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2011-04 の記事

地震後の当院での状況

 3月14日より通常にて診療を再開致しました。しかしながら、物流の遮断のため、診療材料の入荷が見込めない状態です。また、ガソリンの不足により、宅配便などの荷物の集配も停止している状況です。
 当院では、患者様お一人お一人に手袋を当然ながら替えて診療を行っておりますが、もし、手袋が欠品した場合には診療中止を余儀なくされる事態と考えております。
 また、技工所さんの技工物の集配は宅急便あるいは車にて行われているのが通常ですが、ガソリン入手が困難になると技工物の発注が難しくなります。今後、冠などの修復物の装着に遅れが出る場合が考えられます。
 節電の対策として、夜間の看板照明の消灯を行いました。夜間、初めてご来院される患者様にはご不便をおかけ致しますが、ご理解をお願い致します。
 14日、東北電力が発表いたしました計画停電の実施は現在検討中とのことですが、その際は休診となります。また、電話も繋がらなくなることと思われます。
 今後、変化する事象に出来るだけ対応し、診療に努める所存です。また、被災地の方々の心境を思うと、職員一同、まず私どもが出来るところから出来ることをすることで、僅かながらでも支援して参りたいと存じます。一人でも多くの方の救出と、生存された方の安全が一日も早く確保されますことを心からお祈りしております。

Posted at 2011年04月19日 19時34分55秒

こどもの心を守るため...

4月6日、弘前市内の多くの小学校は入学式ご行われます。無事入学を迎えられることは何よりも有り難いことだと思います。
3月11日以降、テレビの内容は大きく変わりました。少しずつ以前の状態には戻ってきていますが、まだまだニュースをみると衝撃的な映像も流れています。
子ども達の心を守るために、小児神経学会より提言が出されています。
ご参考にされてください。

子どもに被害映像を見せない配慮を!
―子どもの心を守るために、マスメディアの方にお願いしたいこと―
 

 はじめに、東北関東大震災で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また被災された地域の一日も早い復興をお祈りいたします。
 本学会といたしましても、役に立てるような活動をしていく所存であります。その一環として、マスメディアの方に以下のお願いをしたいと考えます。
 今回の地震は東日本に広く生じたものであり、被災地以外のお子さんも揺れや停電を体験しています。そのため、そのニュース映像に触れたお子さんにも心的外傷が起こりえる状況にあります。マスメディアの方にはその点をご理解いただき、子どもの視聴に対してのご配慮をいただけたらと思います。
 報道を見ることによる子どもへの影響は、以下の特徴から来ると言われています。
[発達の特徴から]
・ 言葉での理解がまだ大人のようにできないため、映像や画像に伴う事実の把握ができず、その映像や画像の衝撃が大きい。
・ 自分中心に世界や物事を捉える特徴があり、自分の見たもの聞いたものが自分とは無関係であると思いにくく、すぐに自分の近くでも起きるのではないか、あるいは自分に何か責任があるのではないかと思ってしまう。
・ 時間感覚の発達がまだ途上であるため、過去の出来事を録画再生したものであるということが理解しづらく、今また起きていると思ってしまう。
・ 小学校中学年くらいのお子さんであれば、自発的にニュースやインターネットでの情報収取が可能であり、映像に触れる時間が増加する。感受性が豊かであるために、出来事に感情移入しやすい。
[脳の機能から]
・ 視覚・聴覚などの感覚刺激は視床などがフィルターとなって刺激の減弱などの処理をしていると考えられている。子どもの脳は発達が途上であるため、それらの機能も未発達であることが一般的に認められており、刺激過多の状況では許容範囲以上の刺激を取り込んでしまう恐れがある。処理能力を越えた量の映像は結果的に脳神経細胞の障害をきたすことになる。このことは、心的外傷を負った子どもに海馬の委縮が認められるという報告からもうかがえる。
・ 日常の出来事の認知的な要素は大脳辺縁系の海馬で保管され、情緒的要素は扁桃体で保管されるとされている。通常の出来事はそのことを考えたり話したりすることで右の大脳辺縁系から左の大脳新皮質へと移行していくが、生命の危機的状況に遭遇するとこの情報処理システムが壊れるという説がある。このような状態では、脳は副腎髄質に信号を送り、逃走逃亡反応(fight or flight response)を起こさせるような沢山のホルモンを発生させるとされており、この多量のホルモンは左脳にある言語や理解を司る部分の働きを妨害し、トラウマ体験は感情やイメージや感覚といったものを扱う右脳だけに閉じ込められてしまうと考えられている。それにより引き起こる子どもの様子は、言葉が出なくなる、音や匂いに敏感になる、悪夢を見る(しかしその内容などを言葉で説明できなくなる)などがあるとされている。
 この戦後最大の震災を体験している私たちは、大人も子どもも未だ大変なショック状態にあり、不安と恐怖と隣り合わせにいます。そのような中で、子どもを更に災害報道にさらすことは、脳への情報を更に増し、様々な身体症状を呈する原因となってしまうと考えられます。また、このような身体症状は子どもの健康な発達過程をも阻む可能性があり、より問題が複雑化してしまう可能性があると思われます。
 小さなお子さんが災害報道を見る機会をできるだけ最小に抑えられるよう、この事実を視聴者に伝えたり、「小さなお子さんには見せないでください」というテロップを付けるなどのご配慮をいただきたいと思います。

2011年3月25日
日本小児神経学会理事長
大澤真木子(東京女子医科大学小児科)


<引用・参考文献>
1)Baggerly, J. (Writer/Director). (2007). Disaster mental health and crisis stabilization for children [Videotape]. Framingham, MA: Microtraining Associates. (Available from 25 Burdette Avenue - Framingham, MA 01702).
2)Solomon, E. P., & Heide, K. M. (2005). The biology of trauma. Implication for treatment. Journal of Interpersonal Violence, 20(1), 51-60.
3)東京プレイセラピーセンター.(2011).災害報道と子ども.東京プレイセラピーセンターホームページ『保護者の方へ』2011.3.12.
http://www.tokyoplaytherapy.org/resources/災害報道と子ども.pdf
4)McLachlan, Neil; Wilson, Sarah.(2010).The central role of recognition in auditory perception: A neurobiological model.Psychological Review, Vol 117(1), Jan 2010, 175-96.
<その他資料>
1) Kathryn A. Becker-Blease, PhD.David Finkelhor, PhD.Heather Turner, PhD.(2008). Media Exposure Predicts Children's Reactions to Crime and Terrorism.Journal of Trauma & Dissociation, Vol.9(2), 2008.
2) Betty Pfefferbaum, MD, JD, Thomas W. Seale, PhD, Edward N. Brandt Jr., MD, PhD, Rose L. Pfefferbaum, PhD, MPH, Debby E. Doughty, PhD,and Scott M. Rainwater, MEd.(2003).Media Exposure in Children One Hundred Miles From a Terrorist Bombing.Annals of Clinical Psychiatry, Vol.15(1), March 2003.
3) Michael W. Otto, Aude Henina, Dina R. Hirshfeld-Becker, Mark H. Pollack, Joseph Biederman and Jerrold F. Rosenbaum.(2007).Posttraumatic stress disorder symptoms following media exposure to tragic events: Impact of 9/11 on children at risk for anxiety disorders.Journal of Anxiety Disorders Vol.21(7), 888-902, 2007.
4) Conway F. Saylor, Brian L. Cowart, Julie A. Lipovsky, Crystal Jackson, and A. J. Finch Jr.(2003). Media Exposure to September 11: Elementary School Students' Experiences and Posttraumatic Symptoms.American Behavioral Scientist August 2003 Vol.46 (12), 1622-42.
5) The National Child Traumatic Stress Network (アメリカの国立児童トラウマストレスネットワークによる津波とトラウマの情報。このページに、メディアに触れさせすぎないことの重要性が書いてあります。
http://nctsnet.org/sites/default/files/assets/pdfs/talking_with_children_about_tsunamis_final.pdf
情報提供:日本プレイセラピー協会、東京プレイセラピーセンター

Posted at 2011年04月06日 16時45分35秒

セカンドオピニオン外来

セカンドオピニオン外来

全く同じ症状だったとしても、歯医者さん・歯科医院の方針によっては治療方法が変化するということもあり得ます。まずは、「治療の説明を聞き、納得して治療を受ける」、何よりも大切なことです。

よりよい治療を求める場合、また、どのような治療法が良いのか、第二の意見を求めて、その中から最も良いと思うものを選ぶこと。それを「セカンドオピニオンを求める」と言います。

例えば、一本の歯が抜歯になったとき、ある先生は固定された金属の冠(ブリッジ)の治療をお勧めになったとします。しかし、別の先生はインプラントを積極的に診療しており、技術もあればインプラントをお勧めになるでしょう。義歯に卓抜した先生は、義歯をお勧めになるかもしれません。しかし、治療をお受けになる主体は患者様です。ご自分が一番納得する治療方法を選択されるべきです。

よく、「よくわからないので先生にお任せします」とおっしゃる患者様もいます。それが、本当の信頼関係の上で成り立つ会話であればよいのですが、全てがそうではないことを私どもは知っています。セカンドオピニオンは欧米では当たり前ですが、まだまだ日本では知られていないようです。先生に良く思われないのではないかしら・・・・、と心配される方もいらっしゃいます。しかし、徐々にですが日本でも一般に知られるようになってきました。

私どもは「治療の主体は常に、患者様であってほしい」と願っています。私ども医療従事者は技術と知識をご提供し、「治りたい」と思う患者様をサポートするチームでありたいと願っています。

治療に迷われる場合にはセカンドオピニオンをお求めになることをお勧めいたします。ただし、ご自分の意見に賛同してくれる歯科医院を探すことを目的にするのではないことをご承知下さい。もし、その歯に抜歯が必要であると判断され、患者様が抜歯を望まれなかったとしても、歯科医学的な見地からは抜歯が妥当であるという結果しか導かれない場合もあります。セカンドオピニオンをお受けになる場合は、先入観をなくしてその治療のメリット・デメリットを冷静にご判断されることが必要になります。

Q,どのような時にセカンドオピニオンを求めれば良いのですか?

・インプラント
・審美治療 (セラミックのかぶせ物、ラミネートベニアなど)
・歯列矯正
・重度の歯周病
・重度の顎関節症
・かみ合わせ(咬合)治療
・その他、10万円を超えるような高額な歯科治療全般など



当院では、皆様がよりよい歯科治療を納得して受けていただくため、現在、通院されている病院・医院・診療所の主治医の先生より、診療情報の提供(検査データ、X線写真など)があり、当院でセカンドオピニオンを受けていただいた後は、必ず主治医の先生のもとにお戻りになることを条件に、ご相談をお受けいたします。

例えば、
・「歯を抜く」と説明されたが、本当に残せないのか疑問。
・治療の説明を受けたが、よく理解できなかった。
・勧められた治療法以外に、どんな治療法があるのか?  など


やぎはしファミリー歯科セカンドオピニオン外来について

1)ご相談に応じられない場合

以下の方々は、大変申し訳ございませんがご相談に応じることができません。

•予約外の場合
•相談内容が当院の専門外である場合
•主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争中に関する相談
•治療が始まっている場合
•医療費の内容、医療給付に関わる相談
•すでに抜歯された歯に対して「歯を保存できたか否か」を相談内容とする場合
•主治医の紹介状がない場合
•特定の医師・医療機関への紹介を希望する場合
•相談に必要な資料(診療情報提供書・検査データ・レントゲンフィルムなど)を持参できない場合
•セカンドオピニオンの求めに応じることが困難と当院が判断した場合
•最初から本院への転院を希望されている場合

2)ご予約可能時間 

9:30〜17:00

3)セカンドオピニオン外来の費用

相談時間30分まで5,250円(消費税込み)
その後30分までごとに5,250円加算となります。
※健康保険は適用されません。
※料金は、当日の相談終了後にお支払いいただきます。
※お問い合わせやご予約等については料金はかかりません。


4)セカンドオピニオン外来の相談までの流れ

1)患者様より主治医の先生に紹介状をご依頼下さい

2)相談者ご本人からのお申込 

 お電話にてご予約をお願い致します。 0172−36−4180

3)相談日当日に必要なものなど 

ご持参していただくもの
健康保険証および患者さんご本人であることを確認できる書類。
主治医が作成した診療情報提供書
検査結果資料等(X線、検査データ等)・・・可能な範囲内でご持参願います。


当院で治療をお受け頂いている患者様へのセカンドオピニオンのご案内

私どもは、皆様にとってベストと考える治療法をご提案させていただき、納得していただいてから治療に入るよう心がけております。しかしながら、ご提案させていただく方法以外にも治療法があるのは事実ですし、私どものご提案にご納得いただけない場合もあるかと思います。
当院では、皆様が歯科治療を安心して受けていただくため、ご希望の方には、セカンドオピニオンの受診をお勧めしております。ご希望の方は、遠慮無く歯科医師・スタッフまでご相談ください。
一番大切なのは、皆様の「安心・納得」です。

当院通院中の患者様における他の歯科医師のセカンドオピニオンをお受けになる場合の資料作成に関して

・保険外治療に関して保険外検査診断料をお受けしている患者様に関しては紹介状作成は無料となります。
・保険診療にて治療中の患者様は保険診療の決まりに従ってご請求申し上げます。

Posted at 2011年04月01日 18時07分46秒