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エッチングガラスと彩色(建築用エッチングカラーガラス)

エッチングガラスと彩色(建築用エッチングカラーガラス)

何度か書いてますがガラスに色を着けたい、という要望があります。またアートガラスに携わっている方からガラスに色を着ける技法の質問もあります。

アートガラスに携わっている方には残念ですがすべては教えられませんが、逆にダメな色材をお教えしてます。試行錯誤して最適な色材を探した我々はそれがノウハウのひとつ、ご飯が食べられるひとつなので申し訳ありません。

でもダメな色材を知る事で無駄な試行錯誤の時間が無くなり、材料を絞っていけます。
ガラスに色を定着させるのは大掛かりな設備で予算、納期ともにたっぷりでしたらまだ良いのでしょうが、様々な色、様々なデザイン、短納期、限られた予算などの中ですので、その中では今の色材が我々には最適と思ってます。

我々が探せたんですから探せますよ、日本国内にある材料なので。ただガラスメーカーや工芸ガラス問屋では扱ってません。ヒントは発想の転換。

色の使い方は透明色、不透明色の2パターン。たまに透明でありながら不透明、と思ったら透明みたいな色希望、なんてありますが色材は半透明の状態では小さい面積でしたらOKですが、大きな面積では色ムラでますのでお奨めしません。

今回紹介は不透明な色の使い方をしたアートガラス。



要望イメージは空間にいろいろなリボンが舞っている感じ。背面が壁になり、全面一方からしか見ない仕様なので色も不透明です。不透明ですとイラストを描く様にハイライトや影をだせます。

でも裏から加工していくので色の着け方は通常の逆。この場合はハイライトと影からです。



色の部分、リボンはサンドブラスト技法で彫っています。不透明色を入れますと彫った部分、深く彫っても光が入らないため、彫ったエッジが活きないためあまり深くは彫りません。1ミリ前後です。でも彫らないとのっぺりしちゃいます。

ベースがガラスの透明でハイライトや影の影響でリボンが宙を舞っているようです。ある意味、だまし絵的な効果ですが、ガラスのクリアー感がなんとも言えない艶っぽさをだしてくれます。

もひとつ



これもサンドブラスト+色です。これはある大きな空間への壁のための試作でした。

しかしあまりに大きな面積でしたのでいっぱいになるとリアル感で気持ち悪くなりそう、とボツりました。

もっとシンプルでいい、と言われましたが正直、このイメージをシンプルにするのができませんでした。

今ではインクジェット印刷フィルムが良いものが出来ますのでその様な場合はフィルム印刷してガラスに貼った方法が最適と思います。

ただフィルム印刷は温かみが無いんですが、適材適所、予算含めて限られた中での材や技法を探す事がいいわけです・

この色ガラスの表現、ものすごく大変なエネルギーと時間が必要なため、もう作る機会は無いかもしれません。

それよりも新しいアートガラスを試行錯誤したほうが価値はあるわけです。

ユニクロに才能は売っていませんか?イケアにあるかも。あそこは限られた条件の中でセンスいいものいっぱいありますもんね。素晴らしいです。


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☆ ガラス工房デュー http//www.glass-dew.co.jp/

Posted at 2013年10月17日 16時58分20秒

 
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