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2012-05-14 の記事

東京大学のライン エ...

東京大学のライン エッチングガラス 



Y氏がここ二ヶ月間ほど彫り続けてくれたラインのエッチングガラスです。 本日第一陣の目途が立ちました。 

Y氏 「 第二陣、あるの?・・・」 ・・・ある。

このようなラインは一見、すぐに出来そうに感じますが、深さが2ミリ以上ですとかなりハイレベルな仕事になります。



真っ直ぐな長く深いライン、誰の目にもおかしいとすぐにわかりますから。

3m近い15ミリ厚ガラスにラインを二百本前後、しかも両面、1ミリもずれるわけにはいきません。これはテクニックとともに根気が必要です。

簡単そうでないかい? なんていうとY氏にカツ!いれられますよ。 Y氏、少林寺3段ですから。

よく相談されますが、装飾的なサンドブラスト、エッチングガラスなどだけに興味がある方には正直、建築エッチングガラスや建築アートガラスの世界は無理と伝えます。 クラフトマンの宿命で注文された方の意図やイメージをより具現化していくことと、他の工房には厳しい、と言われる仕事に飛び込んでいくサガがあるのでアート的な仕事のみの希望者は必ず離れていきます。

芸術論をここで話す気はありませんが、そもそも芸術という言葉に酔いしれている人がいます。 なにも芸術といっても特別なことでも特別な人でもありません。 

見ていなくとも人のためにコツコツと行動している方に比べれば、なんてことありません。歌がうまい人、絵がうまい人、字がうまい人、それだけの事です。

誰でもその人その人の長所を伸ばせばいい事・・・でもこれがものすごく難しいんですが、芸能の人はそれを伸ばそうと精進している事に尊敬が湧くわけです。 

仕事柄、多くの芸能人や芸の世界、舞踊、華道、茶道、書道、画家、歌手、なかにはコメディアンの方々とありがたいことに知り合えますが、その道を突き詰めていこうとされる方々は本当に謙虚で誠実です。 オイラも少しは見習わなくては、と思います。



このラインは2ミリ深く彫るとエッジが鋭くなり、手を切りそうになるとのことでエッジを滑らかにしています。 もちろん一本一本、手作業で。一番上の写真は自分の指でエッジを確認中。

指はどんな精密な機械より、すごいセンサーです。

これだけ多い枚数と長さですとサンドブラスト後のクリーニングと搬出も大きな時間が必要になってきます。



本日、無事に設置しました高級クラブのエッチングガラスも14枚、クリーニングだけで3名、丸1日必要でした。

ですので制作納期は大型物件ほどクリーニングも考えておかないといけません。

Y氏、第一陣、お疲れ様でした。 また東京駅のエッチングガラスを担当しているU氏、合間に時間割いてのヘルプ、お疲れ様でした。

今月ももう中盤、早いです。 今月末までの仕事、段取りしていてけっこうタイトな日々がまだまだ続きそうです。 

各メンバーは各担当で相変わらず目いっぱいなのでオイラは担当仕事をひとつ終え、これからエッチングガラス計11枚とエッチングミラー3枚の段取りに入ります。


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Posted at 2012年05月14日 19時34分03秒  /  コメント( 0 )