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ステンドグラスの絵付け

愛犬家の方からの依頼のステンドグラス、制作途中です。

このようにかわいがっている動物などはメチャクチャむずかしいです。なぜならば参考写真はその瞬間の表情ですが毎日、家族同様に過ごしている方は色々な表情を感じているので似せる事が非常に大変。

自宅の犬と猫もいろんな表情します。

絵付けステンドグラスを担当してくれたEさん、写真より生っぽくていいです。写真とはまた一味違うリアル感、存在感を感じます。

エッチングガラスは細かい表現を彫刻で出せますが、ステンドグラスは色の組み合わせなので基本は細かい表現は無理です。そこでガラスに絵付け技法で描いていきます。

教会にあるステンドグラスの絵はそれです。

ただ描く塗料は高温で焼いて初めてガラスと一体化します。ですので使う色ごとにガラスを焼く釜に入れ、描いては焼き、描いては焼くわけです。とても手間、かかってます。

焼きあがってもすぐに釜から出すと急に冷めてガラスが割れますので時間をかけて冷ましてからでないと取り出せません。

ですので絵付けステンドグラスは短納期と言われて徹夜仕事をしても無理なわけです。

ヨーロッパのアンティークステンドグラスなんて完成まで数十年なんてザラ。

当時、字が読める人が少なかったので絵で信仰の話を理解させるために絵付けステンドグラスは発展したわけです。

ですので教会のステンドグラスの絵はただ並んでいるのではなく、ストーリーで並んでいます。

今、リペアしているアンティークステンドグラスも素晴らしい絵ですが、なんと言っても使っているガラス材が手で焼いているガラスなので、そりゃもうすばらしい。

現代では入手できないガラス材ばかりです。

2011-05-17 19:25

Posted at 2011年05月19日 15時44分14秒

 
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