メインメニュー
2011-06-23 の記事

ロサンゼルスのガラス職人

前回、英語の話を書きましたので、ガラスについての海外の話を書きます。


ロサンゼルス空港でのガラス工事です。 ガラスの勉強を主目的で行ったときに撮りました。

外国、特にアメリカの事で常に感じるのは日本と違い、作業服が自由ということ。 日本では大きい会社ほど決まった制服を着なくてはなりません。 これが我々の人種にはかなりつらいことなんです。 ですので当工房は制服はありません。

手前のロン毛の金髪でブルーの服来ているのが責任者っぽい。 日本も今でこそ、ロン毛など髪型が比較的に自由ですが、学生時代なんて男子は耳に髪がかかったらダメ、という時代。 まだ軍事色濃かったです。

勘違いしやすいのは、自由と言う事はやりたい放題ではなく、責任が伴う事。 自由なので不自由ということには何度もぶつかります。

この仕事を見て気がついたことは、乗っている脚立がアメリカの多くは木製です。

右の写真は、ガラスを乗せて移動する台に透明ガラスが重なっていますが、ガラスとガラスの間には2センチ角の1ミリ厚ほどのコルクが挟まってキズ防止をしています。

日本では、このキズ防止をでっかいわら半紙、畳1枚の大きさのものを挟みます。 これを「茶紙」と言いますが、作業終わった後には大量の茶紙を捨てなくてはなりません。 基本的には一度の使用です。

小さなコルク状のものであれば、静電気でくっついているようですので何回も使え、ゴミになっても体積はとても小さいので、エコですね。 これどっかで売ってないかな?

そして、アメリカのガラスの多くは強化ガラスということ。 最近、日本でもビルの窓ガラスは強化合わせですが、古いビルはそうではないので、地震時は高いビルの下にいたら、屋内に即入ったほうが良いです。

室内のガラスは、取り付け時に揺れに対する仕様で納めているので比較的に安全です。

日本人は器用で、アメリカ人は大雑把ということをよく聞きますが、オイラはそうは思いません。 でなければ月に人間、飛ばせません。

イタリア人も大雑把と言いますが、フェラーリはじめ緻密な戦略のサッカーも世界トップクラスなので違うと思います。

どんな国にもいろんな人がいるので、全員がそうだとは限りません。 ただ仕事から解放された時の過ごし方を見て、言葉が大げさに独り歩きしているように感じます。

世界一あそびの天才、アメリカ人、世界一陽気な天才、イタリア人。かなりうらやましいです。

彼らは感性から技に入り、技により感性を組み上げていく。 日本人は理論から技に入り、技そのものが目的となってしまいやすい。 こんなふうに感じますが、理想はそれぞれ良い部分を取り入れる事なんでしょう。

長く教育されたDNAや、見たり聞いたことのDNAが邪魔して、これがかなりむずかしいんですがね。

機会がありましたら、ニューヨーク、ハワイやフランス、イタリアのガラス職人やガラス業界の見たこと、また書きます。

2011−06−23 22:31

Posted at 2011年06月23日 22時31分09秒  /  コメント( 0 )