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現代和風ガラスアート2(建築用インテリアアートガラス)

現代和風ガラスアート2(建築用インテリアアートガラス)


先日 エネルギー切れで書くのをめげた現代和風のガラスアートです。

横浜のクラブ、設計のDN先生の仕事でした。DN先生はユーミンで有名になった「ドルフィン」の設計者。多くの横浜のお店を設計して、アートガラスがあると必ずお声をかけてくれます。

今回の宿題は、「和風、古臭くない、面白い素材で考えて、ゴールド欲しいかな」これだけ。

そこでもう輸入中止になったけれども在庫で持っている金〜青〜紫色の変わるガラス材を使って丸いガラス玉と和紙柄のボカシ仕様で、ガラス2枚重ねました。




ワイドは2700ミリですが5階までエレベーターに入らないので、3分割。2分割よりも3分割のほうがデザイン的です。

ただしどうやって2枚重ねの3連ガラスをカッコ良く立てるか、をDN先生とともに悩みました。

通常は丸い金属パイプを立てれば容易なのですが、このようなインテリア重視のクラブでは「金属パイプはダサい」となります。

各ガラスの間に10ミリガラスを接着して固定する方法に決定しましたが、現場で立てながらの接着は大変。ガラスを補強する立てるガラスのことを「方立て」といいます。

ホタテではなく「ほうたて」、ガラスの小口が割れる状態を「ハマ、ハマグリ」といいますが立てるのはホタテでなく、ほうたて。傍らで聞いている人には何言ってるんだか、わからんこと、各業界であります。業界スラング。

早口だと「タコで持つとき、ホタテにハマグリ入れるなよ、行って来いで、カネ出してチリ合わせて、ギッタンバッコンしないで」・・・この内容がわかれば現場で戦力の一人になれます。

3名で丸一日、かかりました。前日まで1700キロの広島往復だったのでちょっとへヴィーでしたが、それは設置後に感じること。設置中は気が張っているのであまり感じません。ナチュラルハイ、ってやつかな。昼飯は18時にとれました。

「DN先生、設置できました」「うん、良くできました」

現代的な和風デザインで納まりも良いと思います。




同じ現場でTRガラス工房のTRさんが組み上げていた積層ガラス柱。床〜天井で4本。

「ガラス何枚あるの?」「2000枚」2000枚は大変ですがTRさんも元町の現場と掛け持ちでノンストップです。

お店はオープン日が決定しているので、引き渡しまでには内装関係は完成させなければなりません、寝なくとも。

完成してきれいなガラスアートを見て、希望する人の多くはこの現場作業でギブアップしちゃいます。一回、二回ではなくてこれが通常なんですから。また現場の各職人さんらも気が入っている人たちなんで、対人関係の世界にも「合う合わない」があります。

ガラスの世界を希望する人へのアドバイスでまず問いかけるのは、ガラスアーティスト希望なのか、ガラス職人を希望なのか。これでアドバイスの内容は180度、違ってきます。

なぜならば、ガラスアーティスト希望者の心は「あこがれ」、ガラス職人希望者の心は「覚悟」。

どちらも目指したい世界はバラ色に見えますが、どんな仕事も身も心も泥まみれになります。
とくにガラスアーティスト希望者には、たとえ嫌われても痛いこと、言いますよ〜。

大切なのは「それでもやりたいんだ。でもやるしかないんだ」この生命。この生命があれば目指せるかもしれません。

「生命」でなく、やりたい「気持ち」くらいだとこちらも「気持ち」でのお話。ただし本気の人にはこちらも本気で返さなければ失礼なのでね。



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Posted at 2015年05月25日 21時02分58秒

 
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