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アンティークステンドリペア(結婚式場ステンドグラス)

アンティークステンドリペア(結婚式場ステンドグラス)

100年以上前のヨーロッパのステンドグラス、リペアして設置。

ガラスは腐りませんが、ガラスをとめている鉛線が紫外線や雨などでぼろぼろになっています。
もう紙のように切れます。

ガラスも部分的には欠けたり無くなっていたりしますので、割れの修理やイメージが違わないガラスを象嵌していきます。

100年前のステンドグラスの主な役割は、字を読めない人々にキリストの説明を絵でする目的でした。紙芝居のようなもの。
現在よりも多くの方が、まだ字は読めなかったようです。

制作も長い時間をかけていたことが、ステンドグラスに触れるとわかります。


この時代のステンドグラスのあとでは、もっと絵画的になってきます。
絵は画家が描いて、ガラス制作とは分業になってきます。

宗教的な目的から現在では装飾的な目的とステンドグラスも変化してきましたが、この時代のステンドグラスはガラス材含めて、ガラス屋には魅力的です。

またガラス屋として、携えることで見えてくることがありますので、感謝です。


上部の空間はキャットウォークと言います。
日本の式場ではこの空間があるところは限られてきますが、天井含めて作るのが難しい。

この現場でもステンドグラスを取り付けているときに、同時進行だった天井造作職人はおおいに悩んでいました。

まあ、それを石組みで数百年前に作ったヨーロッパの職人はものすごいわけです。
欧州では石文化、日本では世界最高である木の文化。

石と木の建物では構造上、石は縦長、木は横長と窓が違います。
古都の和風建築では窓の形や風景を借景として、限られた空間を演出してきたセンスはこれまた素敵であります。

もっとも日本人の家は、木と土と紙で出来ている、と来ていた外国人は実物を見て驚いたということですが。

五重塔を見たアメリカの建築家が、どんなコンピュータのソフトで設計したのか、と聞いたそうですもんね。

寺社の優美な屋根の反りは、そのときの棟梁が決める、と以前仕事をした寺社建築の人が質問に答えてくれました。
職人もセンスが無ければいけない、と言うことです。

景気が良いときに多くの地方都市がリトル東京化してしまい、そのときに開発に乗り遅れた日本の風景を感じさせる町が今 注目されていることを考えると、多くのお宝が壊されてしまったと感じます、残念ですがね。

一度、壊された町はもう再現は出来ませんもんね。
我が出身の鎌倉も30年前の町並みは無くなってきました。

また大きな原因のひとつで、相続税があります。
大きなお屋敷は壊して、切り売りするし税を払うしかないので、昔の屋敷はもう全滅に近いです。 

こちらも残念なことです。

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Posted at 2017年03月14日 19時38分43秒

 
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