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2011-06 の記事

エッチングガラス仕様...

高級クラブの提案を時間をかけてやり取りしていますが、なかなか難しいです。 クラブっていっても運動クラブや囲碁クラブではありません。

建築インテリアのクラブはお酒を飲むところ。 そういえば今は昔のディスコをクラブと言いますが時代で言葉文化も違ってきますねー。


写真は曲げたガラスを使ったアートガラスの柱です。 うっすらと柱が透けて見えているでしょ。

客室空間に柱があると圧迫感があるのと柱の位置が気になるので、逆転の発想でアートガラスの柱にしてオブジェ的に見せよう、と設計デザイナーとの打ち合せで決定しました。

このアートガラスは、下からエッチングガラス仕様で上に向かって徐々に曇りがうすくなっています。 中の柱が浮かんでいるよう。

これであれば邪魔な柱もアピール部分になり、幻想的なエッチングアートガラスになります。

下部分は100%くもっており、上は10%ほどのくもりです。 縦方向に3ミリの透明ラインが入っていますのでデザイン的には締まって見えます。

半円の曲げガラスを2枚合わせて取り付けていますが、これが頭で考える以上に半円ガラスを合わせることがむずかしいです。

もう曲げガラスの制作命。 ここにすべてがかかってます。 曲げガラス会社の社長に納まる仕様を伝えておかないとまずい仕事です。

大きさは1000ミリx高さ3200ミリくらい。 これを5本立てました。 しかもビルの5階、エレベーターに斜めにして2センチくらいの余裕で1枚ずつ、10回。 しかもガラスは半円なので大騒ぎで、気を引き締めて入れ込まないとコチンってかけます。

半円は取り付ける時に、斜めにすると入りませんので平行移動で入れ込みます。

朝から取り付け始めて、終わったのが翌朝・・・8名で。

でも、クラブ関係は高級なイメージと話題性が重要なので、各設計デザイナーの新しい仕様チャレンジが要望されます。

大変ですがおもしろいです。 またはおもしろいですが大変です。

2011−06−02 19:25

Posted at 2011年06月03日 13時07分38秒  /  コメント( 0 )

アートガラストロフィ...


日本テレビ局の優秀賞トロフィーです。 形的にはトロフィーとは言わないでしょうが、10年間以上、この季節に制作依頼があります。

いつも「もう1年たったんだ」という感じで、振り返るとあっという間です。

小学校の6年間はとっても長く感じたものですが、大人になればなるほど時間の過ぎるスピードも速く感じます。

ずっと自分は小学生かな、くらい長く感じました。 たぶん同じリズムの毎日で、さらに勉強がきらいな性格のせいもあると思います。

基本的には興味あることしか学ぼうとしないので、興味ない分野はもうどうにもなりません。 でも学校としてはすべての学問が平均して良いのがよし、というような感じでしたので、よく言われました。

「やればできるんだから」・・・できる、できないの以前にエネルギーが出てこん。

写真の左が磨き終わったガラスです。 右が吹いて作ったガラスの原型。 これを手磨きでここまで磨ける集団は他には知りません。 ものすごい磨きです。

特に全面のアール、しかも内アール部分なんて毎回同じ磨いた場所を見て驚いてます。

ガラス原型はNちゃん、テレビチャンピヨンの吹きガラスアーティスト優勝者です! 磨きはS硝子のSさん。

このようにすべて自社加工ではなく、いかにいろいろな人たちと交流が持てるか、ということがオイラには大切。

以前のも書きましたが、ものつくりの人間はとかく、自社のみ、つまり自分のみで仕事をしたがりますが、それではいろいろな要望に答えることができません。

まっ、自分のみでやりたいのはものすごくわかりますが、それはいろいろな苦労を重ねた晩年でよいと自分は思っています。

勘違いしやすいのは、テレビなどで職人さんがひとりで仕事をやっているのを見て、自由なひとり仕事と思ってしまうこと。

ひとりで仕事を続けていっている方は、たくさんの協力者がいます。 だた見えないだけ。

そしてひとりでやっている人は、やらせたらチームリーダーができる人。 そのくらい中身がないとひとりではやり続けられません。

それにはまず人とともに苦労する事、その山をたくさん越えないと次の山は登れません、と思っています。

最初は、低い丘でルンルンに登れても段々高い山になるほど装備が違うように、人間の中身の装備も違わないと遭難します。

丘にピクニックいく装備で富士山、エベレストは登れないのと同じことです。

大変なのはこの人間の装備は自分で揃えていかないと、誰もくれないということ。

この後はこのガラスに彫刻し、ガラスベースを作っていきます。 そしてアートガラスのトロフィー完成となります。

2011−06−01 20:07

Posted at 2011年06月01日 20時07分10秒  /  コメント( 0 )

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