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2016-11 の記事

ドアのステンドグラス...

ドアのステンドグラスと金箔ガラス(建築用ステンド゙、アートガラス)

現在 制作進行中の仕事、そのうちのふたつ。

Hさん中心でドアのステンドグラスを組んでいます。今回は両開き、観音ドアというタイプなので同じデザインを2枚。

大きさはワイド650xH2100くらいとドアいっぱいのステンドです。色は使わずにクリア系のガラスと面取りカットしたベベルドという透明ガラスの組み合わせ。

クリア系のガラスのみですと、他のインテリアに与える影響が少ないわけです。ですのでインパクトは使用するガラスの質感が大きい要素となります。、

また直線デザインですが、直線の場合はしっかりと垂直水平を出さないと、ビシッと決まりません。ですので一見 組むのが簡単そうですが、ガラス一枚一枚のたびに直角を決めていくので思った以上のエネルギーはとられます。


もうひとつはサンプル提出の金箔貼りガラスが動き出しました。

小さい面積でしたら比較的に進めやすいのですが、大きいもので1,5mx1,5mほどあります。大小で合計7枚。

ガラスに金箔貼る加工は、アートガラス技法でもベストスリーで難しい。
まず、金箔はそよ風でもくしゃくしゃになります。自分の腕の動きの空気の流れだけでもくしゃくしゃになる。

金箔貼りで厄介なのはこの空気の動き、風ではなく空気の動き。そして静電気。

ですので静電気が発生しない金箔専門の竹はしで挟んでガラスに置いていきます。
初めて金箔貼るときなんぞは竹はしで金箔挟んでガラスに置く作業、10枚中10枚失敗します。全部うまくいかない。

しかも一枚はけっこうなお値段。今回は全部で900枚以上なのでけっこうな材料費。

ガラスと金箔の間には「にかわ」状の接着剤を一面に塗ってあります。これもホコリが乗るとすべて剥がしてやり直さなければホコリは取れません。

すべての金箔がきれいな一枚物とは限りません。割れているものもあります。

金箔の割れている部分などは最初は気にすることはなく、とにかくうす〜い金箔をゆ〜っくりとひたすら置いてゆく。

「無」になって置いていきたい・・・がいろいろ同時進行してるのでそうもいきません。


本来は専用の個室で集中しての作業が好ましいですが、ガラスが大きいとそうも言っておれず、隣の作業テーブルではHさんのステンド、また隣ではTU君の100年前のアンティークステンドのリペア、組み立て、そしてU氏中心でエッチングガラス制作は進行中の真っ只中で、ひたすら風の動きと静電気を起こさずに金箔貼り。

金箔貼りは本来、伝統工芸の仕事なんですが、アートガラス制作では厳しい環境の中での作業状況がけっこうヘヴィーです。

もちろん暖房エアコンなどはストッピ!そんなときに限って54年ぶりの大雪・・・
なんて日だ!

と言ってると、大雪の日に外で30箱から使うアンティークステンドを探す作業のTU君とKIさんが、頭に雪乗せて、
「あぁ、部屋の中は暖かいなぁ〜。」・・・申し訳ありません、弱音吐いちゃって。

金箔貼りの加工は数年ぶりなので慣れるまでが少々手間がかかりますが、そのうちに勘を取り戻してきます。

ベストスリーに難しい作業とは、逆に言えば金沢の金箔職人さんがガラス彫ったり、ステンドグラス組んだりすることと同じ訳ですので、難しくて当たり前。

そもそも金箔貼るのって、厳しい修行して自分の技にする世界ではないかい?

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Posted at 2016年11月28日 19時23分57秒  /  コメント( 0 )

風景のエッチングガラ...

風景のエッチングガラス(建築用寺社エッチングガラス)

350年前のお寺の風景エッチングガラスです。
ここのお寺は大河ドラマ、真田丸の家康役の俳優、Uさんのご実家。

さすがお寺の建物なので階段巾が広い。
今回のエッチングガラスはワイド2,4mx高さ1,3mほどですが余裕で階段、回ります。

でも取り付け位置は2,1mくらいからですのでマンションの天井部分くらい。
力持ちのメンバー4名で無事に設置完了。

写真で見ますと室内が広いので大きさが実感できませんが、けっこうでかいっス。
高い部分と大きいガラスなので、より安全対策として飛散防止フィルムを貼っています。


今回は注文いただいたGK社さんが計画で上下にLEDを設置されました。
LED照明を強くしているため、細かい木の葉などが写真では写りがいまひとつですが、現物では良く質感が出て、喜んでいただきました。

ご要望でお寺の庭にある花を左右に彩色。
お寺の屋根だけでも1、2m以上あります。



庭の石なども質感を感じてもらえるように彫刻。LEDで飛んじゃってますが土の質感も出しています。

今回のLEDは調光で明るさが変えられるので、そのときの一番良い光の強さに出来ます。



次回計画の寺社にもぜひ使いたいとのお言葉をいただけましたよ、工房のみなさん。

皆に喜んでいただけて、勤労感謝の日も制作した甲斐があったね。


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Posted at 2016年11月25日 19時25分31秒  /  コメント( 0 )

エッチングガラスの陰...

エッチングガラスの陰影仕様(建築用住宅エッチングガラス)

現在もハワイ好きな方からの依頼でドアガラスのハワイ柄、エッチングガラスを打ち合わせていますが、こちらは別の方で数週間前に納品したハワイ柄。

今回は限られたご予算でしたのでシルエットにてエッチング加工、業界用語で平彫りという技法です。

担当のU氏、そのめがねはついにこちらの世界に仲間入りのようですな。
いらっしゃいませ。お待ちしておりました。

南国の植物を希望される方には横に一本ラインを入れて水平線にして波を入れますと、奥行き感と広がり感、そしてストーリーが出ますのでお勧めしています。

多くの方が好きな南国は海がセットでお好きでしょうから。


今回は希望デザインで貝を入れて欲しい、とありました。

貝ってシルエットで彫刻するとうまくは表現できません。
そこで貝のみ、けっこうリアルな陰影で制作しました。何の貝かはわかりませんが、この貝に思い出があるそうです。

そしてアピールポイントがもうひとつ。

砂浜は彫刻しにくい題材のひとつですが、質感は出せます。一ミリくらいの粒々を表現していきます。

ただケシただけですとチープに見えてしまい、何よりも我々作り手に不満が残るのがいや。

それにケシたガラスはケシたガラス以外、何も感じないですが砂浜の質感にはやはりストーリーを感じてもらえるのでは、と思います。

陰影を濃くすることで日差しの強さを感じてもらえます。

このような風景を希望される方は「思い出」を希望されているわけですから。

でもガラス彫刻、エッチングガラスでは風景は題材的に非常に難しい題材。

現在、お寺の風景のエッチングガラスを進めていますがこちらは巾、2,4mx高さ1,3mとけっこう大きいです。大きいということは細かい部分まで目立つということ。

しかもお寺の庭には木がいっぱい、それも重なっている・・・

木も彫刻するには難しい素材、木の葉を一枚一枚彫ることは厳しいので、これも質感勝負です。

本日は5時から出発で新宿で設置でしたが、着いた時にC社のYM社長から地震あったことを聞きましたが、車でしたのでわかりませんでした。

もっともここ数週間はタイトなスケジュールですので鈍くなってるのかもしれませんが。


「あ〜、南国の貝のようにあったかい砂浜で転がっていたい」

「・・・人間、貝になりたいって思ってきたらやばいですよ。あいつは感情ないですから。」

「・・・う〜ん、もうちょっと大丈夫かな」

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Posted at 2016年11月22日 19時54分41秒  /  コメント( 0 )

和柄エッチングガラス...

和柄エッチングガラス(建築用店舗エッチングガラス)

甘味や和食の店舗を展開している会社の新規店舗へ和風柄のエッチングガラスを設置です。

この会社の設計、SMちゃんとはかれこれ20年前に、大きな駅ビルでエッチングガラスを取り付けていた我々の向かいの店舗を彼が造作していました。

「ガラスってこんなこと、できるんですか?」と話しかけられ、それ以来20年、オリジナル規格ガラスとして国内全店舗に使ってもらっています。



このような今回は渋谷のデパートでしたが、営業終了後に店舗は造作に入ります。
しかし深夜なのに渋谷は人でいっぱい。我々の地域の花火大会の日か?ってくらいいっぱい。

みんな、何してるんだろ?家が一番好きなオイラは早よ、帰ったらいいんじゃね?って思ってしまう。

イタリアステンドを早朝から取り付けながら、深夜の施工が重なるとちょっとヘヴィー、ちょっとね。
設計が懇意ですと仕事もバカ話をしながらですので、体は動きます。


深夜作業って言っても1箇所は6m、もう一箇所は7mなので事前の段取りが命綱。
寸法や仕様を間違っちゃうと取り返しが効かないので、段取りは数回行ないます。


だんだんと完成してきました。
この時で27時くらい。

ガラスが設置されたら、待機していた家具職人さんらがこれから椅子やテーブルを作りつけていきます。お待たせしました。

このように大型店舗の場合は、閉店してから店舗の中ではかなりの職人さんらが仕事をしています。

そういえば、最近ご無沙汰のディズニーランドでも深夜は職人の貸しきり状態。

昼間に寝ていられれば、これはこれで愉しいんですが、ぶっ通しですとだんだん身体は重くなってきます。
仕事が重なったときの建築アートガラス業界はまあ、こんなもの。

さて夕飯、食べに行きますか、ってもう朝刊、配達してるもんね。

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Posted at 2016年11月17日 20時22分08秒  /  コメント( 0 )

ガラスサイン(建築用...

ガラスサイン(建築用ガラスサイン)

最近は表札や看板でガラス材が使われることが目立ってきました。

我々は主に建築用のガラスサインの依頼が多いですが、ガラスサインの留め方は大きく分けて2パターン。

ひとつは専用金物の化粧ビスで留める方法。
でもこの方法は大きいガラスサインの場合は強化ガラスにしなければ割れます。

二つ目は床や地面からガラスだけが出ている自立という方法。
重要なのは底辺の見えない部分、ここを金属でしっかりと作ってもらわなければきれいに安全に立ちません。

今回は高さは800ミリほどですが長さが4,7mあり、長いです。
4,7mの一枚ガラスは見たら「長っ!」ってなりますよ。


そのガラス中央に金属の切り文字を接着します。
デザイン的でしょうが、切り文字30ミリ各くらいと小さい。小さければ小さいほど接着レイアウトは難しくなります。いわゆる文字が「踊る」という現象が出やすくなります。
もう1mmずれたらおかしく見えてしまう。

ガラスと金属は接着の相性がいいので、しっかりとつきます。ただし金属の裏面はフラット状でなければなりません。

ガラスとステンレス、スタイリッシュ。


取り付け現場はマンションの入り口、エントランス部分。
目隠し状なので強化ガラスと強化ガラスの間には乳半フィルムが挟まっています。

高さがない分、まだ楽。
高いと作業は数倍、大変になってきます。

外装仕事の場合、雨は延期。天気を気にしての作業となり、雨で延期になると他の仕事に影響が出てくるんで、パニックパニック。


うわ〜、男くさそう。
特に外装関係はたま〜に女性がいるくらいですが、内装関係になると女性の職人さんもけっこう見かけるようになりました。

また他の職人さんの仕事を見ることは楽しいものです。自分の仕事のヒントにもなります。

このような場所をとるガラス材の場合は、工程や搬入時期など他の仕事の流れをみて段取りしないと工房内がガラスの交通渋滞になってしまいので、早くから段取りはしておかなければなりません。

でも仕事に追われるとなかなか理想通りにはいきませんもんね。

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Posted at 2016年11月15日 19時01分53秒  /  コメント( 0 )

イタリアステンド設置...

イタリアステンド設置 4 完了 (建築用ステンドグラス)

イタリアのステンドグラス、2mx1m 51枚 無事に設置完了です。

これだけの枚数と面積、また現場条件などで総責任者のプレッシャーは大きいですが、順調に進んでいくと後半はハイになってきます。バカですから。

しかしこれが危険なので、最後の一枚まで声を掛け合って破損しないように動きます。
イタリア人のED氏らも感謝してくれて、苦労が解けていきました。

アートガラスは小さくても、枚数多くて大きくても設置するガラスの許容は3ミリを目指し、各納まり部分なども司令塔がいなければ進まない仕事もあります。

「役者は親の死に目に会えない」というように、専門職で総監督をやっていると同じわけです。
その仕事優先で何かを我慢しなくてはならないこともあります。
というか、よくあります。

イタリアはガラス文化の歴史が長い国なので、十数年前に仕事でタッグを組んだときは日本人にどれだけできるんだ?の空気感がありましたが、彼らの制作した巨大ステンドグラスを述べ122枚無事に設置する過程で同じ目線になってくれたようです。

もっとも最初からイタリア側の言い分、そのまま聞かない我々でしたが。


鉄のパイプジャングル、狭いっす。しかもまっすぐでなく取り付け面が折れ曲がっている。

ステンドグラス用に足場を組むわけではなく、それぞれの仕事ごとに自分らで鉄パイプを部分的にとったりはずしたりし、ステンドグラス搬入ラインを作ります。

搬入ラインと言っても数センチ〜数十センチでまっすぐには進めないわけですが。

とにもかくにも寸法が合って破損なく設置できれば、我々はひと安心。

これから回りの壁や天井、飾り枠の造作の人たちは先にステンドグラスが設置されたので、かなり気を使っての作業となります。

保護としてこの前面にベニヤ板が大工さんによって貼られますので、よろしく。



今回の一番好みの天使の顔。この目ん玉の描き方は勉強になります。顔、でかいです、60cmくらいあります。

もっともイタリア人が描いたのでイタリア顔ができますが、日本人が描くと日本的な顔になってしまいやすい。
生まれて毎日、無意識で見ているのでそうなるんでしょう。

ベニヤで蓋をされ、次に見れるのは約1ヵ月後。

この現場は100年前のアンティークステンドがあと50枚ちょっとありますが、これほど大きくなくて設置場所ももっと楽なので、ちょっと安心。
100年前のアンティークステンドは扱いがずっと楽。

全体完成まであと2ヶ月間、10回くらい行けば終わるんではないだろうか。




さてさてこの1週間、時間が自由にならなかった分、デザイン打ち合わせの宿題が5件分たまっているのと、工房でU氏中心に6物件の制作していたエッチングガラス、ひと物件の取り付けが明日深夜から始まりです。

本日はもう帰ります。

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Posted at 2016年11月10日 19時24分27秒  /  コメント( 0 )

イタリアステンド設置...

イタリアステンド設置 3 (建築用ステンドグラス)


上の10枚が設置完了し、下に移動です。
今回は5列を横移動。前回は7列を縦移動でしたが、横移動のほうが楽なようです。

前回ってなに? 
もう13年くらい前になりますが、日本で一番大きなステンド、71枚は横浜に設置されています。このときの苦労に比べれば、2回目なのである程度のノウハウは蓄積されているんで、前回よりは無駄な動きは少なくなります。
ですので今回は日本で2番目にでかいステンドということです。

ガラスは上から設置していく状況が良くわかる写真です。



下に来るほど楽と言っても楽ではないという状況。

鉄パイプのジャングルなのでパズルのようにステンドグラスをあちこちに動かして潜り抜けていきます。

この場合は鉄パイプとステンドグラスの隙間は狭いところで1センチ。そういう時のクッション材は指や手のひらです。まさに体、張ってます。

写真右のH君、左手がクッション中。

「いてて、早く通してくれよ」
「ゆっくりゆっくりでいこうぜ」と左のトップの職人、MJさん。

人間の身体が最も素晴らしい道具。ただオイラの頭のコンピューターは回路に少々問題があり。

素材はガラスなので鉄パイプに当てたら割れてしまう。でも呼吸があえばいけます。



設置ごとにコーキングというガラスと枠を固めるものを打ち込んでいきます。



ここで床から約14mくらい、室内なので風がない分、楽です。

外部仕事は室内仕事とはいろいろなものの条件が違うので、これまた経験を積むしかありません。

もしくは経験を積んだ協力者に聞く。ともに冷や汗を流せば、宝物を教えてくれますよ。
逆に言えば、認めてくれないと宝物は教えてはくれない。

その人の経験のお宝は血と汗と涙で手に入れたものなので学校と違い、わざわざ教えてはくれません。

学生は授業料を払っているお客、社会はその逆、人生大学校はきびしいのぉ〜。

毎年、落第しそう。

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Posted at 2016年11月09日 19時34分59秒  /  コメント( 0 )

イタリアステンド設置...

イタリアステンド設置 2 (建築用ステンドグラス)


イタリアステンド取り付け、始まりました。

現場の全体寸法をチェック、図面があっても人間のすることですから図面寸法違いはあるものです。寸法違いが途中でわかっても対処の仕方が狭まってくるので、最初にチェック。

スケールで床から測っているのではありません。
この床の下、10数m下にはISさんがスケールの先端を持ってます。

「船底 3寸、下は地獄」のようなもの。




クラフトマンは多くの人が髪の毛が長くて髭を生やしている人が多いので間違えやすいですが、写真はオイラではありません。

何気にRさん立ってるけれども、この下は床から約20mの高さ、仕事で気が入っていると怖くはないものです。



ステンドグラスは良く書くように上から設置。特に今回のようにステンドグラス自体の長さが10mと11m、その下がさらに5m開いているんで、物を落としたときに下からガラスを設置していくと当たって割れる危険性が大きいためです。

上から設置していけば、物を落としてもまだガラスは無いので安心。

これほどでかいステンドグラスですと現場の他の職人さんらも、「上から設置していくんだ」と気になるようです。

上から設置は大変そうですが、下から設置しても上には行かなくては行けないので、同じことです。気分っす、気分。




それに上から設置していけば、徐々に下の段になるんで楽になってきます。

楽って言っても楽ではないんですが、まず最上段、鉄骨の隙間10センチを掛け声かけて上げていきます。

声掛けは重要。

それに人間の最大の発明は言葉、なのでいっぱい声を出さないともったいないですよ。

もっともこのような場面では、けっして品良く優しい言葉ではないんですがね。ましてやそれぞれが一人前のクラフトマンが集まるので、各自の技を前面に出す流れになります。

それをまとめていくのがオイラの仕事のひとつ。オーケストラの指揮者のような役目。

でもこのような現場では曲目はクラシックではなく、ヘヴィメタ、ハードロックのようなので指揮棒を振るのも激しくなり、10名のクラフトマンをまとめるのは体力の消耗も激しいっす。

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Posted at 2016年11月08日 22時23分33秒  /  コメント( 0 )

イタリアステンド設置...

イタリアステンド設置開始(建築用ステンドグラス)


本日からイタリアのステンド 51枚 2mx51mの取り付け開始です。

現場の都合で予定よりも2週間遅れています。
しかしオープンの日は変わらないので内装関係者はよりへヴィーになってきます。

このような20mの鉄骨足場の最上段からステンドを取り付けていきます。



仕事ではかなり高い場所でも気が張っているんで怖くはありません。

つらいのはこの20mを何回も上り下りすること。もう部活のしごきです。




金物下準備を任せて、帰社して5名で積み込み。




安全第一・・・ステンドのね。

腕や足が切れても折れても直りますが、替えがないこのようなステンドグラスは直りませんから。

「怪我と道具は自分持ち」 昔からの職人言い伝えです。

でも今の世の中ではこんなことは通用しないんだろうな。オイラにしてみたら現代社会はちょっと細かくてうるさすぎ。

批判のご意見はお聞きします。でも聞くだけで、体を張って仕事を進める姿勢は直すことはもう出来ません。

申し訳ない!

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Posted at 2016年11月04日 23時02分53秒  /  コメント( 0 )

ダルガラスアート(ヒ...

ダルガラスアート(ヒューネラルアートガラス)

一年の後半は月日の経つのがより早く感じます。この夏に制作しましたダルアートガラスの完成写真です。

ダルガラスは厚さが20〜30ミリと厚いためにキューブ状にきれいに磨くことがとても気を使います。でも決まればガラスが厚い分、重厚感、高級感が感じられ、唯一無二のオリジナルアートガラスになります。

接着しているベースのクリアガラスはこの場合は強化ガラスです。強化ガラスは専門のメーカーがあります。このメーカーのAD氏はガラス業界に共に20代で携わり、ともに冷や汗を流しまくった仲なので、いろいろと細かく動いてくれてます。感謝。

知り合った頃の若造もお互いに責任者だけれども、基本はあの頃のまま。お互いに責任が重くなっちゃっただけ。いや〜、若い頃は仕事で朝日、よく見たねぇ〜。


ガラスという不思議な素材は色も魅せられます。

常温で液体、加温させて気体、マイナス温度で個体が「水」、常温で個体、加温させて液体が「ガラス」。ですのでガラスそのものの定義は液体です。常温で固まっている不思議な液体。

この文を書いていたら、氷彫刻の世界からガラスの世界へと移った自分は、両方の素材を体でいやというほど体感してるんだにぃ〜、と思った。もういやっってくらいにね。


音符のステンド墓石と同じ場所ですが、こちらのデザイナーも女性のMJさん。

音符同様、女性らしいラインの軟らかさを感じる、めちゃくちゃ素敵な墓石。大理石ってこのような形に磨けるんですね。

これは裏側からの写真ですが、裏もこのようにクリアできれいです。

石の磨きをいつか見てみたいです。ガラスの磨きは素材が透明でけっこう硬く、もろいのでこのような一体型は出来ません。



様々な分野の仕事はとても興味あり、勉強になります。各分野の技、見ていてあきません。

金箔の仕事も決定したら、もう一度、金沢へ行って学び直そうかな、とも思います。今使用しているディズニーランド仕様の金粉のほうも、日本古来の金粉も使えるようになりたいです。

でも、時間が自由になるかが不透明。

これから、超難関で巨大なイタリアステンドの取り付け現場が動き出します。当初計画から現場はすでに2週間は遅れていますが、オープン日は動かないので内装関係者はみな、嵐の前の静けさ・・・

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Posted at 2016年11月02日 19時27分13秒  /  コメント( 0 )