時はガラスが3ミリ、金物に当たるんでどのようにしたら一番、楽に問題をクリアできるだろうか・・・という場面。

楽っていうとサボっているイメージに勘違いされやすいですが、重さ数百キロのガラスを割れないように、力を最小限で持ち上げ、問題をクリアできるか、つまり楽に出来るかは大切です。

無理するとガラス、コチ!って当たって欠けます。ここまででかいガラスが無事と言うことは一度もガラスにはなにも硬いものが当たっていないと言うこと。

このでかいものを当てないようにするのは思うと、大変なことなんだな〜、といまさら感じますが、慣れたメンバーですと自然に出来るもんです。

そんなメンバーもガラス以外、足の小指や頭なんて年中物に当てて、ひとりで気持ちよがってるわけですが。



おぉ〜、きれいに滝、流れてくれました。よかったビィ。TED社のTS社長、今回はお世話になりました。ともに組み上げられてありがとうございました。


完成し写真を見ますと、「つわものどもが夢のあと」って空気。

「旅に病んで 夢は枯野を駆けめぐる」・・・晩年はこうありたいもんです。


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Posted at 2014年09月08日 19時10分01秒  /  コメント( 0 )