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ガラスオブジェ(建築用インテリアアートガラス)

ガラスオブジェ(建築用インテリアアートガラス)


前回 女性の職人の本の話を書きましたので、女性ガラス作家さんの仕事のひとつをご紹介。

春に東京のマンションで徹夜で組み上げた400キロの積層ガラスの時にロビーにあった積層オブジェです。

大きさは高さで80cmほど。5ミリガラスを使用していますので細かい断層になっています。

この方は積層オブジェをかなり以前から制作している女性の方。伊豆のガラス美術館や名古屋の地下街でかなり大きなものを見れます。



ガラスを扱っている人にはこの形を作る難しさが理解されると思いますが、どうやってこの形にガラスをカットしていくか、という疑問も出てくると思います。

ガラスだけで考えると、このような流線型の形はまず、きれいに組めません。試行錯誤して苦労なさって作り上げたオリジナルと思いますので、制作方法は皆さんで考えてください。

なんでも初めにやった方は素晴らしい。たどり着くまでの苦労に尊敬します。物事は10を1000にすることも素晴らしいですが、0を1にすることは、より素晴らしい。

ですので数字の大きさだけで判断すると、見誤りますよ〜。

有名な数寄屋造りの大工の親方が、仕事で一緒になった大手会社、担当者の「当社は大企業でそちらは零細企業」という言葉に対して、
「うちは零細企業という名の会社ではない。数寄屋造り大工集団だ」と以前に聞きましたが、憧れます。

このような話、好きなんでいっぱいあります。徐々に書きます。


昔の仕事の出し方、職人を守る仕事の話ですが、その一つに伊勢神宮の建て替えがあります。行ったことはありません。伊勢神宮は20年に一度、建て替えるそうですが、この20年という年月に重要な意味があります。

大きな意味は職人技の伝承、ということですが、20年であれば10〜20代の若者が手元として、30〜40代の働き盛りが最前線で、50〜60代のベテランが指揮をとる、と職人人生で3回、それぞれの立場で仕事をできるというのが20年。

これが30年に一度となってしまうと各世代が続かなくなってしまうわけです。20年間隔で確かもう60数回、1200年以上なのではないかと。

50年に一度なんてなったら、もう建て替える人は初めての人ばかり。このように伊勢神宮の周りの職人集団の技の伝承を考えて、あの地域では仕事を生み出していたということ。

桂離宮の大修理の話や姫路城はじめ、各地の仕事は長ければ数百年ぶり、ということですので、携わる親方連中の苦労話は頭が下がります。

当工房も新東京駅開業にアートガラスとエッチングガラスに携わらせてもらいましたが、開業時の資料は戦争で焼けちゃって、残っているのは2センチくらいのよく見えない壁の装飾写真。その2僂料飾を2mにするのは、当工房メンバーで意見出し合いましたよ。

2僂鬘横蹐法△佑困澆T-レックスにするようなもんです。

まわりのイメージや開業時代の装飾など探しまくって、描いた下絵は30数枚。でも携われてうれしかったです。南ドームとステーションホテルロビーにあります。共に20mくらい。時間ないなか、ヘルプの人含めて、10名みんな頑張りました。

この国はもっともっと伝統文化を国力あげて守らないと、誇れるものがどんどん絶滅していってますよ。

その点、フランスは素晴らしい。・・・つづく

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Posted at 2015年06月19日 23時32分06秒

 
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