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2011-07-27 の記事

直線デザインのステン...


「ワンダーフェスティバル」の準備中にT君が制作していましたステンドグラスです。 先にこちらを書きます。 デザインは、先方の設計の方からスケッチをもらい、清書しました。 色も指定がありました。 色の指定があるとありがたいです。

このように直線のデザインは、原寸下絵を描いたときにガラス1枚1枚の寸法がわかるので、比較的ガラスをカットすることが楽です。

それでもガラスの大きさの許される誤差は2ミリまで。 間に入る鉛線にガラスがのみこむのが約2ミリ〜3ミリですので、2ミリ小さいと1辺、1ミリしかのまない計算になります。

ステンドグラス含めて、ガラスを曲線でカットすることが難しいわけです。 一回で誤差0ミリで曲線をカットすることは出来ません。

ですので曲線のガラスを作る時は、少し大きめに曲線でカットし、後は削ります。

ステンドグラス工房の多くは、ルーターという2センチくらいの回る金属ヤスリで削っていますが、ちょっとずつしか削れないため、我々はサンダーで削ります。

サンダーの重さは1〜2キロあり、重いですが、なれるともうルーターは遅すぎて使えません。 サンダーのヤスリの粗さは主に60番、80番、100番、120番を使います。

教室やクラフトでしたら、時間をかけることも楽しみのひとつですが、建築インテリアのアートガラス業界では、納期がからんできますので、スピードが重要。

大変なのは早いだけではなく、美しく仕上げる事。 逆に言うとクラフトの人が、時間をかけたので良いものができるとは限りません。

工房のチームで制作しますと、この2枚のステンドグラスは最短1日で完成することができますが、それは緊急時、担当ひとりで4〜5日かけます。

早さも技の重要なひとつですが、まあ、仕事はゆっくりマイペースでやりたいものです。

どの道のプロも同じようだと思いますよ。

2011−07−27 19:22

Posted at 2011年07月27日 19時22分55秒  /  コメント( 0 )